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公開番号2023146869
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-12
出願番号2022054286
出願日2022-03-29
発明の名称移動式ゲート
出願人凸版印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類G06K 7/10 20060101AFI20231004BHJP(計算;計数)
要約【課題】ゲートを簡易で軽量な構造の移動式ゲートとしても、ゲートをより安全に移動可能とする。
【解決手段】ゲート1を通過する物体から情報を読み取る移動式ゲート1であって、それぞれが、台座2Bと台座2Bから立ち上がった立上り本体2Aとを備え、左右方向で対向する左右の立上り部2と、左右の上記立上り本体2Aの上部同士を連結する連結バー3と、を有し、更に、左右の台座2B部にそれぞれ形成された、上下に延びる凹部若しくは貫通孔からなる1又は2以上の差し込み孔9と、上記対向方向に延びる本体部5Aと、上記本体部5Aの左右端部にそれぞれ連続して上記差し込み孔9に着脱可能に差し込み可能な左右の挿入部5Bとを備える保持具5と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ゲートを通過する物体から情報を読み取る移動式ゲートであって、
それぞれが、台座と台座から立ち上がった立上り本体とを備え、左右方向で対向する左右の立上り部と、
左右の上記立上り本体の上部同士を連結する連結バーと、を有し、
更に、
左右の台座部にそれぞれ形成された、上下に延びる凹部若しくは貫通孔からなる1又は2以上の差し込み孔と、
上記対向方向に延びる本体部と、上記本体部の左右端部にそれぞれ連続して上記差し込み孔に着脱可能に差し込み可能な左右の挿入部とを備える保持具と、
を有することを特徴とする移動式ゲート。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
上記台座部にはそれぞれ、上記差し込み孔が、物体の通過方向に並んで2以上の形成され、
上記保持具は、上記本体部の各端部にそれぞれ、物体の通過方向に並んだ2以上の上記挿入部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載した移動式ゲート。
【請求項3】
上記立上り本体及び上記連結バーは、棒体から構成される、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した移動式ゲート。
【請求項4】
ゲートがRFIDゲートである、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載した移動式ゲート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、RFIDゲートその他の、ゲートを通過する物体から非接触で情報を読み取り可能な移動式ゲートに関する技術である。
本発明は、例えば、RFID等がついた製品を出荷時する際に、出荷状況等の員数管理等を行うための移動式ゲートである。移動式ゲートは、ゲートを通過する物体から非接触で情報を読み取る識別作業が完了したら、撤去して倉庫等に格納することが可能となる。そして、ゲートを格納することで、作業員等がいない時間帯での、ゲートの損壊、不正使用、改ざん等を防ぐことができる。さらには、ゲートが移動できるようになったことで、今までゲートを使用できなかった業務(ピッキングなど)にも活用することができる。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
RFIDゲートは、例えば特許文献1に記載のような構造となっている。
特許文献1に記載のRFIDゲートは、パイプを骨格材とし、その骨格材に電波吸収板が取り付けられて、全体としてコ字状(門形)に構成されている。また、骨格部材の下端にキャスターが設けられて、ゲートが移動可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-72995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のゲートは、常に移動できる状態に構成されているが、ゲートの容積が大きく、使用が終了して片づけた場合に、場所をとり邪魔になる。
ここで、繁閑状況等に応じて、柔軟にゲートのサイズやリーダライタ等の設置数を変更できることが好ましい。また、設置する場所や電波状況に応じて、リーダライタ等の設置数やそのどの程度の出力のものを付けるか等を選択できることも好ましい。
そして、入出荷管理用のゲートは、物を積み下ろしをする場所(バース)に設置されることが多いため、ゲートを使用しない時間帯は作業の邪魔になってしまい、作業員がいない時間帯では、ゲートを倉庫等に都度、格納することが求められる。また、閑散期等でゲートが不要となった場合には、容易に解体できることが好ましい。
【0005】
このため、簡易で軽量な構造の移動式ゲートが好ましいが、そのような簡易なゲートでは、ゲートの移動時等にゲートに大きな外力が加わることで、ゲートにひずみが生じやすく。当該ゲートが破損の可能性がある。
本発明は、上記のような点に着目してなされもので、ゲートを簡易で軽量な構造の移動式ゲートとしても、ゲートをより安全に移動可能とすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
課題解決のために、本発明の一態様は、ゲートを通過する物体から情報を読み取る移動式ゲートであって、それぞれが、台座と台座から立ち上がった立上り本体とを備え、左右方向で対向する左右の立上り部と、左右の上記立上り本体の上部同士を連結する連結バーと、を有し、更に、左右の台座部にそれぞれ形成された、上下に延びる凹部若しくは貫通孔からなる1又は2以上の差し込み孔と、上記対向方向に延びる本体部と、上記本体部の左右端部にそれぞれ連続して上記差し込み孔に着脱可能に差し込み可能な左右の挿入部とを備える保持具と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の態様によれば、ゲートの使用時には保持具を外した状態で使用する。
また、本発明の態様によれば、ゲートを撤去するなどゲート移動時には、左右の台座を保持具で連結することで、左右の台座間の間隔が一定に拘束された状態となる。ここで、ゲートの強度が低いほど、立上り本体を持って移動させようとした場合、左右の立上り本体の下部同士の間隔が広がるようなゆがみがゲートに入力される。これに対し、本発明の態様によれば、ゲート移動に、左右の立上り部の下部間が広がってゲートが破損することが防止できる。このため、左右の立上り本体の上端部を連結バーのような軽量な部材で連結して、ゲートの軽量化を行っても、ゲートを安全に移動可能となる。
また、本発明の態様によれば、左右の立上り部本体の部材を、台座と台座から立ち上がった立上り本体という簡易で軽量な構造としても、上記のようにゲートを安全に移動可能となっている。
またゲートが軽量化することは、ゲートの移動が容易になると共に、ゲートの専有面積をその分抑えることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に基づく実施形態に係る移動式ゲートを示す正面図である。
台座本体を説明する上面図である。
保持具の構成例を説明する斜視図である。
保持具の構成例を説明する斜視図である。
保持具の構成例を説明する斜視図である。
保持具の構成例を説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態では、ゲートを通過する物体から情報を読み取る移動式ゲートとして、RFIDゲートを例にして説明する。以下の説明では、移動式ゲートを単にゲートとも記載する。
【0010】
(構成)
本実施形態のゲート1は、図1に示すように、左右方向で対向する立上り部2と、その左右の立上り部2の上部同士を連結する連結バー3とによって、全体として門形形状となっている。
また、RFIDから情報を読み取り可能なリーダライタ4が、例えば、左右の立上り部2や連結バー3に取り付けられている。
また、本実施形態では、保持具5を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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