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公開番号2023043187
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2022146336
出願日2022-09-14
発明の名称制御装置、管理装置、表示制御装置、制御プログラム及び管理プログラム
出願人株式会社湯山製作所
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65G 1/137 20060101AFI20230320BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】作業者の負担を軽減する。
【解決手段】制御装置(3)は、薬剤を保管するドラッグステーション(2)に保管される薬剤を保管可能な保管装置(1)であり、かつ薬剤を収容する薬剤箱を保管する保管装置(1)を制御する。制御装置(3)は、保管装置(1)から払出すべき薬剤の数を、払出数として決定する決定部(31)と、決定部(31)が決定した払出数の薬剤を払出すことができる少なくとも1つの薬剤箱を保管装置(1)から払出す払出制御部(32)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
薬剤を保管する第1保管装置に保管される薬剤、及び薬剤を保管する薬剤棚に保管される薬剤の少なくとも何れかを保管可能な第2保管装置であり、かつ前記薬剤を収容する薬剤箱を保管する第2保管装置を制御する制御装置であって、
前記第2保管装置から払出すべき薬剤の数を、払出数として決定する決定部と、
前記決定部が決定した払出数の薬剤を払出すことができる少なくとも1つの薬剤箱を前記第2保管装置から払出す払出制御部と、を備える、制御装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
払出対象の薬剤の払出指示において払出すべき薬剤の数として指定された指定数より、前記第1保管装置又は前記薬剤棚に保管されている前記払出対象の薬剤の在庫数が少ない場合に、前記決定部は、前記指定数と前記在庫数との差分を、前記払出数として決定する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
払出対象の薬剤の払出指示において払出すべき薬剤の数として指定された指定数より、前記第1保管装置又は前記薬剤棚に保管されている前記払出対象の薬剤の在庫数が少ない場合に、
前記決定部は、前記薬剤箱に収容される前記払出対象の薬剤の数として規定された規定数の倍数のうち、(1)前記指定数と一致する値、又は、(2)前記指定数に最も近い、前記指定数未満の値を、前記払出数として決定する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記第1保管装置は、薬剤を保管するカセットを保管するカセット棚と、前記カセットからの前記薬剤の取出し、又は前記カセットへの薬剤の投入を可能とする薬剤授受部と、を備え、
前記制御装置は、払出対象の薬剤を収容対象とするカセットの、前記カセット棚から前記薬剤授受部への搬送を制御する搬送制御部を備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記第1保管装置に保管されている払出対象の薬剤の有効期限又は使用期限に応じて、前記搬送制御部は、前記カセットの搬送動作の実施又は不実施を決定する、請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記薬剤授受部はシャッタを備え、
前記制御装置は、前記シャッタの開閉を制御するシャッタ制御部を備え、
前記搬送制御部が前記カセットを前記薬剤授受部まで搬送させた後、前記シャッタ制御部は、前記払出対象の薬剤の収容位置にあわせて前記シャッタを開く、請求項4に記載の制御装置。
【請求項7】
前記決定部は、払出対象の薬剤の払出指示において払出すべき薬剤の数として指定された指定数から前記払出数を減じた値を、前記第1保管装置から取出すべき薬剤の数として決定する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記制御装置は、前記薬剤箱に貼付されるラベルを出力するラベル出力装置と通信可能に接続でき、
前記第2保管装置から払出された薬剤箱から、前記薬剤箱が開封済の薬剤箱であるものとして管理するための管理情報を含むラベルを、前記ラベル出力装置に出力させる出力制御部を備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項9】
薬剤を収容する薬剤箱を保管する保管装置における、前記薬剤箱の保管状況を管理する管理装置であって、
前記管理装置は、情報を記憶する記憶装置と、情報を報知する報知装置と、にそれぞれ接続可能であり、
前記薬剤箱が開封済の薬剤箱であるものとして管理するための管理情報と、前記薬剤箱に収容された薬剤の残数を示す残数情報と、を関連付けた関連情報を、前記記憶装置に記憶する情報管理部と、
