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公開番号2024029326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-06
出願番号2022131524
出願日2022-08-22
発明の名称テクスチャ生成装置、テクスチャ生成方法及びプログラム
出願人国立大学法人広島大学
代理人個人
主分類G06F 30/10 20200101AFI20240228BHJP(計算;計数)
要約【課題】所望の触感を有するテクスチャを効率よく生成することができるテクスチャ生成装置、テクスチャ生成方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】テクスチャ生成装置1は、所望の触感を表す目標触感データを取得する目標触感取得部101と、触感データを入力とし、入力された触感データを実現する、物体表面の3次元形状として表現されるテクスチャの特徴量を出力する特徴量推定モデルEMfに基づいて、目標触感データから、目標特徴量を推定する特徴量推定部102と、目標特徴量に基づいてテクスチャを合成するテクスチャ合成部103と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所望の触感を表す目標触感データを取得する目標触感取得部と、
触感データを入力とし、入力された触感データを実現する、物体表面の3次元形状として表現されるテクスチャの特徴量を出力する特徴量推定モデルに基づいて、前記目標触感データから目標特徴量を推定する特徴量推定部と、
前記目標特徴量に基づいて前記テクスチャを合成するテクスチャ合成部と、を備える、
ことを特徴とするテクスチャ生成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記触感データは、複数の形容詞、名詞又は動詞で表現される、
ことを特徴とする請求項1に記載のテクスチャ生成装置。
【請求項3】
前記特徴量推定モデルは、前記テクスチャの特徴量を入力として、前記テクスチャの触感を推定するように学習された特徴量推定モデルの逆解析モデルである、
ことを特徴とする請求項1に記載のテクスチャ生成装置。
【請求項4】
触感に影響を与える複数の触感評価条件で行われた触感調査の結果に基づいて作成された、複数の前記特徴量推定モデルを備え、
特徴量推定部は、設定された触感評価条件に対応する前記特徴量推定モデルに基づいて、目標特徴量を推定する、
ことを特徴とする請求項3に記載のテクスチャ生成装置。
【請求項5】
生成される前記テクスチャについて重視される粗さ感のスケールに基づいて作成された、複数の前記特徴量推定モデルを備え、
特徴量推定部は、設定された粗さ感のスケールに対応する前記特徴量推定モデルに基づいて、目標特徴量を推定する、
ことを特徴とする請求項3に記載のテクスチャ生成装置。
【請求項6】
前記テクスチャを入力とし、入力された前記テクスチャの前記触感データを推定するテクスチャ触感推定モデルを備え、
前記目標触感取得部は、
入力された前記テクスチャ及び前記テクスチャ触感推定モデルに基づいて、前記目標触感データを取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載のテクスチャ生成装置。
【請求項7】
所望の触感を表す目標触感データを取得し、
触感データを入力とし、入力された触感データを実現する、物体表面の3次元形状として表現されるテクスチャの特徴量を出力する特徴量推定モデルに基づいて、前記目標触感データから目標特徴量を推定し、
前記目標特徴量に基づいて前記テクスチャを合成する、
ことを特徴とするテクスチャ生成方法。
【請求項8】
コンピュータを、
所望の触感を表す目標触感データを取得する目標触感取得部、
触感データを入力とし、入力された触感データを実現する、物体表面の3次元形状として表現されるテクスチャの特徴量を出力する特徴量推定モデルに基づいて、前記目標触感データから目標特徴量を推定する特徴量推定部、
前記目標特徴量に基づいて前記テクスチャを合成するテクスチャ合成部、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、テクスチャ生成装置、テクスチャ生成方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
机、椅子等の家具、スマートフォン、ノートパソコン、自動車の内装等ユーザが直接手で触れる商品では、その触感が使用の満足度等、商品価値に影響を与える。したがって、これらの商品の開発においては、触感の評価が重要とされている。物体の触感は、物体表面の3次元形状として表現されるテクスチャによって変化するので、望ましい触感が得られるようにシボ加工等によるテクスチャの設計が行われる(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-323940号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
テクスチャによって得られる触感を予測することは難しく、一般的に商品開発におけるテクスチャの設計は、試作と検証を繰り返すことによって試行錯誤的に行われている。
【0005】
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、所望の触感を有するテクスチャを効率よく生成することができるテクスチャ生成装置、テクスチャ生成方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、この発明の第1の観点に係るテクスチャ生成装置は、
所望の触感を表す目標触感データを取得する目標触感取得部と、
触感データを入力とし、入力された触感データを実現する、物体表面の3次元形状として表現されるテクスチャの特徴量を出力する特徴量推定モデルに基づいて、前記目標触感データから目標特徴量を推定する特徴量推定部と、
前記目標特徴量に基づいて前記テクスチャを合成するテクスチャ合成部と、を備える。
【0007】
また、前記触感データは、複数の形容詞、名詞又は動詞で表現される、
こととしてもよい。
【0008】
また、前記特徴量推定モデルは、前記テクスチャの特徴量を入力として、前記テクスチャの触感を推定するように学習された特徴量推定モデルの逆解析モデルである、
こととしてもよい。
【0009】
また、テクスチャ生成装置は、触感に影響を与える複数の触感評価条件で行われた触感調査の結果に基づいて作成された、複数の前記特徴量推定モデルを備え、
特徴量推定部は、設定された触感評価条件に対応する前記特徴量推定モデルに基づいて、目標特徴量を推定する、
こととしてもよい。
【0010】
また、テクスチャ生成装置は、生成される前記テクスチャについて重視される粗さ感のスケールに基づいて作成された、複数の前記特徴量推定モデルを備え、
特徴量推定部は、設定された粗さ感のスケールに対応する前記特徴量推定モデルに基づいて、目標特徴量を推定する、
こととしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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