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公開番号2024004335
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-16
出願番号2022103950
出願日2022-06-28
発明の名称液体充填装置
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類B67C 3/02 20060101AFI20240109BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】液垂れを効果的に防止することが可能な液体充填装置を提供することである。
【解決手段】被充填体2に液体3を充填する液体充填装置1であって、筒状の供給口21と、供給口21よりも上流側に位置するシール面22とを備え、液体供給部13から液体3が供給されるノズル20と、シール面22に当接する当接面31と、供給口21の内側に配置される延長部32とを備え、当接面31がシール面22に当接して供給口21を閉塞する閉位置と当接面31がシール面22から離れるとともに延長部32が供給口21から離脱して供給口21を開く開位置との間で移動自在のシール体30と、供給口21の内周面に供給口21の下流側の先端面21bから上流側に向けて延びるとともに互いに周方向に間隔を空けて並べて設けられ、それぞれ負圧供給源40に接続された複数本の吸引溝24と、を有することを特徴とする液体充填装置1。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被充填体に液体を充填する液体充填装置であって、
筒状の供給口と、前記供給口よりも上流側に位置するシール面とを備え、液体供給部から液体が供給されるノズルと、
前記シール面に当接する当接面と、前記供給口の内側に配置される延長部とを備え、前記当接面が前記シール面に当接して前記供給口を閉塞する閉位置と前記当接面が前記シール面から離れるとともに前記延長部が前記供給口から離脱して前記供給口を開く開位置との間で移動自在のシール体と、
前記供給口の内周面に前記供給口の下流側の先端面から上流側に向けて延びるとともに互いに周方向に間隔を空けて並べて設けられ、それぞれ負圧供給源に接続された複数本の吸引溝と、を有することを特徴とする液体充填装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記延長部は、前記シール体が閉位置にあるときに、前記供給口の内側に摺動可能に嵌合している、請求項1に記載の液体充填装置。
【請求項3】
前記シール体が閉位置にあるときに、前記延長部の下流側の先端面が前記供給口の下流側の先端面に対して同一面状または上流側に配置される、請求項1または2に記載の液体充填装置。
【請求項4】
前記延長部の下流側の先端面に撥液加工が施されている、請求項1に記載の液体充填装置。
【請求項5】
前記被充填体に液体を充填した後に前記被充填体と前記供給口との間に挿入されるシャッタ部材を備えている、請求項1に記載の液体充填装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば容器などの被充填体に液体を充填する液体充填装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、容器(例えばペットボトル)などの被充填体に飲料などの液体を充填する液体充填装置として、液体収容槽から液体が供給されるケースと、ケースに設けられた供給口を開閉する弁棒と、弁棒の下端に開口するとともに負圧供給源に接続される貫通孔とを備え、液体収容槽から供給された液体を供給口から吐出して容器に充填するとともに、液体の充填完了後、弁棒により供給口を閉じ、貫通孔に負圧を供給することで、弁棒の下端面に付着した液体を貫通孔から吸引して弁棒からの液垂れを防止するようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-77891号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来の液体充填装置では、貫通孔が弁棒の軸心において弁棒の下端面に開口する構成であるので、弁棒の下端面からの液垂れを防止することはできるが、供給口に付着した液体を吸引し難く、この点で改善の余地があった。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、液垂れを効果的に防止することが可能な液体充填装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の液体充填装置は、被充填体に液体を充填する液体充填装置であって、筒状の供給口と、前記供給口よりも上流側に位置するシール面とを備え、液体供給部から液体が供給されるノズルと、前記シール面に当接する当接面と、前記供給口の内側に配置される延長部とを備え、前記当接面が前記シール面に当接して前記供給口を閉塞する閉位置と前記当接面が前記シール面から離れるとともに前記延長部が前記供給口から離脱して前記供給口を開く開位置との間で移動自在のシール体と、前記供給口の内周面に前記供給口の下流側の先端面から上流側に向けて延びるとともに互いに周方向に間隔を空けて並べて設けられ、それぞれ負圧供給源に接続された複数本の吸引溝と、を有することを特徴とする。
【0007】
本発明の液体充填装置は、上記構成において、前記延長部は、前記シール体が閉位置にあるときに、前記供給口の内側に摺動可能に嵌合しているのが好ましい。
【0008】
本発明の液体充填装置は、上記構成において、前記シール体が閉位置にあるときに、前記延長部の下流側の先端面が前記供給口の下流側の先端面に対して同一面状または上流側に配置されるのが好ましい。
【0009】
本発明の液体充填装置は、上記構成において、前記延長部の下流側の先端面に撥液加工が施されているのが好ましい。
【0010】
本発明の液体充填装置は、上記構成において、前記被充填体に液体を充填した後に前記被充填体と前記供給口との間に挿入されるシャッタ部材を備えているのが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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