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公開番号2024033763
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022137567
出願日2022-08-31
発明の名称自動ワインダ
出願人村田機械株式会社
代理人個人
主分類B65H 67/04 20060101AFI20240306BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】中間フレームの位置ズレを吸収できるとともに、中間フレームを良好に支持可能な構成を有する自動ワインダを提供する。
【解決手段】自動ワインダは、給糸ボビンから糸を解舒してパッケージとして巻き取る。自動ワインダは、給糸フレーム25と、糸巻取フレームと、糸継フレーム76と、メインフレームと、を備える。給糸フレーム25には、給糸ボビンから解舒された直後の糸が形成するバルーンに接触するガイド部材が設けられる。糸巻取フレームには、パッケージを巻き取る糸巻取部が設けられる。糸継フレーム76は、糸巻取フレームと、給糸フレーム25と、の間に設けられている。メインフレームは、糸巻取フレームと、糸継フレーム76と、給糸フレーム25と、のそれぞれを支持する。糸継フレーム76と、給糸フレーム25とは、上下方向において間隔を空けて配置され、かつ水平方向において接触して配置される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
給糸ボビンから糸を解舒してパッケージとして巻き取る自動ワインダであって、
前記給糸ボビンから解舒された直後の糸が形成するバルーンに接触するガイド部材が設けられる下部フレームと、
前記パッケージを巻き取る糸巻取部が設けられる上部フレームと、
前記上部フレームと、下部フレームと、の間に設けられた中間フレームと、
前記上部フレームと、前記中間フレームと、前記下部フレームと、のそれぞれを支持する機台フレームと、
を備え、
前記中間フレームと、前記下部フレームとは、上下方向において間隔をあけて配置され、かつ水平方向において接触して配置されることを特徴とする自動ワインダ。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
請求項1に記載の自動ワインダであって、
前記中間フレームは、その背面を基準として、前記機台フレームに取り付けられ、
前記下部フレームは、その底面を基準として、前記機台フレームに取り付けられることを特徴とする自動ワインダ。
【請求項3】
請求項1に記載の自動ワインダであって、
前記中間フレームは、水平視において凹状の第1部分を有し、
前記下部フレームは、水平視において凸状の第2部分を有し、
前記第2部分が前記第1部分に入り込むように配置されることを特徴とする自動ワインダ。
【請求項4】
請求項3に記載の自動ワインダであって、
前記第2部分は、レール部材であることを特徴とする自動ワインダ。
【請求項5】
請求項4に記載の自動ワインダであって、
前記中間フレームは、固定部材により、前記機台フレームに対して取外し可能に固定されており、
前記固定部材を取り外した際に、上下方向において、前記機台フレームから取り外された前記中間フレームの前記第1部分と、前記レール部材と、が接触することを特徴とする自動ワインダ。
【請求項6】
請求項1に記載の自動ワインダであって、
前記機台フレームには、前記中間フレームの位置を決めるための位置決め部が設けられていることを特徴とする自動ワインダ。
【請求項7】
請求項1に記載の自動ワインダであって、
前記中間フレームが前記機台フレームに取り付けられている状態において、上下方向における前記中間フレームと前記下部フレームとの間の間隔は、4ミリメートル以下であることを特徴とする自動ワインダ。
【請求項8】
請求項1に記載の自動ワインダであって、
並べられた複数の自動ワインダユニットを備え、
複数の前記自動ワインダユニットのそれぞれに、マガジン式の給糸ボビン供給装置が設けられた前記下部フレームが設置されており、
隣接する前記自動ワインダユニットの前記下部フレームに設けられた前記マガジン式の給糸ボビン供給装置同士は、互いに連結されていることを特徴とする自動ワインダ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動ワインダに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、紡績された糸を巻き取ってパッケージを形成する自動ワインダが知られている。特許文献1は、この種の自動ワインダを開示する。
【0003】
特許文献1の自動ワインダは、モジュール分割式の自動ワインダであって、糸巻取部、糸処理部のそれぞれが、メインフレームの異なる位置に取り付けられている構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-34848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1のようなモジュール分割式の自動ワインダにおいては、取付誤差、寸法誤差等、撓みの発生等による位置ズレを吸収可能な取付け構造が望まれている。
【0006】
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、2つのフレームの間の上下方向の位置ズレを吸収しながら、一方のフレームを他方のフレームによって良好に支持可能な構成を有する自動ワインダを提供することにある。
【発明の概要】
課題を解決するための手段及び効果
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0008】
本発明の観点によれば、以下の構成の自動ワインダが提供される。即ち、この自動ワインダは、給糸ボビンから糸を解舒してパッケージとして巻き取る。自動ワインダは、下部フレームと、上部フレームと、中間フレームと、機台フレームと、を備える。前記下部フレームには、前記給糸ボビンから解舒された直後の糸が形成するバルーンに接触するガイド部材が設けられる。前記上部フレームには、前記パッケージを巻き取る糸巻取部が設けられる。前記中間フレームは、前記上部フレームと、下部フレームと、の間に設けられている。前記機台フレームは、前記上部フレームと、前記中間フレームと、前記下部フレームと、のそれぞれを支持する。前記中間フレームと、前記下部フレームとは、上下方向において間隔を空けて配置され、かつ水平方向において接触して配置される。
【0009】
これにより、中間フレーム又は下部フレームの取付誤差等による上下方向の位置ズレを、両者の間の間隔によって吸収すると同時に、中間フレームを下部フレームにより支持することができる。
【0010】
また、前記自動ワインダにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記中間フレームは、その背面を基準として、前記機台フレームに取り付けられる。前記下部フレームは、その底面を基準として、前記機台フレームに取り付けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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