TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024033394
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022136940
出願日2022-08-30
発明の名称編集プログラム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20240306BHJP(計算;計数)
要約【課題】編集済みのデータの印刷枠と、プリンタに装着された媒体の印刷枠とが異なる場合に、データの再編集の手間を従来よりも低減した編集プログラムを提供すること。
【解決手段】編集装置の制御部は、第一印刷枠内に配置されたオブジェクトを表す基準画像を印刷するためのデータを取得する(S12)。制御部は、プリンタに装着した媒体に関する媒体情報をプリンタから取得する(S13)。制御部は、媒体情報の第二印刷枠が第一印刷枠と異なる場合に(S15:NO)、第二印刷枠に対してオブジェクトを第一方法で編集した第一印刷イメージと、第二方法でオブジェクトを編集した第二印刷イメージとを生成して表示部に表示させる(S21からS29)。制御部は、第一印刷イメージ及び第二印刷イメージのうち入力部を介して選択された印刷イメージの選択印刷データをプリンタに送信する(S32)。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
表示部と、入力部と、通信部と、制御部とを有する編集装置の前記制御部に、
第一印刷枠内に配置されたオブジェクトを表す基準画像を印刷するためのデータを取得する第一取得ステップと
プリンタに装着されている媒体に関する媒体情報を、前記通信部を介して前記プリンタから取得する第二取得ステップと、
前記媒体情報に対応する第二印刷枠が前記第一印刷枠と異なる場合に、前記第二印刷枠に対して前記オブジェクトを第一方法で編集して配置した第一印刷イメージと、前記第一方法とは互いに異なる第二方法で前記オブジェクトを編集して配置した第二印刷イメージとを生成して前記表示部に表示させる表示制御ステップと、
前記表示部に表示された前記第一印刷イメージ及び前記第二印刷イメージのうち、前記入力部を介して選択された印刷イメージを印刷するための選択印刷データを取得し、前記通信部を介して前記選択印刷データを前記プリンタに送信する送信制御ステップと
を実行させるための編集プログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第二印刷イメージは、前記第一印刷枠の長手方向と、前記第二印刷枠の長手方向とが互いに異なる場合に、前記第一印刷枠を前記第二印刷枠に合わせて回転する場合の前記第一印刷枠の回転角度に応じて回転された前記オブジェクトが前記第二印刷枠に対して配置された回転画像の印刷イメージであることを特徴とする請求項1に記載の編集プログラム。
【請求項3】
前記表示制御ステップで、前記制御部に、前記第二印刷枠が前記第一印刷枠と同じである場合に、前記基準画像の基準印刷イメージを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の編集プログラム。
【請求項4】
前記表示制御ステップは、前記入力部を介して指示が検出されたことに応じて実行されることを特徴とする請求項1に記載の編集プログラム。
【請求項5】
前記第二印刷イメージは、前記第一印刷枠を前記第二印刷枠に合わせて拡大又は縮小する場合の前記第一印刷枠の倍率に応じて拡大又は縮小された前記オブジェクトが前記第二印刷枠内に配置された倍率変更画像の印刷イメージであることを特徴とする請求項1に記載の編集プログラム。
【請求項6】
前記倍率変更画像は、前記基準画像のうちの第一基準からの前記オブジェクトまでの変更前距離に前記倍率を乗じた変更後距離だけ、前記倍率変更画像のうちの、前記第一基準に対応する第二基準から離れた変更後位置に、前記倍率に応じた大きさの前記オブジェクトが配置された画像であることを特徴とする請求項5に記載の編集プログラム。
【請求項7】
前記倍率変更画像は、前記オブジェクトが識別コードを含む場合に、前記倍率内で最大サイズになるように生成された前記識別コードを前記変更後位置に配置した画像であることを特徴とする請求項6に記載の編集プログラム。
【請求項8】
前記第一印刷イメージは、前記オブジェクトの大きさを変更せずに、前記第二印刷枠に対して前記基準画像を配置したサイズ同一画像の印刷イメージであることを特徴とする請求項1に記載の編集プログラム。
【請求項9】
前記サイズ同一画像は、前記オブジェクトに対する前記第一印刷枠の少なくとも一部を示す図形を含むことを特徴とする請求項8に記載の編集プログラム。
