TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024021874
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022125023
出願日2022-08-04
発明の名称硬化性組成物
出願人株式会社カネカ
代理人個人,個人
主分類C08L 101/10 20060101AFI20240208BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】非有機錫系硬化触媒を含んでいても、良好な速硬化性を示す、反応性ケイ素基含有有機重合体を含有する硬化性組成物を提供すること。
【解決手段】反応性ケイ素基を有する有機重合体を含む硬化性組成物において、カルボン酸又はその金属塩(b1)、アミン化合物(b2)、特定の金属化合物(b3)、及びフェノール化合物(b4)を含む硬化触媒を用いる。ただし、前記フェノール化合物(b4)は、前記カルボン酸又はその金属塩(b1)に該当する化合物ではない。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
有機重合体(A)、及び硬化触媒(B)を含む、硬化性組成物であって、
前記有機重合体(A)が、下記式(1):
-SiR

3-a


(1)
(式(1)中、R

は置換、又は非置換の炭素数1~20の炭化水素基、又はR


SiO-で表されるトリオルガノシロキシ基を示し、3個のR

は、炭素数1~20の炭化水素基であり、それらは同じでもよく、異なっていてもよく、
Xは水酸基又は加水分解性基を示し、
aは1、2、又は3であり、


、Xのそれぞれについて、それらが複数存在するとき、それらは同じでもよく、異なっていてもよい。)
で表される反応性ケイ素基を有し、
前記硬化触媒(B)が、カルボン酸又はその金属塩(b1)、アミン化合物(b2)、金属化合物(b3)、及びフェノール化合物(b4)を含み、
前記フェノール化合物(b4)は、前記カルボン酸又はその金属塩(b1)に該当する化合物ではなく、
前記カルボン酸又はその金属塩(b1)、前記アミン化合物(b2)、前記金属化合物(b3)、及び前記フェノール化合物(b4)から選択される2種以上が、互いに反応していてもよく、
前記アミン化合物(b2)は、アミジン化合物、及びグアニジン化合物に該当しない化合物であり、
前記金属化合物(b3)が、下記式(2):
M(O)

(OR





(2)
(式(2)中、Mは、Ti、Al、Zr、Hf、又はVであり、
dは、0、又は1であり、e、及びfは、それぞれ独立に0以上の整数であり、ただし、(2d+e+f)が、前記Mの原子価であり、
Mが、Ti、Al、Zr、又はHfである場合、dが0であり、
Mが、Vである場合、dが1であり、


