TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024043850
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149056
出願日2022-09-20
発明の名称燃料電池装置
出願人ダイニチ工業株式会社
代理人
主分類H01M 8/0432 20160101AFI20240326BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】温度センサの数を減らしてコストダウンができる燃料電池装置を提供する。
【解決手段】装置内における所定部位の温度を測定する熱電対TC1、TC2と、熱電対の基準接点の温度を検知する基準温度検知手段18と、を有し、制御装置30は基準温度検知手段18が検知した温度を熱電対の接点温度補償以外にも利用する。これにより、温度センサの数を減らすこととなりコストダウンを図ることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
燃料ガスと酸素含有ガスとを用いて発電を行う燃料電池と、
装置内における所定部位の温度を測定する熱電対と、
前記熱電対の基準接点の温度を検知する基準温度検知手段と、
発電運転を制御する制御装置と、を備え
前記制御装置は、前記基準温度検知手段が検知した温度を前記熱電対の接点温度補償以外にも利用する燃料電池装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記基準温度検知手段が検知した温度を外気温の代替値として利用する請求項1記載の燃料電池装置。
【請求項3】
前記燃料電池が収容される燃料電池モジュールを備え、
前記基準温度検知手段は、前記燃料電池モジュールとの間に隔壁を挟んで配置されている請求項2記載の燃料電池装置。
【請求項4】
前記燃料電池が収容される燃料電池モジュールを備え、
前記基準温度検知手段は、電子部品が実装される制御基板に取り付けられており、
前記制御基板は、前記基準温度検知手段の実装面を前記燃料電池モジュールとは反対側に向けて配置されている請求項2記載の燃料電池装置。
【請求項5】
前記基準温度検知手段は、筐体を構成する第1のパネルと対向して配置されており、
前記第1のパネルには、前記筐体内を換気または冷却するための吸気口および排気口のいずれも設けられていない請求項3または4記載の燃料電池装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
水素を含有する燃料ガスと酸素含有ガス(空気)とを用いて発電を行ない、電気を外部に供給する燃料電池装置が知られている。このような燃料電池装置は、筐体の内部に複数の温度センサを備えて構成されており、温度センサが検知する温度に基づいて発電運転が制御される。
【0003】
たとえば特許文献1では、燃焼部の温度を検出する第1温度センサ、燃焼触媒の出口付近の温度を検出する第2温度センサ、セルスタックの中心付近の温度を検出する第3温度センサ、改質器の出口付近の温度を検出する第4温度センサが設けられている。また、特許文献2では、外気温を検知する外気温センサ34と、水循環ラインの水温を検知する水温センサ31、32、33が設けられている。これらの温度センサには、熱電対やサーミスタなどを用いることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-186009号公報
特開2007-294186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、様々な部位の温度を検知することで、燃料電池装置の動作を適切に制御することができる反面、センサの数が多くなることで部品コストが上昇してしまうことになる。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためのもので、一つの温度センサが検知した温度を複数の用途に利用することで、センサの数を減らしてコストダウンができる燃料電池装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、燃料ガスと酸素含有ガスとを用いて発電を行う燃料電池と、
装置内における所定部位の温度を測定する熱電対と、
前記熱電対の基準接点の温度を検知する基準温度検知手段と、
発電運転を制御する制御装置と、を備え
前記制御装置は、前記基準温度検知手段が検知した温度を前記熱電対の接点温度補償以外にも利用する燃料電池装置である。
【発明の効果】
【0008】
上述のように構成することにより、基準温度検知手段の検知した温度が複数の用途に利用されるため、センサの数を減らしてコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の燃料電池装置のシステム構成図である。
本実施形態の制御装置の一例を示すブロック図である。
本実施形態の燃料電池装置の筐体の分解図である。
本実施形態の燃料電池装置における内部構成を説明する配置概要図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ローム株式会社
半導体装置
19日前
エイブリック株式会社
半導体装置
22日前
エイブリック株式会社
半導体装置
20日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
20日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
22日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
6日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
15日前
株式会社GSユアサ
蓄電設備
19日前
東京パーツ工業株式会社
コイル装置
7日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
22日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
22日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
20日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
22日前
ダイニチ工業株式会社
換気ファン装置
22日前
キヤノン株式会社
液滴吐出装置
5日前
三菱電機株式会社
半導体ウエハ
21日前
株式会社村田製作所
コイル部品
20日前
NTN株式会社
圧粉磁心
5日前
KOA株式会社
電子部品
20日前
株式会社村田製作所
コイル部品
20日前
株式会社村田製作所
コイル部品
20日前
シャープ株式会社
通信装置
15日前
住友電気工業株式会社
電線
22日前
ローム株式会社
半導体装置
14日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池システム
22日前
トヨタ紡織株式会社
加湿器
5日前
住友電気工業株式会社
半導体装置
12日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
25日前
三菱電機株式会社
半導体装置
5日前
ヒロセ電機株式会社
同軸端子
13日前
三菱電機株式会社
半導体装置
13日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
21日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
富士電機株式会社
半導体装置
今日
TDK株式会社
電子部品
13日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
14日前
続きを見る