【請求項10】
前記第二印刷イメージは、前記第二印刷枠内に、拡大又は縮小された前記基準画像及び前記基準画像の何れかが、前記第二印刷枠の長手方向及び短手方向のうちの一方の、一端側、他端側、及び中央の順に複数配置された複数画像の印刷イメージであることを特徴とする請求項1に記載の編集プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、編集プログラムに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来の印刷データ編集装置のコンピュータ装置は、表示部と、制御部とを備える。制御部は、表示部に表示されるエディタ表示画面に複数の印刷枠を設定し、設定された複数の印刷枠の各々の印刷データを、同一の編集画面で編集できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-334649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のコンピュータ装置は、印刷枠の範囲をテーププリンタに装着されている媒体に印刷できるか否かを判断し、印刷できないと判断された場合には、印刷を実行しない。このため、印刷データ編集装置のユーザは、例えば、印刷データ編集装置のテーププリンタに装着された媒体に適した印刷枠を用いずに印刷データを編集した場合に、テーププリンタに装着されている媒体に対応する印刷枠を設定し直して、印刷データの編集をやり直す必要がある。
【0005】
本発明の目的は、編集済みのデータの印刷枠と、プリンタに装着された媒体の印刷枠とが異なる場合に、データの再編集の手間を従来よりも低減した編集プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る編集プログラムは、表示部と、入力部と、通信部と、制御部とを有する編集装置の前記制御部に、第一印刷枠内に配置されたオブジェクトを表す基準画像を印刷するためのデータを取得する第一取得ステップと、プリンタに装着されている媒体に関する媒体情報を、前記通信部を介して前記プリンタから取得する第二取得ステップと、前記媒体情報に対応する第二印刷枠が前記第一印刷枠と異なる場合に、前記第二印刷枠に対して前記オブジェクトを第一方法で編集して配置した第一印刷イメージと、前記第一方法とは互いに異なる第二方法で前記オブジェクトを編集して配置した第二印刷イメージとを生成して前記表示部に表示させる表示制御ステップと、前記表示部に表示された前記第一印刷イメージ及び前記第二印刷イメージのうち、前記入力部を介して選択された印刷イメージを印刷するための選択印刷データを取得し、前記通信部を介して前記選択印刷データを前記プリンタに送信する送信制御ステップとを実行させる。編集プログラムが編集装置の制御部によって実行された場合、編集装置は、第二印刷枠が第一印刷枠と異なる場合に、第一印刷イメージ及び第二印刷イメージを自動的に生成して表示部に表示する。編集装置は、ユーザにより選択された印刷イメージを印刷するための選択印刷データを取得し、プリンタに送信する。第一印刷イメージ及び第二印刷イメージの中に、所望の印刷イメージがあれば、ユーザは、データを再編集する必要が無い。故に、編集プログラムは、第一印刷イメージ及び第二印刷イメージの中から一つの印刷イメージが選択不能な場合に比べ、データの再編集の手間を省くことに貢献する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
編集装置2及びプリンタ4を備える印刷システム1の概要を示す図である。
メイン処理のフローチャートである。
編集画面G1及びプレビュー画面G2の説明図である。
基準画像F1、第二印刷イメージF3からF5の説明図である。
第一印刷イメージF6及び第二印刷イメージF3を含むプレビュー画面G3の説明図である。
第一印刷イメージF7及び第二印刷イメージF4を含むプレビュー画面G4の説明図である。
第一印刷イメージF8及び第二印刷イメージF5を含むプレビュー画面G5の説明図である。
第一印刷イメージF9及び第二印刷イメージF10を含むプレビュー画面G6の説明図である。
