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公開番号2024032375
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-12
出願番号2022135992
出願日2022-08-29
発明の名称燃料電池装置
出願人ダイニチ工業株式会社
代理人
主分類H01M 8/04 20160101AFI20240305BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】運搬時の安全性と安定性に優れた燃料電池装置を提供すること。
【解決手段】筐体50を構成する底板51の下面には、底板51の短手方向に延びる複数の支持部材60が取り付けられており、底板51は長手方向の両端部に形成されて周囲より上方に位置する第1段差部511と、支持部材60の間に形成された第2段差部512とを有している。第1段差部511により、運搬時に底板51の下に手を入れるスペースを確保し、支持部材60と第2段差部512で底板51を補強することができるので、運搬時の安全性と安定性に優れることとなる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
上面パネルと、複数の側面パネルと、底板と、を有する筐体内に、燃料ガスと酸素含有ガスを用いて発電を行う燃料電池モジュールが配設された燃料電池装置であって、
前記底板の下面には、前記底板の短手方向に延びる複数の支持部材が取り付けられており、
前記底板は、長手方向の両端部に形成されて周囲より上方に位置する第1段差部と、前記支持部材の間に形成された第2段差部と、を有している燃料電池装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記支持部材は、前記第1段差部に沿って延びる延設部を備え、
前記延設部は下方に凸となる凸部を有している請求項1記載の燃料電池装置。
【請求項3】
アンカーボルトが挿通されて基礎に固定されるアンカー取付部材を着脱自在に備え、
前記アンカー取付部材は、前記アンカーボルトの挿通部を有する接地部と、前記接地部と連続し少なくともL字形状を有する屈曲部と、前記屈曲部から上方に伸びる突片部を有し、
前記屈曲部が前記支持部材に係止し、前記突片部が前記底板に設けられた孔に嵌合する
請求項1または2記載の燃料電池装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
水素を含有する燃料ガスと酸素含有ガス(空気)とを用いて発電を行ない、電気を外部に供給する燃料電池装置が知られている。このような燃料電池装置は一般に、筐体内にシステムを構成する複数の機器を備えており、その筐体は、底板と、上面パネルと、複数の側面パネルを備えて直方体形状に構成される。そして、底板に取り付けられた据付用の脚をボルトなどで設置場所に固定するようになっている。
【0003】
例えば特許文献1では、筐体を据付箇所に固定するための固定片、又は筐体を運搬する際に支持するための把手を選択的に脱着可能にする取付部を備えている。筐体を運搬する際には、取付部に把手を取り付けることによって筐体を支持し易くなり、搬入性を向上することができる。一方、固定時には、筐体の取付部に固定片を取り付けることによって、筐体から固定片を延出させることができる。そして、この固定片を据付箇所に固定することで、筐体を据付箇所に固定することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-160391号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の構成では、燃料電池装置を運搬する際には、把手を取り付ける必要があり面倒である。また、把手を取り付ける際に誤って筐体を傷つけてしまうおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためのもので、面倒な手間をかけることなく、運搬時の安全性と安定性に優れた燃料電池装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上面パネルと、複数の側面パネルと、底板と、を有する筐体内に、燃料ガスと酸素含有ガスを用いて発電を行う燃料電池モジュールが配設された燃料電池装置であって、
前記底板の下面には、前記底板の短手方向に延びる複数の支持部材が取り付けられており、
前記底板は、長手方向の両端部に形成されて周囲より上方に位置する第1段差部と、前記支持部材の間に形成された第2段差部と、を有している燃料電池装置である。
【発明の効果】
【0008】
上述のように構成することにより、運搬時に底板の下に手を入れるスペースが確保されるので、運搬時の安全性と安定性に優れた燃料電池装置となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の燃料電池装置のシステム構成図である。
本実施形態の燃料電池装置の筐体の分解図である。
筐体を下から見た図である。
底板の側面図である。
筐体の底部を下方から見た拡大図である。
支持部材の断面構造図である。
アンカー取付部材を示す図である。
アンカー取付部材の取付状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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