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公開番号2024035698
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-14
出願番号2022140318
出願日2022-09-02
発明の名称トンネル剥落防止工法及びトンネル剥落防止工法用スプレー剤
出願人株式会社大林組,株式会社ケミカル工事,コニシ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C09K 3/10 20060101AFI20240307BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】一液型スプレー剤を使用するトンネル剥落防止工法であって、スプレー剤の塗布量を少なく抑えながらも、トンネル内面の剥落を防止するために十分な強度、例えば、コンクリート押し抜き試験での最大荷重1100N以上を実現することができるトンネル剥落防止工法を提供することを目的とする。
【解決手段】
イソシアネートプレポリマーとイソシアヌレート化合物と潜在性硬化剤とを含む1液型のスプレー剤であり、
前記スプレー剤中のイソシアネートプレポリマーの種類及びイソシアヌレート化合物の種類を所定のものとしたスプレー剤をトンネルの内壁に吹き付ける、トンネル剥落防止工法。
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項1】
イソシアネートプレポリマーとイソシアヌレート化合物と潜在性硬化剤とを含む1液型のスプレー剤であり、
前記スプレー剤中のイソシアネートプレポリマーが以下の化1で示される末端基を複数個含むものであり、イソシアヌレート化合物が以下の化5で示されるものであるスプレー剤をトンネルの内壁に吹き付ける、トンネル剥落防止工法。
TIFF
2024035698000014.tif
18
166
(化1中、R

は窒素原子を含むことのある炭素数3~20の脂肪族炭化水素基又は脂環式炭化水素基であり、R

は以下の化2、化3及び化4のうちのいずれか一種以上を含むものである。)
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2024035698000015.tif
22
166
(化2中のR

は炭素数1~20の脂肪族炭化水素基又は脂環式炭化水素基であり、m及びnは1以上の数である。)
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2024035698000016.tif
12
167
(化3中のpは1以上の数である。)
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2024035698000017.tif
22
167
(化4中のR

は水素原子、又は炭素数1~20の脂肪族炭化水素基若しくは脂環式炭化水素基であり、q及びrは1以上の数である。)
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2024035698000018.tif
59
166
(化5中、R

、R

及びR

は、炭素数3~20の脂肪族炭化水素基又は脂環式炭化水素基である。)
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記潜在性硬化剤がオキサゾリジン化合物である、請求項1に記載のトンネル剥離防止工法。
【請求項3】
前記スプレー剤が、イソシアネートシランカップリング剤をさらに含有するものである、請求項1又は2に記載のトンネル剥落防止工法。
【請求項4】
イソシアネートプレポリマーとイソシアヌレート化合物と潜在性硬化剤とを含む1液型のスプレー剤であり、
前記スプレー剤中のイソシアネートプレポリマーが以下の化1で示される末端基を複数個含むものであり、イソシアヌレート化合物が以下の化5で示されるものであるトンネル剥落防止工法用スプレー剤。
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2024035698000019.tif
18
166
(化1中、R

は窒素原子を含むことのある炭素数3~20の脂肪族炭化水素基又は脂環式炭化水素基であり、R

は以下の化2、化3及び化4のうちのいずれか一種以上を含むものである。)
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2024035698000020.tif
22
166
(化2中のR

は炭素数1~20の脂肪族炭化水素基又は脂環式炭化水素基であり、m及びnは1以上の数である。)
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12
167
(化3中のpは1以上の数である。)
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22
167
(化4中のR

は水素原子、又は炭素数1~20の脂肪族炭化水素基若しくは脂環式炭化水素基であり、q及びrは1以上の数である。)
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2024035698000023.tif
59
166
(化5中、R

、R

及びR

は、炭素数3~20の脂肪族炭化水素基又は脂環式炭化水素基である。)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トンネルの表面からコンクリート片が剥落するのを防止する工法及びこの工法に使用されるスプレー剤に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
トンネルの表面からコンクリート片が剥落するのを防止するために、トンネル内壁に樹脂を含有するスプレー剤を吹き付けて剥落防止層を形成する工法が行われている(特許文献1)。
【0003】
しかしながら、特許文献1記載の従来の工法に用いられるスプレー剤として2種類の溶液を混合して用いる2液型のものであり、より簡単な設備で塗工が可能な1液型のスプレー剤を用いたトンネル剥落防止工法の開発が望まれている。
【0004】
特開2004-218352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、1液型スプレー剤を使用するトンネル剥落防止工法であって、トンネル内面の剥落を防止するために十分な強度、例えば、コンクリート押し抜き試験での最大荷重1100N以上を実現することができるトンネル剥落防止工法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るトンネル剥落防止工法は、イソシアネートプレポリマーとイソシアヌレート化合物と潜在性硬化剤とを含む1液型のスプレー剤であり、
前記スプレー剤中のイソシアネートプレポリマーが以下の化1で示される末端基を複数個含むものであり、イソシアヌレート化合物が以下の化5で示されるものであるスプレー剤をトンネルの内壁に吹き付けることを特徴とするものである。
【0007】
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(化1中、R

は窒素原子を含むことのある炭素数3~20の脂肪族炭化水素基又は脂環式炭化水素基であり、R

は以下の化2、化3及び化4のうちのいずれか一種以上を含むものである。)
【0008】
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22
166
(化2中、R

は炭素数1~20の脂肪族炭化水素基又は脂環式炭化水素基であり、m及びnは1以上の数である。)
【0009】
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2024035698000003.tif
12
167
(化3中のpは1以上の数である。)
【0010】
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2024035698000004.tif
22
167
(化4中のR

は水素原子、又は炭素数1~20の脂肪族炭化水素基若しくは脂環式炭化水素基であり、q及びrは1以上の数である。)
(【0011】以降は省略されています)

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