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公開番号2024033542
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022137176
出願日2022-08-30
発明の名称クリームミスト化粧料
出願人日油株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 8/81 20060101AFI20240306BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ミスト性が良好で、塗布後に垂れ落ちにくく、べたつかず、衣類に付着しにくいクリームミスト化粧料を提供すること。
【解決手段】(A)(メタ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸アルキルから選択される1種以上のモノマーと(メタ)アクリル酸ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの共重合体を0.01~1質量%、(B)炭素数8~20の飽和脂肪酸と炭素数5~10の4~6価アルコールとのエステル化合物を0.5~5質量%、(C)炭素数8~14の飽和脂肪酸と炭素数12~20の1価アルコールとのエステル化合物を0.5~10質量%、並びに(D)2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン単位:メタクリル酸ブチル単位のモル比が100:1~1:3である2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンとメタクリル酸ブチルとの共重合体を0.001~0.1質量%含有する、クリームミスト化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)(メタ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸アルキルから選択される1種以上のモノマーと、(メタ)アクリル酸ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの共重合体を0.01~1質量%、
(B)炭素数8~20の直鎖状または分岐鎖状の飽和脂肪酸と、炭素数5~10の4~6価アルコールとのエステル化合物を0.5~5質量%、
(C)炭素数8~14の直鎖状または分岐鎖状の飽和脂肪酸と、炭素数12~20の直鎖状または分岐鎖状の1価アルコールとのエステル化合物を0.5~10質量%、並びに
(D)2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン単位:メタクリル酸ブチル単位のモル比が100:1~1:3である、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンとメタクリル酸ブチルとの共重合体を0.001~0.1質量%
含有する、クリームミスト化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クリームミスト化粧料に関する。ここで「クリームミスト化粧料」とは、クリーム状の化粧料をミスト状に噴射可能で、塗布面でクリーム状に戻る化粧料を意味する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ミスト化粧料は、塗り直しの手間がかからず、メイクの上からの塗り直しが簡便であり、手を汚さず広い範囲で簡単に塗布できるという手軽さから好まれている。しかしミスト化粧料は、複数回噴霧した場合、吐出物が液滴となって垂れ落ちやすいといった課題があった。
【0003】
特許文献1では、増粘剤と界面活性剤を含有し、粘度が1000~20000mPa・sであり、噴射時にミスト状に吐出し、塗布面でジェル状に戻るジェル状ミスト化粧料が開示されている。このジェル状ミスト化粧料は、液垂れしにくく、皮膚への付着性が高いといった特徴があるが、べたつきのなさについて不十分であった。
【0004】
特許文献2では、カンテンおよびポリアクリレートクロスポリマー-6を含むジェル状ミスト化粧料が開示されている。このジェル状ミスト化粧料は、ミスト状に吐出可能で、液垂れしにくく、べたつきがないといった特徴があるものの、ジェル状であっても、細かいミスト状で噴霧されるため、揮発のしやすさが十分に抑制できておらず、満足できるレベルには達していなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-107305号公報
特開2016-216372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
揮発しにくいように改良されたクリームミスト化粧料が着目され始めている。しかし、クリームミスト化粧料は、細かいミスト状での噴霧が難しいという課題がある。さらに、クリームミスト化粧料を塗布した状態で衣服を着た場合、衣服との摩擦によって化粧料が衣服に付着してしまうという課題を生ずることが分かった。そのため、ミスト性が良好で、塗布後に垂れ落ちにくく、べたつかず、衣類に付着しにくいクリームミスト化粧料が求められている。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑み、ミスト性が良好で、塗布後に垂れ落ちにくく、べたつかず、衣類に付着しにくいクリームミスト化粧料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らが鋭意検討した結果、下記の(A)成分~(D)成分を所定量組み合わせることによって、上記目的を達成し得ることを見出した。この知見に基づく本発明は、以下の通りである。
【0009】
[1] (A)(メタ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸アルキルから選択される1種以上のモノマーと、(メタ)アクリル酸ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとの共重合体を0.01~1質量%、
(B)炭素数8~20の直鎖状または分岐鎖状の飽和脂肪酸と、炭素数5~10の4~6価アルコールとのエステル化合物を0.5~5質量%、
(C)炭素数8~14の直鎖状または分岐鎖状の飽和脂肪酸と、炭素数12~20の直鎖状または分岐鎖状の1価アルコールとのエステル化合物を0.5~10質量%、並びに
(D)2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン単位:メタクリル酸ブチル単位のモル比が100:1~1:3である、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンとメタクリル酸ブチルとの共重合体を0.001~0.1質量%
含有する、クリームミスト化粧料。
【0010】
なお、本発明のクリームミスト化粧料中の(A)成分~(D)成分の含有量の基準は、クリームミスト化粧料全体である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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