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公開番号2023176612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-13
出願番号2022088986
出願日2022-05-31
発明の名称電子レンジ調理用容器
出願人エビス株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A47J 27/00 20060101AFI20231206BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】加工食品の加工食品の味または食感を損なうことを抑制する。
【解決手段】電子レンジ調理用容器は、上部に開口を有する容器本体と、複数の貫通孔が設けられ、加工食品が載せ置かれる載置面を有し、容器本体に取り付けられた笊部材と、上方に湾曲した形状を有し、載置面を覆うように笊部材に取り付けられた蓋体とを備える。蓋体は、中心部から周縁部に向かって水平方向に対する傾斜が大きくなるように形成されている。蓋体は、中心部を有する上面部と、周縁部から上面部に向かって上方に立ち上がって設けられ、上面部の傾斜よりも大きい傾斜を有する蓋体側壁部とを備える。蓋体には、蓋体の内面から突出する複数のリブが設けられている。複数のリブの各々は、上面部のうち中心部とは異なる部分に位置する一端部から蓋体側壁部に向かって延び、上面部内で終端している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
底部および前記底部の外縁部から上方に立ち上がった本体側壁部を有し、上部に開口を有する容器本体と、
複数の貫通孔を含む載置面であって、加工食品が載置される載置面を有し、前記載置面が前記底部から間隔を開けて配置される笊部材と、
中心部と前記中心部を取り囲む周縁部とを有する蓋体であって、前記中心部が頂点になるように上方に湾曲した形状を有し、前記載置面を覆うように配置される蓋体と
を備え、
前記蓋体は、
前記中心部を含む上面部であって、前記中心部から前記周縁部側に向かって下り勾配を有する上面部と、
前記周縁部から前記上面部に向かって上方に立ち上がって設けられ、前記上面部側から前記周縁部に向かって、前記上面部の前記下り勾配の角度よりも大きな角度の下り勾配を有する蓋体側壁部と、
前記蓋体の内面から突出する複数のリブと
を備え、
前記複数のリブの各々は、前記上面部のうち前記中心部とは異なる部分に位置する一端部から前記蓋体側壁部に向かって延び、前記上面部内で終端している、電子レンジ調理用容器。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記複数のリブは、前記中心部から放射状に延びており、
前記複数のリブの前記一端部は、互いに間隔を開けて配置されている、請求項1に記載の電子レンジ調理用容器。
【請求項3】
前記載置面の面積に対する前記複数の貫通孔の開口面積の割合である開口率が40%以上である、請求項1または2に記載の電子レンジ調理用容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子レンジ調理用容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、中華まんや焼売等(以下、加工食品という場合がある)を加熱調理するために電子レンジが用いられることがある。加工食品をそのまま電子レンジで加熱すると、加工食品に含まれる水分が蒸発する。これに伴って、加工食品が乾燥し、パサついたり、加工食品の一部が硬くなったりすることがある。このような状況に鑑み、加工食品の水分の蒸発を抑制する電子レンジ調理用容器が提供されている(例えば、特許文献1参照)。この種の電子レンジ調理用容器は、上部が開放した容器本体と、容器本体に収められ、加工食品を載せる笊と、笊上の加工食品を覆う蓋体とを備え、蓋体によって加工食品から蒸発する水分が外部に放出されることを抑制するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-360420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、前記構成の電子レンジ調理用容器では、加工食品から出た水分(蒸気)が、蓋体の内面で冷えて凝縮し、水滴が加工食品の上に落下することがある。その結果、加工食品がふやけたり水っぽくなったりして、加工食品の味または食感を損なうことがある。
【0005】
本発明は、加工食品の味または食感を損なうことを抑制することができる電子レンジ調理用容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明は、以下のように構成する。
本発明の一態様に係る容器は、
底部および前記底部の外縁部から上方に立ち上がった本体側壁部を有し、上部に開口を有する容器本体と、
複数の貫通孔を含む載置面であって、加工食品が載置される載置面を有し、前記載置面が前記底部から間隔を開けて配置される笊部材と、
中心部と前記中心部を取り囲む周縁部とを有する蓋体であって、前記中心部が頂点になるように上方に湾曲した形状を有し、前記載置面を覆うように配置される蓋体と
を備え、
前記蓋体は、
前記中心部を含む上面部であって、前記中心部から前記周縁部側に向かって下り勾配を有する上面部と、
前記周縁部から前記上面部に向かって上方に立ち上がって設けられ、前記上面部側から前記周縁部に向かって、前記上面部の前記下り勾配の角度よりも大きな角度の下り勾配を有する蓋体側壁部と、
前記蓋体の内面から突出する複数のリブと
を備え、
前記複数のリブの各々は、前記上面部のうち前記中心部とは異なる部分に位置する一端部から前記蓋体側壁部に向かって延び、前記上面部内で終端している。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、加工食品の味または食感を損なうことを抑制することができる電子レンジ調理用容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態の電子レンジ調理用容器の分解斜視図。
図1に示す電子レンジ調理用容器の縦断面図。
図1に示す電子レンジ調理用容器の容器本体の上面図。
図1に示す電子レンジ調理用容器の笊部材の上面図。
図4のV-V線断面図。
図1に示す電子レンジ調理用容器の蓋体の底面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(本発明の基礎となった知見)
本発明者らは、加工食品(ここでは中華まん)の味または食感を損なうことを抑制するために鋭意検討した結果、以下の知見を得た。
【0010】
上述したように、従来の電子レンジ調理用容器では、容器内で発生した蒸気が、蓋体の内面で冷えて凝縮し、水滴が加工食品の上に落下することがある。その結果、加工食品がふやけたり水っぽくなったりして、加工食品の味または食感を損なうことがある。
(【0011】以降は省略されています)

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