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公開番号2024032162
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-12
出願番号2022135667
出願日2022-08-29
発明の名称蓄電素子
出願人株式会社GSユアサ
代理人
主分類H01M 50/477 20210101AFI20240305BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】耐衝撃性を向上するための構造を簡易にすることができる、蓄電素子を提供する。
【解決手段】本発明の蓄電素子は、容器と、前記容器に収容される電極体と、前記容器の内面と前記電極体との間に配置される絶縁シートと、を備え、前記絶縁シートは、前記電極体の周囲を囲む側壁部を有し、前記側壁部は、一対の第1壁部と、前記一対の第1壁部の端部同士を連結する一対の第2壁部と、を備え、前記第2壁部は、少なくとも、一方の前記第1壁部と連結され、積層数が2層以上のシート材と、他方の前記第1壁部と連結され、積層数が1層以上のシート材と、を重ねることで、前記シート材同士の積層数が3層以上となるように形成されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
容器と、
前記容器に収容される電極体と、
前記容器の内面と前記電極体との間に配置される絶縁シートと、
を備え、
前記絶縁シートは、前記電極体の周囲を囲む側壁部を有し、
前記側壁部は、
一対の第1壁部と、
前記一対の第1壁部の端部同士の間に配置される一対の第2壁部と、
を備え、
前記第2壁部は、少なくとも、
一方の前記第1壁部と連結され、積層数が2層以上のシート材と、
他方の前記第1壁部と連結され、積層数が1層以上のシート材と、
を重ねることで、前記シート材同士の積層数が3層以上となるように形成されている、蓄電素子。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記第1側壁部は、一層のシート材によって形成され、
前記各第2壁部は、前記各第1壁部よりも前記側壁部の周方向の長さが短い、請求項1に記載の蓄電素子。
【請求項3】
端子と、
前記端子と前記電極体とを接続する集電体とを備え、
前記各第2壁部と対向するように、前記集電体が配置されている、請求項1又は2に記載の蓄電素子。
【請求項4】
前記絶縁シートは、前記側壁部によって囲まれる空間の一方を塞ぐ、底壁部を備えており、
前記底壁部において、前記第2壁部と対応する部位に突出部が折り曲げ可能に連結され、
前記突出部は、前記第2壁部の内側または外側に配置されている、請求項1又は2に記載の蓄電素子。
【請求項5】
前記絶縁シートは、一枚のシート材によって形成されている、請求項1または2に記載の蓄電素子。
【請求項6】
前記積層数が2層以上のシート材は、当該シート材を折り畳むことで形成されている、請求項1又は2に記載の蓄電素子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電素子に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、蓄電素子においては、電極体を絶縁シートに収容し、さらにこれを容器に収容している。例えば、特許文献1の蓄電素子においては、絶縁シートを直方体状に形成し、電極体を収容している。この絶縁シートは、側壁部の短側面を3枚のシート材を重ねることで形成し、厚みを大きくしている。この蓄電素子においては、電池容量を低下させることなく、外力に対する捲回電極群と電池缶との間の絶縁性を高めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-219061号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の絶縁シートの短側面は、耐衝撃性を向上するため、各長側面から延びるシート材と、底壁部から延びるシート材と、を重ねて形成されている。すなわち、この短側面は、個別に分かれた3枚のシート材を重ねているため、層数を増やすための構造が簡易ではなかった。本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、絶縁シートにおいて、耐衝撃性を向上するための構造を簡易にすることができる、蓄電素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る蓄電素子は、容器と、前記容器に収容される電極体と、前記容器の内面と前記電極体との間に配置される絶縁シートと、を備え、前記絶縁シートは、前記電極体の周囲を囲む側壁部を有し、前記側壁部は、一対の第1壁部と、前記一対の第1壁部の端部同士を連結する一対の第2壁部と、を備え、前記第2壁部は、少なくとも、一方の前記第1壁部と連結され、積層数が2層以上のシート材と、他方の前記第1壁部と連結され、積層数が1層以上のシート材と、を重ねることで、前記シート材同士の積層数が3層以上となるように形成されている。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係る蓄電素子によれば、絶縁シートにおいて、耐衝撃性を向上するための構造を簡易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る蓄電素子の外観を示す斜視図である。
図1の蓄電素子の分解斜視図である。
絶縁シートの展開図である。
絶縁シートの組立を示す平面図である。
絶縁シートの組立を示す平面図である。
絶縁シートの組立を示す平面図である。
絶縁シートの組立を示す斜視図である。
絶縁シートの組立を示す斜視図である。
絶縁シートの他の例を示す平面図である。
絶縁シートの他の例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
はじめに、本明細書によって開示される蓄電素子の概要について説明する。
【0009】
本発明の第1の観点に係る蓄電素子は、容器と、前記容器に収容される電極体と、前記容器の内面と前記電極体との間に配置される絶縁シートと、を備え、前記絶縁シートは、前記電極体の周囲を囲む側壁部を有し、前記側壁部は、一対の第1壁部と、前記一対の第1壁部の端部同士を連結する一対の第2壁部と、を備え、前記第2壁部は、少なくとも、一方の前記第1壁部と連結され、積層数が2層以上のシート材と、他方の前記第1壁部と連結され、積層数が1層以上のシート材と、を重ねることで、前記シート材同士の積層数が3層以上となるように形成されている。
【0010】
この構成によれば、3層以上のシート材を有する第2壁部は、各第1壁部から延びるシート材によって形成することができる。すなわち、2つの部位(各第1壁部)から延びるシート材によって3層以上のシート材を積層できるため、従来例のように、個別に分かれた3つのシート材を重ねるよりも層数を増やすための構造を簡易にすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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