特許ウォッチ

公開番号2023108353
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-04
出願番号2022009428
出願日2022-01-25
発明の名称冷蔵庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 25/00 20060101AFI20230728BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】野菜室にたまったゴミや水などを容易に取り除くことができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫1が提供される。冷蔵庫は、引き出し式の収納ケース20と、収納ケースの底面に取り出し可能に配置されるトレー30と、を備える。好ましくは、収納ケース20の前部の底面に凹部が形成される。トレー30は、凹部にはまり込んで載置される。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項１】
引き出し式の収納ケースと、
前記収納ケースの底面に取り出し可能に配置されるトレーと、を備える冷蔵庫。
続きを表示（約 290 文字）【請求項２】
前記収納ケースの前部の底面に凹部が形成され、
前記トレーは、前記凹部にはまり込んで載置される、請求項１に記載の冷蔵庫。
【請求項３】
前記収納ケースの底面の中央部よりも、前記凹部に配置された前記トレーの後端部の上端の方が低くなるように構成される、請求項２に記載の冷蔵庫。
【請求項４】
前記トレーの端部に指掛け部が形成される、請求項１から３のいずれか１項に記載の冷蔵庫。
【請求項５】
前記トレーの側面には、対向する前記収納ケースの壁面に対する当て形状が形成される、請求項１から４の何れか１項に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、冷蔵庫の技術に関し、特に引き出し式の収納室を備えている冷蔵庫の技術に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、引き出し式の収納室を備えている冷蔵庫が知られている。たとえば、実開平３－７７１９４号公報には、引き出し式の野菜室を備え、野菜室の底部に、室内の水を通過させる排水孔を設け、この排水孔の下面側の野菜室に水受皿を着脱自在に設けた冷蔵庫が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実開平３－７７１９４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の構成では、水受皿を着脱自在に保持する保持部がケースの底部に設けられるため、ケースの収納容積が減ってしまう。また、水受皿をケースに装着し忘れた場合は、ケースの孔から水やくずなどが床に落下するおそれがあり、利便性が低下する。本発明の目的は、収納ケースの容積削減を抑え、利便性を損なわずに、野菜室にたまったゴミや水などを容易に取り除くことができる冷蔵庫を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の一局面においては、冷蔵庫が提供される。冷蔵庫は、引き出し式の収納ケースと、収納ケースの底面に取り出し可能に配置されるトレーと、を備える。
【発明の効果】
【０００６】
本発明によれば、野菜室にたまったゴミや水などを容易に取り除くことができる冷蔵庫が提供される。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
第１の実施の形態にかかる冷蔵庫の正面図である。
第１の実施の形態にかかる野菜室の正面図である。
図２における野菜室のＡ－Ａ側面断面図である。
図２における野菜室の、扉を引き出した状態のＡ－Ａ側面断面図である。
第１の実施の形態にかかる野菜室の内部を示す前上方斜視図である。
第１の実施の形態にかかる野菜室の内部を示す側上方斜視図である。ある。
第１の実施の形態にかかる、塵取りトレーを配置した状態における、野菜室を開けたときの、冷蔵庫の前上方斜視図である。
第１の実施の形態にかかる、塵取りトレーを配置した状態における、野菜室を開けたときの、冷蔵庫の後上方斜視図である。
第１の実施の形態にかかる、野菜室を開けた状態の、塵取りトレーを持ち上げたときの、冷蔵庫の前上方斜視図である。
第１の実施の形態にかかる、塵取りトレーを配置した状態における、野菜室の平面図である。
第１の実施の形態にかかる塵取りトレーの後方斜視図である。
第１の実施の形態にかかる塵取りトレーの側面図である。
第１の実施の形態にかかる塵取りトレーの背面図である。
第１の実施の形態にかかる塵取りトレーを収容した状態の本体ケースの上方斜視図と本体ケースの前下部の側面断面図である。
第３の実施の形態にかかる塵取りトレーの平面図である。
第４の実施の形態にかかる塵取りトレーの平面図である。
第５の実施の形態にかかる塵取りトレーの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
［第１の実施の形態］
＜冷蔵庫の全体構成＞
【０００９】
先ず、第１の実施形態にかかる冷蔵庫１の全体構成を説明する。図１には、冷蔵庫１を正面から見た外観を示す。
【００１０】
冷蔵庫１の外形は、主として断熱箱体５０で構成されている。この断熱箱体５０によって冷蔵庫１の貯蔵空間が形成される。断熱箱体５０によって形成される貯蔵空間は、水平方向に延びる複数の仕切りによって、例えば、上段から順に、冷蔵室と、野菜室（引き出し式の収納室）と、製氷室および第２冷凍室と、冷凍室とに区分けされている。
（【００１１】以降は省略されています）

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