第二印刷イメージF11の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1を参照し、印刷システム1の概要について説明する。印刷システム1は、プリンタ4及び編集装置2を備える。プリンタ4は、印刷媒体であるテープに対して印刷を行うテーププリンタである。テープは長尺状であり、粘着剤によって感熱紙が剥離紙に貼付されている。プリンタ4には、テープが巻回されたロールが装着される。本実施形態のプリンタ4は、感熱紙の搬送方向E1の長さと感熱紙の幅方向E2の長さとの組み合わせが互いに異なる複数種類のロールから選択された1つのロールを装着できる。プリンタ4は、装着されたロールの種類をセンサ51により機械的に検出できる。プリンタ4は、装着されたロールからテープを繰り出し、印刷ヘッド48により複数のドットをテープに形成させて印刷を実行する。プリンタ4は、印刷されたテープを切断部50のカッタを駆動して切断する。これによって、プリンタ4は、1又は複数の文字、数字、符号、記号、及び図形等のキャラクタ、並びに識別コード等(以下、「オブジェクト」という。)が印刷されたラベルを作成できる。識別コードは、例えば、一次元コード及び二次元コード等でもよい。一次元コードは、例えば、バーコードであってよい。二次元コードは、QRコード(登録商標)、VeriCode(ベリコード)、CPコード、AztecCode(アズテックコード)、及びPDF417等でもよい。
【0009】
編集装置2は、汎用のパーソナルコンピュータである。プリンタ4及び編集装置2は、ネットワーク5を介して接続され、互いに通信を行うことができる。編集装置2は、テープに印刷するオブジェクトのレイアウトを編集する。編集装置2は、プリンタ4に印刷を実行させるための印刷データを生成し、ネットワーク5を介してプリンタ4に送信する。プリンタ4は、編集装置2から送信される印刷データに基づいて印刷を実行することによって、ラベルを作成する。
【0010】
プリンタ4の電気的構成について説明する。プリンタ4は、CPU6、RAM42、ROM43、記憶部44、通信部45、入力部46、表示部47、印刷ヘッド48、搬送部49、切断部50、及びセンサ51を備える。CPU6は、プリンタ4の制御を行う。CPU6は、RAM42、ROM43、記憶部44、通信部45、入力部46、表示部47、印刷ヘッド48、搬送部49、切断部50、及びセンサ51と電気的に接続する。RAM42は、種々の一時データを記憶する。ROM43には、CPU6がプリンタ4を制御するために実行するプログラム、及び、編集装置2から受信した印刷データが記憶される。記憶部44には、オブジェクトを印刷するための印刷用ドットパターンデータが、書体やサイズ毎に分類されて記憶される。通信部45は、編集装置2と通信を実行するためのコントローラである。入力部46は、複数のボタンを含む。表示部47は、液晶ディスプレイ(LCD)である。印刷ヘッド48は、CPU6からの信号に応じて発熱し、テープに印刷を行うサーマルヘッドである。搬送部49は、テープを送るテープ送りローラである。切断部50は、移動可能なカッタホルダに設けられたカッタを備え、オブジェクトが印刷されたテープをカッタによって切断する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
乗降調査装置
12日前
個人
自動販売機
19日前
個人
リユース統合システム
1か月前
日本精機株式会社
投影装置
12日前
個人
コメント配信システム
1か月前
個人
広告提供方法
1か月前
日本精機株式会社
投影システム
13日前
個人
情報処理装置及びプログラム
1か月前
個人
コンピュータシステム
1か月前
小林クリエイト株式会社
RFタグ
19日前
個人
釣PAID降水確率ポイント
1か月前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
個人
チラシ掲載位置表示システム
1か月前
株式会社SUBARU
車両
20日前
個人
モノづくり知識情報システム
1か月前
17LIVE株式会社
サーバ
12日前
株式会社協同印刷
防災・災害マウス
25日前
ユニパルス株式会社
プログラム、方法
1か月前
太陽誘電株式会社
触覚生成装置
23日前
株式会社ゼロボード
価格決定システム
11日前
株式会社カクシン
管理装置
1か月前
株式会社イトーキ
分析装置
23日前
株式会社アジラ
姿勢推定システム
10日前
株式会社カネカ
異常推定システム
1か月前
株式会社フォーバル
仕訳システム
1か月前
中国電力株式会社
ゲームシステム
1か月前
個人
オーダーメイド品販売システム
1か月前
オムロン株式会社
操作制御システム
1か月前
個人
ディスプレイ・セットシステム
1か月前
株式会社mov
情報処理装置
1か月前
株式会社小野測器
移動量計測システム
3日前
TDK株式会社
検出装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
ワーク保持装置
1か月前
TDK株式会社
検出装置
1か月前
個人
デジタルコンテンツ提供システム
1か月前
個人
言語翻訳システム及びプログラム
3日前
続きを見る