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公開番号2024034970
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022139576
出願日2022-09-01
発明の名称建築物の施工方法
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人,個人
主分類E04B 1/35 20060101AFI20240306BHJP(建築物)
要約【課題】屋根面の水平剛性を確保することが可能な木質の屋根支持構造を備えた建築物をローコストで施工可能な建築物の施工方法を提供することである。
【解決手段】第1の壁2、第2の壁3、木質の屋根支持構造4及び屋根支持構造4に支持された屋根5を有する建築物1の施工方法であって、それぞれ上弦材11a、13a、先端において上弦材11a、13aに連結された下弦材11b、13b及び上弦材11a、13aと下弦材11b、13bとを連結する束材11cを備えた4つの木質のトラス体11~14を製造する工程と、4つのトラス体11~14を、基端において第1の壁2ないし第2の壁3に水平方向に対して傾斜して連結して、第1の壁2と第2の壁3との間に平面視でX字状に配置する工程と、4つのトラス体11~14の先端を接合材20に連結して屋根支持構造4を形成する工程と、を有することを特徴とする。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
第1の壁、第2の壁、前記第1の壁と前記第2の壁との間に設けられた木質の屋根支持構造及び前記屋根支持構造に支持された屋根を有する建築物の施工方法であって、
それぞれ上弦材、先端において前記上弦材に連結された下弦材及び前記上弦材と前記下弦材とを連結する束材を備えた4つの木質のトラス体を製造する工程と、
4つの前記トラス体を、基端において前記第1の壁ないし前記第2の壁に水平方向に対して傾斜して連結して、前記第1の壁と前記第2の壁との間に平面視でX字状に配置する工程と、
4つの前記トラス体の先端を接合材に連結して前記屋根支持構造を形成する工程と、を有することを特徴とする建築物の施工方法。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
上弦材半体、先端において前記上弦材半体に連結された下弦材半体及び前記上弦材半体と前記下弦材半体とを連結する第1束材を備えた第1トラス半体を製造する工程と、
上弦材半体、前記上弦材半体の下方に配置された下弦材半体及び前記上弦材半体と前記下弦材半体とを連結する第2束材を備えた第2トラス半体を製造する工程と、
前記第1トラス半体と前記第2トラス半体とを連結して前記トラス体を製造する工程と、をさらに有する、請求項1に記載の建築物の施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、木質の屋根支持構造を有する建築物の施工方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、木材の利用を促進するために、木造建築の普及が求められている。
【0003】
例えば特許文献1には、一対の壁の間に設けられて屋根を支持する屋根支持構造として、木質の屋根支持構造を採用した建築物が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6202465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
木質の屋根支持構造は、例えば倉庫や工場などの広い無柱空間が必要なロングスパンの建築物においても採用されるようになってきている。
【0006】
しかし、上記従来の木質の屋根支持構造は、ロングスパンの建築物において、屋根面の水平剛性を十分に確保することが困難であり、当該水平剛性を確保するために、各部材の連結部分に金属製プレートなどの金物を用いる必要があるなど、その構造が複雑となり、建築物を施工するためのコストが高くなってしまうという問題点があった。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、屋根面の水平剛性を確保することが可能な木質の屋根支持構造を備えた建築物をローコストで施工可能な建築物の施工方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の建築物の施工方法は、第1の壁、第2の壁、前記第1の壁と前記第2の壁との間に設けられた木質の屋根支持構造及び前記屋根支持構造に支持された屋根を有する建築物の施工方法であって、それぞれ上弦材、先端において前記上弦材に連結された下弦材及び前記上弦材と前記下弦材とを連結する束材を備えた4つの木質のトラス体を製造する工程と、4つの前記トラス体を、基端において前記第1の壁ないし前記第2の壁に水平方向に対して傾斜して連結して、前記第1の壁と前記第2の壁との間に平面視でX字状に配置する工程と、4つの前記トラス体の先端を接合材に連結して前記屋根支持構造を形成する工程と、を有することを特徴とする建築物の施工方法。
【0009】
本発明の建築物の施工方法は、上記構成において、上弦材半体、先端において前記上弦材半体に連結された下弦材半体及び前記上弦材半体と前記下弦材半体とを連結する第1束材を備えた第1トラス半体を製造する工程と、上弦材半体、前記上弦材半体の下方に配置された下弦材半体及び前記上弦材半体と前記下弦材半体とを連結する第2束材を備えた第2トラス半体を製造する工程と、前記第1トラス半体と前記第2トラス半体とを連結して前記トラス体を製造する工程と、をさらに有するのが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、屋根面の水平剛性を確保することが可能な木質の屋根支持構造を備えた建築物をローコストで施工可能な建築物の施工方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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