TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024034402
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022138611
出願日2022-08-31
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人
主分類B23D 47/00 20060101AFI20240306BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】排出機構を小型化する。
【解決手段】排出機構50では、開閉カバー54が、排出本体部24Bの取付用開口部24Cを開閉可能にソーカバー24に設けられている。開閉カバー54を閉状態では、排出部52の出口開口部24Dが右側へ開口され、加工片を出口開口部24Dから排出する。一方、開閉カバー54を開状態にして、ダストアダプタ60を排出本体部24Bに取付けることで、ソーカバー24の入口開口部24Eからダストアダプタ60内に入り込む加工片を、アダプタ排出部62から後側へ排出する。以上により、丸鋸10では、加工片の排出方向を切替る排出機構50がソーカバー24の後部に集約されているため、排出機構50を小型化することができると共に、ひいては丸鋸10の体格の小型化に寄与することができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータによって駆動すると共に、先端工具が取付けられる出力軸と、
前記モータを収容するハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、加工時に生じる加工片を前記ハウジングの内部から外部へ排出する排出部と、
操作されることで前記排出部の一部を閉塞する閉状態、または前記排出部の一部を開放する開状態となるカバーと、
前記開状態において前記排出部に接続され、前記排出部からの加工片を排出または収集するアタッチメント部材と、
前記カバー及び前記アタッチメント部材と前記ハウジングとの一方に設けられ、前記閉状態時に前記カバーと前記ハウジングとの他方に係合することで前記カバーを前記ハウジングに固定し、前記アタッチメント部材の取付時に前記アタッチメント部材と前記ハウジングとの他方に係合することで前記アタッチメント部材を前記ハウジングに固定する固定部と、
を備えた作業機。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記固定部は、前記ハウジングに移動可能に設けられ、
前記カバー及び前記アタッチメント部材には、前記固定部に係合される被係合部が一体に形成されており、
操作されることで、前記固定部が、前記被係合部と係合する固定位置、又は前記被係合部との係合が解除される固定解除位置に移動する請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記ハウジングの外周部には、前記ハウジングから第1方向の一方側へ突出し且つ前記第1方向に直交する第2方向に対向して配置された一対の取付片が設けられており、
前記固定部は、
一対の前記取付片の間に配置され、前記第2方向を軸方向として前記取付片に回動可能に支持されると共に、前記被係合部と係合される係合部と、
前記係合部に対して前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向の一方側に配置された操作部と、
を含んで構成され、
前記操作部が前記第1方向の一方側へ引き操作されることで、前記固定部が前記固定位置から前記固定解除位置へ回動する請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記被係合部が、一対の前記取付片の間で且つ前記係合部の第1方向の一方側に配置されている請求項3に記載の作業機。
【請求項5】
前記カバーの閉状態では、前記カバーの一部によって前記係合部が前記第3方向の他方側から覆われている請求項3又は請求項4に記載の作業機。
【請求項6】
前記アタッチメント部材の取付状態では、前記アタッチメント部材の一部によって前記係合部が前記第3方向の他方側から覆われている請求項3又は請求項4に記載の作業機。
【請求項7】
前記ハウジングは、前記カバーを回動可能に支持し且つ前記第2方向に離間した配置された一対の支持部と、前記アタッチメント部材を係止する係止部と、を有しており、
前記係止部が、一対の前記支持部の間に配置されている請求項3に記載の作業機。
【請求項8】
前記固定部は、
軸方向に移動可能に前記ハウジングに連結された軸部と、
前記軸部の一端部に設けられた操作部と、
を含んで構成され、
前記固定位置では、前記操作部及び前記ハウジングによって前記被係合部が前記軸方向に挟持され、
前記固定解除位置では、前記操作部及び前記ハウジングによる前記被係合部への挟持状態が解除される請求項2に記載の作業機。
【請求項9】
前記軸部と前記ハウジングとがネジ結合されている請求項8に記載の作業機。
【請求項10】
前記先端工具は、前記モータの駆動力によって回動する丸鋸刃であり、
前記排出部は、前記丸鋸刃の外周接線方向に開口される入口開口部と、前記丸鋸刃の板厚方向一方側へ開口される出口開口部を有し、
前記アタッチメント部材の取付状態では、前記アタッチメント部材が前記入口開口部に対して前記丸鋸刃の回動方向に配置される請求項1に記載の作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載の作業機では、筒状の連結管状部が、丸鋸刃を覆うソーカバーの前部に設けられている。連結管状部には、アタッチメントが着脱可能に取付けられており、集塵機接続用のホース部材がアタッチメントに接続される。また、ソーカバーの後部には、後排出口が設けられている。さらに、ソーカバーには、開閉部材が設けられており、開閉部材によって、連結管状部の開口部である前排出口が開閉される。
