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公開番号2024043840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149042
出願日2022-09-20
発明の名称コネクタ
出願人株式会社ヨコオ
代理人個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240326BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】防水性の良好なコネクタを提供する。
【解決手段】開口部を有するハウジングと、前記ハウジング内に収容される端子と、前記開口部を塞ぐ複数の蓋体と、前記複数の蓋体に塞がれた前記開口部を前記ハウジングの外方側から覆う被覆材と、を備え、前記端子は、前記複数の蓋体の間を通り、前記被覆材を貫通して前記ハウジングの外方に向けて延びる、コネクタ。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
開口部を有するハウジングと、
前記ハウジング内に収容される端子と、
前記開口部を塞ぐ複数の蓋体と、
前記複数の蓋体に塞がれた前記開口部を前記ハウジングの外方側から覆う被覆材と、を備え、
前記端子は、前記複数の蓋体の間を通り、前記被覆材を貫通して前記ハウジングの外方に向けて延びる、コネクタ。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記端子は、前記被覆材よりも前記ハウジングの外方側において表面実装用に折れ曲がっている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記端子は、被保持部を有し、
前記ハウジングは、前記被保持部が嵌入する溝部を有し、
前記被保持部は、前記複数の蓋体の間に挟持されると共に前記溝部内に延在する形状であり、
前記被保持部と前記複数の蓋体とにより、前記溝部の入口から未硬化の被覆材が浸入できない程度に前記溝部の入口が塞がれる、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記被保持部は、前記溝部の内面に対して保持力を発生させる凸部を有し、前記凸部が前記複数の蓋体に被る、請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記複数の蓋体は、弾性体であり、自身の弾性力により側周部が前記開口部の内周部に押し付けられると共に前記被保持部を挟持する、請求項3又は4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記ハウジングは第2開口部を有し、
前記端子は、第2開口部から前記ハウジングの外方に臨む、請求項1から4のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項7】
開口部を有するハウジングの前記開口部から端子を前記ハウジング内に挿入し、前記端子が前記開口部から突出した状態とし、
前記開口部を塞ぐように、かつ前記端子の一部を挟持するように、複数の弾性体を前記開口部に組み付け、
前記複数の弾性体に塞がれた前記開口部を前記ハウジングの外方側から覆うように被覆材を充填する、コネクタの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1は、ハウジングに端子を収容した構造のコネクタを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5501143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のコネクタは防水に配慮がなく、ハウジング内に浸入した水はハウジングの下部開口からコネクタの取付基板に至る。
【0005】
本発明の目的の一例は、防水性の良好なコネクタを提供することにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、
開口部を有するハウジングと、
前記ハウジング内に収容される端子と、
前記開口部を塞ぐ複数の蓋体と、
前記複数の蓋体に塞がれた前記開口部を前記ハウジングの外方側から覆う被覆材と、を備え、
前記端子は、前記複数の蓋体の間を通り、前記被覆材を貫通して前記ハウジングの外方に向けて延びる、コネクタである。
【0007】
本発明の一態様は、
開口部を有するハウジングの前記開口部から端子を前記ハウジング内に挿入し、前記端子が前記開口部から突出した状態とし、
前記開口部を塞ぐように、かつ前記端子の一部を挟持するように、複数の弾性体を前記開口部に組み付け、
前記複数の弾性体に塞がれた前記開口部を前記ハウジングの外方側から覆うように被覆材を充填する、コネクタの製造方法である。
【0008】
本発明の上記態様によれば、防水性の良好なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係るコネクタ1を前方右上から見た斜視図である。
コネクタ1を後方右下から見た斜視図である。
コネクタ1の平面図である。
コネクタ1の正面図である。
コネクタ1の右側面図である。
シーリング材90を省略したコネクタ1の底面図である。
図4のVII-VII断面図である。
図6のVIII-VIII断面図である。
コネクタ1を前方左下から見た斜視図であって、ハウジング10を図6のIX-IX線で切断し、かつ第1蓋体50を省略した斜視図である。
図9において1つの端子30を分離した斜視図である。
コネクタ1の一部分解斜視図であって、前方右上から見た一部分解斜視図である。
シーリング材90を省略したコネクタ1の一部分解斜視図であって、後方左下ら見た一部分解斜視図である。
図8の一部を拡大した断面図である。
図13の端子30を比較例の端子130に置換した断面図である。
図9の一部を拡大した図である。
図15の端子30を比較例の端子130に置換した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施の形態は、電気的接続に用いるコネクタ1に関する。図1等により、コネクタ1における互いに直交する前後、上下、左右の各方向を定義する。前後及び左右方向は、コネクタ1の実装先となる基板95(図7)と平行な方向である。上下方向は、基板95と垂直な方向である。左右方向は、端子30が複数の場合の端子30の配列方向である。本明細書において、各要素の前方向に向く面を「前面」、後方向に向く面を「背面」とする。
(【0011】以降は省略されています)

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