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公開番号2023166164
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-21
出願番号2022077009
出願日2022-05-09
発明の名称機能性担体の製造方法、機能性担体、炭酸ガスの処理方法
出願人株式会社Eプラス
代理人個人
主分類C01F 11/02 20060101AFI20231114BHJP(無機化学)
要約【課題】本発明は、酸ガスに対する良好な処理能を有する新規な機能性担体の製造方法、前記機能性担体の製造方法によって製造された機能性担体、及び前記機能性担体を用いた炭酸ガスの処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 アルカリ土類金属の水酸化物を主成分とする原料を鉄鋼材料からなる容器内に収容し、加熱することによって、二酸化炭素に対する処理能を有する機能性担体を製造する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
炭酸ガスを処理するための機能性担体を製造する方法であって、
アルカリ土類金属の水酸化物を主成分とする原料を鉄鋼材料からなる容器内に収容する収容工程と、
前記原料が収容された前記容器を加熱する加熱工程と、
を実行することを特徴とする機能性担体の製造方法。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1に記載の機能性担体の製造方法において、
前記加熱工程の実行時、前記容器を200℃以上の温度にて加熱する機能性担体の製造方法。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の機能性担体の製造方法において、
前記加熱工程の実行時、前記容器を永久磁石又は電磁石によって生じさせた磁場に晒しながら加熱する機能性担体の製造方法。
【請求項4】
請求項3に記載の機能性担体の製造方法において、
前記加熱工程の実行時、前記容器を20mT以上の磁束密度を有する磁場に晒しながら加熱する機能性担体の製造方法。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか1項に記載の機能性担体の製造方法において、
アルカリ土類金属の水酸化物として、水酸化カルシウム又は水酸化マグネシウムを用いる機能性担体の製造方法。
【請求項6】
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の機能性担体の製造方法によって製造されたことを特徴とする機能性担体。
【請求項7】
炭酸ガスを処理するための炭酸ガス処理方法であって、
請求項6に記載の機能性担体と二酸化炭素とを接触させる接触工程を実行することによって、アルカリ土類金属の炭酸塩を生成することを特徴とする炭酸ガス処理方法。
【請求項8】
請求項7に記載の炭酸ガス処理方法において、
前記接触工程の実行前に、前記機能性担体に5重量%以下の水分を含ませる加水工程を実行する炭酸ガス処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、炭酸ガスを処理するための機能性担体の製造方法、前記機能性担体の製造方法によって製造された機能性担体、前記機能性担体を用いた炭酸ガスの処理方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
地球温暖化現象は種々の要因によって引き起こされている現象であるが、産業活動に伴って大気中に排出された炭酸ガス(CO

)などの温室効果ガスが大きな要因とする説が主流となっている。そのため、炭酸ガスの排出量の削減が国際的な課題とされている。又、排出された炭酸ガスを回収する手段についても開発が進められている。
【0003】
炭酸ガスを回収する手段としては、大気中の二酸化炭素を吸着し、吸着した二酸化炭素を光分解する吸着分解触媒が開発されている(例えば、下記特許文献1参照)。
【0004】
又、水酸化カルシウム(Ca(OH)

)と二酸化炭素とを接触させたり、水酸化カルシウムの飽和水溶液(石灰水)中に二酸化炭素を通過させたりして、炭酸カルシウム(CaCO

)として回収する手段も良く知られた化学変化である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010‐274258号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、光分解による二酸化炭素の分解は、紫外線領域の光エネルギーが必要であり、夜間や暗所では、効率よく二酸化炭素を分解することができない。
【0007】
一方、水酸化カルシウムを用いた二酸化炭素の回収は、水酸化カルシウムに対する二酸化炭素の吸収量が低く(2~3mol/kg程度)、多量の二酸化炭素を処理することができないため実用的とはいえない。
【0008】
本発明は、前記技術的課題を解決するために開発されたものであって、炭酸ガスに対する良好な処理能を有する新規な機能性担体の製造方法、前記機能性担体の製造方法によって製造された機能性担体、及び前記機能性担体を用いた炭酸ガスの処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記技術的課題を解決する本発明の機能性担体の製造方法は、炭酸ガスを処理するための機能性担体を製造する方法であって、アルカリ土類金属の水酸化物を主成分とする原料を鉄鋼材料からなる容器内に収容する収容工程と、前記原料が収容された前記容器を加熱する加熱工程と、を実行することを特徴とする(以下、「本発明製造方法」と称する。)。
【0010】
前記本発明製造方法においては、前記加熱工程の実行時、前記容器を200℃以上の温度にて加熱することが好ましい態様となる。
(【0011】以降は省略されています)

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