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公開番号2023173014
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-07
出願番号2022084951
出願日2022-05-25
発明の名称車両用表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20231130BHJP(車両一般)
要約【課題】警報音等の発音を最適な音圧値に設定し易い車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両情報に関する表示出力を行う表示器1と、前記表示出力とともに発音する発音部24と、通信よって得られる車両情報に基づいて演算を行い、表示器1及び発音部24を制御する制御部21と、制御部21が発音部24を制御する際の音圧値に関するデータを含む各種演算用データを格納するデータ格納部25と、このデータ格納部25のデータ値を書き換え可能に接続する外部端子22bと、を備え、制御部21は、発音部24によって複数の音圧にて選択的に発音させるとともに、発音した音圧値に関する出力度合いを前記表示部に表示する。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
車両情報に関する表示出力を行う表示部と、
前記表示出力とともに発音する発音部と、
通信よって得られる車両情報に基づいて演算を行い、前記表示部及び前記発音部を制御する制御部と、
前記制御部が前記発音部を制御する際の音圧値に関するデータを含む各種演算用データを格納するデータ格納部と、
このデータ格納部のデータ値を書き換え可能に接続する外部端子と、
を備え、
前記制御部は、前記発音部によって複数の音圧にて選択的に発音させるとともに、発音した前記音圧値に関する出力度合いを前記表示部に表示することを特徴とする
車両用表示装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記データ格納部は、前記音圧値を設定値データとして格納し、前記外部端子を介して、前記設定値データを書き換え可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
作業者による操作を入力し、操作信号として前記制御部に出力する入力部を備え、
前記制御部は、前記表示部に音圧に関する選択項目を表示するとともに、前記操作信号に基づいて、選択された選択項目に対応する所定パターンの発音を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記表示部及び前記入力部を用いて選択される複数のパラメータに基づいて、音圧値を仮設定するガイド処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両情報を出力する車両用表示装置に関し、例えば、インストルメントパネルに搭載され、スピーカもしくはブザー等を用いて利用者に各種情報を提供する車両用計器に好適である。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、車両用計器においては、指針やインジケータを備えて利用者(乗員)に対して情報を表示している。この車両用計器は、指針を回動させるムーブメント(例えば、モータ)やインジケータの光源(例えば、発光ダイオード)が搭載され、これらを駆動する電気回路が構成された回路基板を備えている。
【0003】
さらに、上述の指針やインジケータのような視覚性表示に加えて、ブザー等の発振部材(発音部)を用いて音により車両の状態を利用者に認知せしめることも行われており、例えば、特許文献1に開示されている。この場合、発振部材は、電気接続の利便性や利用者との距離等を考慮して、前述の回路基板に実装されている。
【0004】
また、発振部材によって、シートベルト装着情報やドア開状態の走行など各種警報音を出力でき、この警報音は、回路基板の背後を覆うカバーに設けた複数のスリットを通って、前記車両用計器の背後に伝えられ、その後、前記車両用計器を収容するインストルメントパネル内部から利用者側に伝わるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3094073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、車両用表示装置(車両用計器)は、同じ音圧の出力を行っていても、車両のインストルメントパネルの材質や厚さ、インストルメントパネル内の他の部品形状、シートや内装部品の材質や配置、車室の形状や大きさなどの環境によって、利用者に届く音圧(聴感)が変わってしまう。従って、車両のグレードや、部品のオプション選択などによって、車両用表示装置が発する最適な出力値に調整する必要がある。
【0007】
本発明の目的は、上述課題に着目し、警報音等の発音を最適な音圧値に設定し易い車両用表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の車両用表示装置は、
車両情報に関する表示出力を行う表示部と、
前記表示出力とともに発音する発音部と、
通信よって得られる車両情報に基づいて演算を行い、前記表示部及び前記発音部を制御する制御部と、
前記制御部が前記発音部を制御する際の音圧値に関するデータを含む各種演算用データを格納するデータ格納部と、
このデータ格納部のデータ値を書き換え可能に接続する外部端子と、
を備え、
前記制御部は、前記発音部によって複数の音圧にて選択的に発音させるとともに、発音した前記音圧値に関する出力度合いを前記表示部に表示することを特徴とする。
【0009】
また、前記データ格納部は、前記音圧値を設定値データとして格納し、前記外部端子を介して、前記設定値データを書き換え可能に設けられることを特徴とする。
【0010】
また、作業者による操作を入力し、操作信号として前記制御部に出力する入力部を備え、
前記制御部は、前記表示部に音圧に関する選択項目を表示するとともに、前記操作信号に基づいて、選択された選択項目に対応する所定パターンの発音を行うことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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