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公開番号2024021350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022124118
出願日2022-08-03
発明の名称自覚式検眼装置
出願人株式会社ニデック
代理人
主分類A61B 3/028 20060101AFI20240208BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 仮枠検査をスムーズに行えるようにする。
【解決手段】 自覚式検眼装置は、視標光束を被検眼に投影するための視標投光光学系と、視標投光光学系の光路中に配置され、被検眼に付与する屈折力の矯正量を変化する矯正光学系と、矯正光学系を介した視標光束の像を光学的に所定の検査距離となるように被検眼に導光する導光光学系と、を有し、被検者の眼前を開放状態で被検眼の光学特性を自覚的に測定する自覚式検眼装置であって、仮枠を使用した仮枠検査を開始するための開始信号に基づいて矯正光学系を無矯正状態に変える測定制御手段と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
視標光束を被検眼に投影するための視標投光光学系と、
前記視標投光光学系の光路中に配置され、被検眼に付与する屈折力の矯正量を変化する矯正光学系と、
前記矯正光学系を介した前記視標光束の像を光学的に所定の検査距離となるように被検眼に導光する導光光学系と、
を有し、被検者の眼前を開放状態で被検眼の光学特性を自覚的に測定する自覚式検眼装置であって、
仮枠を使用した仮枠検査を開始するための開始信号に基づいて前記矯正光学系を無矯正状態に変える測定制御手段と、
を備えることを特徴とする自覚式検眼装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
請求項1の自覚式検眼装置において、
被検眼に対する前記矯正光学系のアライメント状態を検出し、その検出に基づいて前記矯正光学系を被検眼に対して自動的にアライメントする自動アライメント手段と、
前記開始信号に基づいて前記自動アライメント手段の動作を停止する停止手段と、
を備えることを特徴とする自覚式検眼装置。
【請求項3】
請求項2の自覚式検眼装置において、
前記停止手段は、前記自動アライメント手段の作動を直接的に停止する第1停止手段と、前記矯正光学系によって被検眼の光学特性を測定する測定時の前記アライメント状態の検出条件に対し、前記自動アライメント手段が作動しないように前記検出条件を変える第2停止手段と、の何れかを含むことを特徴とする自覚式検眼装置。
【請求項4】
請求項1~3の何れかの自覚式検眼装置において、
前記矯正光学系によって測定された矯正量の値を表示するための表示手段と、
前記表示手段を制御する表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、仮枠検査の前記開始信号に基づいて前記矯正光学系が無矯正状態に変更された場合にも、前記開始信号の入力直前に前記矯正光学系によって測定された矯正量の値を前記表示手段に表示させることを特徴とする自覚式検眼装置。
【請求項5】
請求項4の自覚式検眼装置において、
前記表示手段に表示された前記矯正量の値を変更する変更手段を備え、
前記測定制御手段は、前記変更手段によって前記矯正量の値が変更された場合にも、前記矯正光学系の無矯正状態を維持することを特徴とする自覚式検眼装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、被検眼の光学特性を自覚的に測定する自覚式検眼装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
自覚式検眼装置としては、複数のレンズディスクからなる矯正光学系を有するレンズユニット(フォロプター)を被検眼の眼前に配置するタイプの装置(例えば、特許文献1)が知られている。また、自覚式検眼装置としては、矯正光学系を介した検査視標の像を被検眼に導光し、矯正光学系を実際に被検眼の眼前に配置することなく、自然な状態(開放状態)で被検眼の光学特性を自覚的に測定する装置が提案されている(例えば、特許文献2)。また、この装置は、矯正光学系を有する測定部を被検眼に自動的にアライメントする機能を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-176893号公報
特開2017―86652号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、被検眼に眼鏡レンズを処方する上では、一般に、被検眼の光学特性を自覚的に測定した後に、仮枠(トライアルフレーム)を使用した仮枠検査が行われる。仮枠検査では、被検者は仮枠を装着し、仮枠にテストレンズが入れられた状態で検査視標の見え具合の確認が行われる。
【0005】
しかし、特許文献2のように矯正光学系を介して検査視標の像を被検眼に導光する方式の装置では、仮枠検査を行う上で不都合があることが判った。
【0006】
本開示は、上記問従来技術に鑑み、仮枠検査をスムーズに行える自覚式検眼装置を提供することを技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示における典型的な実施形態が提供する自覚式検眼装置は、視標光束を被検眼に投影するための視標投光光学系と、前記視標投光光学系の光路中に配置され、被検眼に付与する屈折力の矯正量を変化する矯正光学系と、前記矯正光学系を介した前記視標光束の像を光学的に所定の検査距離となるように被検眼に導光する導光光学系と、を有し、被検者の眼前を開放状態で被検眼の光学特性を自覚的に測定する自覚式検眼装置であって、仮枠を使用した仮枠検査を開始するための開始信号に基づいて前記矯正光学系を無矯正状態に変える測定制御手段と、を備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
自覚式検眼装置の外観の概略構成を示す図である。
測定部に配置される光学系を示す図である。
自覚式検眼装置の内部を正面方向から見た概略構成図である。
自覚式検眼装置の内部を側面方向から見た概略構成図である。
自覚式検眼装置の内部を上面方向から見た概略構成図である。
自覚式検眼装置の制御系を示す図である。
自覚眼屈折力測定モードにおけるディスプレイの操作画面の例である。
仮枠とテストレンズを説明する図である。
仮枠検査における矯正量の表示の変容例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[概要]
以下、典型的な実施形態の1つについて、図面を参照して説明する。なお、以下の<>にて分類された項目は、独立又は関連して利用されうる。
【0010】
本実施形態における自覚式検眼装置(例えば、自覚式検眼装置1)は、視標投光光学系(例えば、視標投光光学系30)と、矯正光学系(例えば、矯正光学系60)と、導光光学系(例えば、導光光学系80)と、測定制御手段(例えば、制御部70)と、を備える。例えば、自覚式検眼装置は、自動アライメント手段(例えば、第1アライメント指標光学系55、第2アライメント指標光学系40、観察光学系50、制御部70)と、自動アライメント手段の動作を停止する停止手段(例えば、制御部70)と、を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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