【0003】
集塵機接続用のホース部材がアタッチメントに接続される場合には、開閉部材を開状態にすることで、切断加工時に生じる加工片を前排出口から排出して集塵機等に集塵することができる。一方、集塵機接続用のホース部材がアタッチメントに接続されていない場合には、開閉部材を閉状態にすることで、切断加工時に生じる加工片を後排出口から排出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-107100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記作業機では、以下に示す点において改善の余地がある。すなわち、上記作業機では、ソーカバーに前排出口(連結管状部)及び後排出口が設けられ、連結管状部にアタッチメントが固定される。すなわち、ソーカバーにおいて、2箇所の排出部を設ける必要があり、加工片を排出するための排出機構が大型化する。したがって、作業機では、加工片を排出するための排出機構の小型化を図ることが望ましい。
【0006】
本発明は、上記事実を考慮して、加工片の排出機構を小型化できる作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、モータと、前記モータによって駆動すると共に、先端工具が取付けられる出力軸と、前記モータを収容するハウジングと、前記ハウジングに設けられ、加工時に生じる加工片を前記ハウジングの内部から外部へ排出する排出部と、操作されることで前記排出部の一部を閉塞する閉状態、または前記排出部の一部を開放する開状態となるカバーと、前記開状態において前記排出部に接続され、前記排出部からの加工片を排出または収集するアタッチメント部材と、前記カバー及び前記アタッチメント部材と前記ハウジングとの一方に設けられ、前記閉状態時に前記カバーと前記ハウジングとの他方に係合することで前記カバーを前記ハウジングに固定し、前記アタッチメント部材の取付時に前記アタッチメント部材と前記ハウジングとの他方に係合することで前記アタッチメント部材を前記ハウジングに固定する固定部と、を備えた作業機である。
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記固定部は、前記ハウジングに移動可能に設けられ、前記カバー及び前記アタッチメント部材には、前記固定部に係合される被係合部が一体に形成されており、操作されることで、前記固定部が、前記被係合部と係合する固定位置、又は前記被係合部との係合が解除される固定解除位置に移動する作業機である。
【0009】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記ハウジングの外周部には、前記ハウジングから第1方向の一方側へ突出し且つ前記第1方向に直交する第2方向に対向して配置された一対の取付片が設けられており、前記固定部は、一対の前記取付片の間に配置され、前記第2方向を軸方向として前記取付片に回動可能に支持されると共に、前記被係合部と係合される係合部と、前記係合部に対して前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向の一方側に配置された操作部と、を含んで構成され、前記操作部が前記第1方向の一方側へ引き操作されることで、前記固定部が前記固定位置から前記固定解除位置へ回動する作業機である。
【0010】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記被係合部が、一対の前記取付片の間で且つ前記係合部の第1方向の一方側に配置されている作業機である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
低周波振動発生出力方法
23日前
津田駒工業株式会社
工作機械
1か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
3か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
10日前
日東精工株式会社
着座確認装置
1か月前
日東精工株式会社
ねじ締め装置
2か月前
個人
パワーデバイスの接合方法
2か月前
アズビル株式会社
溶接方法
1か月前
ウエダ産業株式会社
カッター装置
1か月前
株式会社FUJI
工作機械
25日前
株式会社コスメック
クランプ装置
2か月前
株式会社コスメック
着脱装置
3日前
株式会社不二越
ドリル
1か月前
株式会社ダイヘン
アーク溶接制御方法
1か月前
株式会社ダイヘン
アーク溶接制御方法
5日前
株式会社ダイヘン
くびれ検出制御方法
5日前
津田駒工業株式会社
回転テーブル装置
2か月前
一文機工株式会社
スタッド溶接用プラグ
3か月前
株式会社不二越
エンドミル
2か月前
株式会社不二越
管用タップ
1か月前
個人
クーラント装置
1か月前
株式会社不二越
複合加工機
3か月前
株式会社FUJI
工具交換アーム
3か月前
株式会社小島半田製造所
はんだ線
1か月前
ニフコプラント株式会社
ろ過装置
3か月前
株式会社永木精機
埋設管窓開け工具
18日前
ダイハツ工業株式会社
位置検出装置
1か月前
有限会社 ナプラ
接合材用金属粒子
13日前
株式会社FUJI
コレットチャック
2か月前
株式会社不二越
歯車加工装置
20日前
株式会社NMC
水溶性切削液用フィルター
3か月前
株式会社不二越
歯車製造装置
1か月前
工機ホールディングス株式会社
工具
1か月前
株式会社ダイヘン
正逆送給アーク溶接方法
2か月前
ニデック株式会社
マグネット供給装置
3か月前
中外テクノス株式会社
切断装置
3か月前
続きを見る