は、置換基を有してもよい炭素原子数1~20の炭化水素基であり、
Yは、キレート配位化合物である。)
で表される化合物である、硬化性組成物。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記有機重合体(A)の主鎖構造が、ポリオキシアルキレン系重合体、飽和炭化水素系重合体、及び(メタ)アクリル酸エステル系重合体からなる群より選択される1種以上である、請求項1に記載の硬化性組成物。
【請求項3】
前記有機重合体(A)の主鎖構造が、前記ポリオキシアルキレン系重合体である、請求項2に記載の硬化性組成物。
【請求項4】
前記フェノール化合物(b4)が、サリチル酸エステルである、請求項1~3のいずれか1項に記載の硬化性組成物。
【請求項5】
前記サリチル酸エステルが、サリチル酸メチル、サリチル酸エチル、サリチル酸イソプロピル、サリチル酸イソブチル、サリチル酸イソアミル、サリチル酸2-エチルヘキシル、サリチル酸3,3,5-トリメチルシクロヘキシル、及びサリチル酸フェニル等からなる群より選択される1種以上である、請求項4に記載の硬化性組成物。
【請求項6】
前記カルボン酸又はその金属塩(b1)が、第三級炭素原子、又は第二級炭素原子に結合しているカルボキシ基を有するカルボン酸であるか、第三級炭素原子、又は第二級炭素原子に結合しているカルボキシ基を有するカルボン酸の金属塩である、請求項1~3のいずれか1項に記載の硬化性組成物。
【請求項7】
請求項1~3のいずれか1項に記載の硬化性組成物の硬化物。
【請求項8】
請求項1~3のいずれか1項に記載の硬化性組成物、又は前記硬化性組成物の硬化物を用いる防水材料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ケイ素原子に結合した水酸基又は加水分解性基を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋を形成し得るケイ素基(以下、「反応性ケイ素基」ともいう。)を有する有機重合体、及びその有機重合体を含む硬化性組成物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
分子中に少なくとも1個の反応性ケイ素基を有する有機重合体は、室温においても湿分等によるシリル基の加水分解反応等を伴うシロキサン結合の形成によって架橋し得る。反応性ケイ素基を有する有機重合体がかかる架橋反応によってゴム状硬化物を与える性質を有することが知られている。
【0003】
これらの反応性ケイ素基を有する有機重合体として、主鎖構造がポリオキシアルキレンやポリアクリル酸エステル、ポリイソブチレンである有機重合体は、既に工業的に生産され、シーリング材、接着剤、塗料、防水材等の用途に広く使用されている(特許文献1)、(特許文献2)、(特許文献3(MA))、(特許文献4(XMAP))。
【0004】
反応性ケイ素基を有する有機重合体をシーリング材、接着剤、塗料、防水材等の硬化性組成物として使用する場合、硬化性や接着性、作業性、硬化物の機械特性、防水性等種々の特性が硬化性組成物に要求される。
【0005】
反応性ケイ素基を有する有機重合体を含有する硬化性組成物は、通常、ジブチル錫ビス(アセチルアセトナート)に代表される、炭素-錫結合を有する有機錫化合物等のシラノール縮合触媒を用いて硬化させる。シラノール縮合触媒は硬化触媒とも称される。近年、有機錫系化合物はその毒性が指摘されており、環境に対する安全の観点からその使用には注意が必要である。
【0006】
このため、有機錫化合物以外の硬化触媒として、カルボン酸錫塩やその他のカルボン酸金属塩、カルボン酸とアミン化合物を併用した有機塩、チタン化合物等の金属錯体等の使用が提案されている(特許文献3)、(特許文献4)、(特許文献5)、(特許文献6)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開昭52-73998号公報
特開昭63-6041号公報
特開昭55-9669号公報
特開2003-206410号公報
特開平5-117519号公報
国際公開第2005/108499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上述のような従来技術には、硬化性組成物の速硬化性の面で改善の余地があった。
【0009】
したがって、本発明は、非有機錫系硬化触媒を含んでいても、良好な速硬化性を示す、反応性ケイ素基含有有機重合体を含有する硬化性組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者は、前記の問題を解決するために鋭意検討した結果、反応性ケイ素基を有する有機重合体と、特定の硬化触媒を用いることにより、速硬化性を示す硬化性組成物が得られることを見いだし、本発明を完成するに至った。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東ソー株式会社
ゴム組成物
1か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物
1か月前
株式会社ナリス化粧品
構造体
1か月前
三菱ケミカル株式会社
積層体
2か月前
三洋化成工業株式会社
複合粒子
1か月前
株式会社日本触媒
硬化性組成物
16日前
株式会社ラボ
離型フィルム
29日前
東レ株式会社
ポリアミド樹脂組成物
2か月前
株式会社松風
光硬化性組成物
3か月前
東ソー株式会社
ソールゴム用改質剤
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
1か月前
ユニチカ株式会社
ポリアミドイミド
1か月前
花王株式会社
乳化組成物
1か月前
AGC株式会社
水性分散液
3か月前
アイカ工業株式会社
ホットメルト組成物
2か月前
三洋化成工業株式会社
成形用樹脂組成物
1か月前
三菱ケミカル株式会社
成形体
1か月前
積水フーラー株式会社
硬化性組成物
9日前
ユニチカ株式会社
多孔質ポリアミドイミド
3か月前
東レ株式会社
ポリエステル組成物の製造方法
2か月前
アキレス株式会社
塩化ビニル系樹脂フィルム
1か月前
グンゼ株式会社
導電性フィルム
1か月前
松本油脂製薬株式会社
樹脂粒子及びその用途
2か月前
株式会社クラベ
耐摩耗性絶縁組成物及び電線
12日前
松本油脂製薬株式会社
樹脂粒子及びその用途
2か月前
三水株式会社
中空粒子の製造方法
16日前
株式会社スギノマシン
ゴム複合物
1か月前
NOK株式会社
クロロプレンゴム組成物
9日前
株式会社日本製鋼所
プリプレグ製造装置
2か月前
三井化学株式会社
シートまたはフィルム
1か月前
東レ株式会社
二軸配向ポリプロピレンフィルム
11日前
東レ株式会社
二軸配向ポリオレフィンフィルム
2か月前
日本ユピカ株式会社
成形材
2か月前
東レ株式会社
二軸配向ポリプロピレンフィルム
1か月前
日本エステル株式会社
ポリエステル樹脂組成物
2日前
東ソー株式会社
両親媒性ポリマー溶液の調液方法
2か月前
続きを見る