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公開番号2024021006
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-15
出願番号2022123627
出願日2022-08-02
発明の名称洗濯機
出願人青島海爾洗衣机有限公司,QINGDAO HAIER WASHING MACHINE CO.,LTD.,アクア株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 58/02 20060101AFI20240207BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】衣類に防虫効果を持たせることができ得る洗濯機を提供する。
【解決手段】ドラム式洗濯機1は、筐体10内に配置された外槽20と、外槽20内に配置され、衣類が収容されるドラム23と、ドラム23内の衣類に防虫剤の防虫成分を作用させる防虫処理装置70と、を備える。防虫処理装置70は、防虫成分を含む防虫液が貯められる貯液タンク220と、貯液タンク220内に貯められた防虫液をドラム23内に噴霧する噴霧機構230と、を含む。さらに、ドラム式洗濯機1は、貯液タンク220内に水を供給する給水バルブユニット51を備える。防虫剤は水溶性を有し、防虫剤が給水バルブユニット51から供給された水と混合されることにより防虫液が生成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体内に配置された外槽と、
前記外槽内に配置され、衣類が収容される内槽と、
前記内槽内の衣類に防虫剤の防虫成分を作用させる防虫処理部と、
を備えることを特徴とする洗濯機。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の洗濯機において、
前記防虫処理部は、
前記防虫成分を含む防虫液が貯められる貯液タンクと、
前記貯液タンク内に貯められた前記防虫液を前記内槽内に噴霧する噴霧機構と、を含む、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項3】
請求項2に記載の洗濯機において、
前記貯液タンク内に水を供給する給水部を、さらに備え、
前記防虫剤は水溶性を有し、
前記防虫剤が前記給水部から供給された水と混合されることにより前記防虫液が生成される、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項4】
請求項1に記載の洗濯機において、
前記防虫処理部は、
送風ファンと、
前記送風ファンの回転により起きた風が前記内槽内に向けて流れる風路と、
前記風路内に配置され、前記防虫剤が収容される収容部と、を含み、
気化した前記防虫成分が前記風路を流れる風により前記内槽内に運ばれる、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項5】
請求項4に記載の洗濯機において、
前記外槽に接続された循環路と、
前記循環路内に配置された加熱器と、
切替部と、をさらに備え、
前記送風ファンは、前記循環路に配置されて、前記加熱器で加熱された風を前記外槽と前記循環路との間で循環させ、
前記風路は、前記循環路における前記加熱器と前記送風ファンの間の位置から分岐し、
前記切替部は、
前記加熱器で加熱された風により前記内槽内の衣類を乾燥させる際には、前記風路を閉鎖するとともに前記循環路における前記風路が分岐する位置よりも下流側を開放し、
前記防虫処理部により前記内槽内の衣類に前記防虫成分を作用させる際には、前記風路を開放するとともに前記循環路における前記風路が分岐する位置よりも下流側を閉鎖する、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項6】
請求項1ないし5の何れか一項に記載の洗濯機において、
前記内槽は、横軸型のドラムを含み、
前記ドラムを駆動する駆動モータと、
制御部と、をさらに備え、
前記制御部は、
前記防虫処理部により前記ドラム内の衣類に前記防虫成分を作用させる防虫処理工程を実行し、
当該防虫処理工程において、前記ドラムを、当該ドラム内の衣類がタンブリングするように回転させる、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項7】
請求項6に記載の洗濯機において、
前記外槽内に給水する給水装置を、さらに備え、
前記制御部は、前記防虫処理工程の後に、前記外槽内に水が溜められた状態で前記ドラムを回転させることにより前記ドラムを洗う清掃工程を実行する、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項8】
請求項6に記載の洗濯機において、
前記外槽に接続された循環路と、
前記外槽と前記循環路との間で風を循環させる送風ファンと、
前記循環路に配置され、異物を捕獲するフィルタと、をさらに備え、
前記制御部は、前記防虫処理工程の前に、前記ドラムと前記送風ファンとを回転させることにより、前記ドラム内で衣類をタンブリングさせ、当該衣類から落ちて風で運ばれた異物を前記フィルタで回収する準備工程を実行する、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項9】
請求項1ないし5の何れか一項に記載の洗濯機において、
加熱器および送風ファンを含み、これら加熱器および送風ファンの動作により生成された温風を前記内槽内に供給する乾燥装置と、
制御部と、をさらに備え、
前記制御部は、
前記乾燥装置により前記内槽内の衣類を乾燥させる乾燥工程を実行し、
当該乾燥工程の後に、前記防虫処理部により前記ドラム内の衣類に前記防虫成分を作用させる防虫処理工程を実行する、
ことを特徴とする洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 910 文字)【背景技術】
【0002】
従来、洗濯物に抗菌処理を施すことが可能な洗濯機が知られている。たとえば、以下の特許文献1には、イオン溶出ユニットを備え、当該イオン溶出ユニットから溶出した金属イオンを含有する水を洗濯槽で受け、当該水で洗濯物をすすぐことにより洗濯物に抗菌処理を行う洗濯機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-188174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
衣類が受け得る被害として、菌の繁殖の他、衣類害虫による虫食いが考えられる。このため、季節ものの衣類がタンスやクローゼット等の収納庫に収納される際には、衣類害虫がつかないように、収納庫内に市販の防虫剤が入れられることが多い。
【0005】
洗濯機において衣類に防虫処理を施すことにより、収納される前の衣類に防虫効果を持たせることができれば、収納中の衣類に衣類害虫がつきにくくなり、便利である。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、衣類に防虫効果を持たせることができ得る洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の主たる態様に係る洗濯機は、筐体内に配置された外槽と、前記外槽内に配置され、衣類が収容される内槽と、前記内槽内の衣類に防虫剤の防虫成分を作用させる防虫処理部と、を備える。
【0008】
本態様に係る洗濯機によれば、衣類に防虫効果を持たせることが可能となる。
【0009】
本態様に係る洗濯機において、前記防虫処理部は、前記防虫成分を含む防虫液が貯められる貯液タンクと、前記貯液タンク内に貯められた前記防虫液を前記内槽内に噴霧する噴霧機構と、を含むような構成とされ得る。
【0010】
上記の構成によれば、防虫液の噴霧により、内槽内の衣類に防虫成分を作用させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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