TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024010555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-24
出願番号2022111952
出願日2022-07-12
発明の名称組成物及び硬化物
出願人株式会社ADEKA
代理人
主分類C08G 59/66 20060101AFI20240117BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】耐久性に優れる硬化物を形成できる組成物、これを用いた硬化物を提供する
【解決手段】下記(A)成分と、(B)成分及び(C)成分と、を含有する組成物である。
(A)成分:エポキシ成分
(B)成分:チオール化合物
(C)成分:アリル化合物


特許請求の範囲【請求項1】
下記(A)成分と、(B)成分及び(C)成分と、を含有する組成物。
(A)成分:エポキシ成分
(B)成分:チオール化合物
(C)成分:アリル化合物
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記(A)成分が、芳香族エポキシ化合物を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記(B)成分が、下記一般式(B-0)で表される化合物を含む、請求項1に記載の組成物。
JPEG
2024010555000030.jpg
12
145
(式中、X

は、r3と同数の価数を有する、炭素原子数1以上20以下の無置換若しくは置換基を有している脂肪族炭化水素基、炭素原子数6以上20以下の無置換若しくは置換基を有している芳香環含有基又は炭素原子数2以上20以下の無置換若しくは置換基を有している複素環含有基を表し、


は、直接結合、又は、下記群Iから選択される二価の基を表し、
r3は、1以上10以下の整数を表す。)
群I:-O-、-S-、-R
b1
-、-CO-、-O-CO-、-CO-O-、-O-CO-O-、-O-CO-O-、-S-CO-、-CO-S-、-S-CO-O-、-O-CO-S-、-CO-NH-、-NH-CO-、-NH-CO-O-、-NR
b2
-、-S-S-、-SO
2
-若しくはこれらの組み合わせからなる基
【請求項4】
前記(A)成分の含有量が、前記組成物の固形分100質量部中、1質量部以上70質量部以下である、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記(B)成分の含有量が、上記組成物の固形分100質量部中、10質量部以上80質量部以下である、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
前記(C)成分の含有量が、上記組成物の固形分100質量部中、1質量部以上70質量部以下である、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
さらに、(D)成分として光塩基発生剤を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
請求項1~7の何れか一項記載の組成物の硬化物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組成物及びその硬化物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
エポキシ樹脂は優れた熱的、力学的、電気的性質を持ち、電気・電子機器材料、機械材料、土木建築材料、日用品など各種用途への適用が進められている。しかし、エポキシ樹脂の用途が、航空機の構造材料として使用される炭素繊維等との高性能複合材料や、プリント配線板、IC封止剤等の電子材料等、先端技術分野での利用が検討されるに伴い、より高性能な樹脂が要求され、種々の改善が試みられている。求められている性能としては、耐久性、接着力や耐熱性等の向上が挙げられる。
このような性能の向上は、エポキシ樹脂の改良のみでは達成することが困難であり、エポキシ樹脂とは異なる樹脂との組み合わせで改良する試みが多数なされている。
【0003】
例えば、特許文献1には、エポキシ樹脂を主成分とし、チオール系硬化剤を含む硬化物による被覆電線が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-67847号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、硬化物の耐久性については、必ずしも満足できるものではない場合があった。
従って、耐久性に優れる硬化物を形成できる組成物が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、耐久性に優れる硬化物を形成できる組成物及びその硬化物を提供することを目的とする。
【0007】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定の組成を有する組成物であれば、上記課題を解消できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本開示は、下記(A)成分と、(B)成分及び(C)成分と、を含有する組成物を提供する。
(A)成分:エポキシ成分
(B)成分:チオール化合物
(C)成分:アリル化合物
【0009】
本開示によれば、耐久性に優れる硬化物を形成できる組成物を提供することができる。
【0010】
本開示においては、上記(A)成分が、芳香族エポキシ化合物を含む、ことが好ましい。上記組成物は、耐久性に加えて接着力に優れる硬化物を形成できるからである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社日本触媒
組成物
1か月前
三菱ケミカル株式会社
積層体
1か月前
株式会社ナリス化粧品
構造体
3日前
東レ株式会社
多孔質フィルム
1か月前
株式会社きもと
障子用フィルム
2か月前
株式会社コバヤシ
成形体
2か月前
三菱ケミカル株式会社
樹脂組成物
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
2か月前
東レ株式会社
ポリアミド樹脂組成物
26日前
株式会社松風
光硬化性組成物
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
2か月前
株式会社日本触媒
無機粒子含有分散体
1か月前
サンノプコ株式会社
樹脂組成物
2か月前
テクノUMG株式会社
物品
1か月前
株式会社魁半導体
機能性粉体及び組成物
2か月前
アイカ工業株式会社
ホットメルト組成物
17日前
AGC株式会社
水性分散液
1か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物
2か月前
ユニチカ株式会社
多孔質ポリアミドイミド
1か月前
株式会社カネカ
樹脂組成物およびフィルム
1か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物
2か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物
2か月前
東レ株式会社
ポリエステル組成物の製造方法
18日前
松本油脂製薬株式会社
樹脂粒子及びその用途
17日前
松本油脂製薬株式会社
樹脂粒子及びその用途
11日前
株式会社日本製鋼所
プリプレグ製造装置
1か月前
東レ株式会社
二軸配向ポリオレフィンフィルム
23日前
東レ株式会社
重合装置および重合体の製造方法
1か月前
帝人株式会社
樹脂組成物および光学部材
1か月前
日本ユピカ株式会社
成形材
20日前
サンデン株式会社
樹脂被膜及び摺動部材
2か月前
東レ株式会社
二軸配向ポリプロピレンフィルム
1か月前
東ソー株式会社
両親媒性ポリマー溶液の調液方法
10日前
三和化工株式会社
発泡体の製造方法
1か月前
住友電気工業株式会社
成形体
2か月前
株式会社コバヤシ
成形体及びその製造方法
1か月前
続きを見る