前記記憶装置に前記関連情報が記憶されている場合に、前記関連情報に対応する薬剤を収容する薬剤箱が、前記保管装置に返却されていないことを、前記報知装置に報知させる報知制御部と、を備える、管理装置。
【請求項10】
前記保管装置から払出された薬剤箱であって、かつ前記薬剤箱に収容された薬剤の一部が取出された後の残りの薬剤が収容された薬剤箱には、前記管理情報を含むラベルが貼付されており、
前記ラベルから前記管理情報を取得する取得装置と接続可能であり、
前記情報管理部は、前記取得装置が取得した管理情報を含む関連情報を、前記記憶装置から削除する、請求項9に記載の管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤又は薬剤箱を保管する保管装置の制御装置及び管理装置等に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
薬局にて患者に薬剤が提供されるときの形態は、少なくとも1つの薬剤を収容したPTP(Press Through Package)シート、及び、少なくとも1つの薬剤を収容した分包袋等、多種にわたる。また、患者に提供される薬剤を調剤するために、多種の装置が利用されている。当該機器の一例として、特許文献1に記載の装置が挙げられる。一方で、調剤するための装置に利用される薬剤は、通常、箱に梱包され、薬局に備蓄されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2020/158579号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述の装置の使用に際して、薬局に備蓄されている薬剤を取集める作業、又は、当該装置に薬剤を補充する作業は、作業者にとって手間であり、煩雑な作業になり得る。本発明の一態様は、当該作業に対する作業者の負担を軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本発明の一態様に係る制御装置は、薬剤を保管する第1保管装置に保管される薬剤、及び薬剤を保管する薬剤棚に保管される薬剤の少なくとも何れかを保管可能な第2保管装置であり、かつ前記薬剤を収容する薬剤箱を保管する第2保管装置を制御する制御装置であって、前記第2保管装置から払出すべき薬剤の数を、払出数として決定する決定部と、前記決定部が決定した払出数の薬剤を払出すことができる少なくとも1つの薬剤箱を前記第2保管装置から払出す払出制御部と、を備える。
【0006】
また、本発明の一態様に係る制御プログラムは、薬剤を保管する第1保管装置に保管される薬剤、及び薬剤を保管する薬剤棚に保管される薬剤の少なくとも何れかを保管可能な第2保管装置であり、かつ前記薬剤を収容する薬剤箱を保管する第2保管装置を制御する制御装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記第2保管装置から払出すべき薬剤の数を、払出数として決定する決定部、及び、前記決定部が決定した払出数の薬剤を払出すことができる少なくとも1つの薬剤箱を前記第2保管装置に払出させる払出制御部、としてコンピュータを機能させるための制御プログラムである。
【0007】
(2)本発明の一態様に係る管理装置は、薬剤を収容する薬剤箱を保管する保管装置における、前記薬剤箱の保管状況を管理する管理装置であって、前記管理装置は、情報を記憶する記憶装置と、情報を報知する報知装置と、にそれぞれ接続可能であり、前記薬剤箱が開封済の薬剤箱であるものとして管理するための管理情報と、前記薬剤箱に収容された薬剤の残数を示す残数情報と、を関連付けた関連情報を、前記記憶装置に記憶する情報管理部と、前記記憶装置に前記関連情報が記憶されている場合に、前記関連情報に対応する薬剤を収容する薬剤箱が、前記保管装置に返却されていないことを、前記報知装置に報知させる報知制御部と、を備える。
【0008】
また、本発明の一態様に係る管理プログラムは、薬剤を収容する薬剤箱を保管する保管装置における、前記薬剤箱の保管状況を管理する管理装置としてコンピュータを機能させるための管理プログラムであって、前記管理装置は、情報を記憶する記憶装置と、情報を報知する報知装置と、にそれぞれ接続可能であり、前記薬剤箱が開封済の薬剤箱であるものとして管理するための管理情報と、前記薬剤箱に収容された薬剤の残数を示す残数情報と、を関連付けた関連情報を、前記記憶装置に記憶する情報管理部、及び、前記記憶装置に前記関連情報が記憶されている場合に、前記関連情報に対応する薬剤を収容する薬剤箱が、前記保管装置に返却されていないことを、前記報知装置に報知させる報知制御部、としてコンピュータを機能させるための管理プログラムである。
【0009】
(3)本発明の一態様に係る表示制御装置は、薬剤を保管する第1保管装置と、前記第1保管装置に保管される薬剤を収容する薬剤箱を保管する第2保管装置と、の少なくとも何れかから取出すべき薬剤の数と共に、前記第1保管装置から取出される薬剤と同種の薬剤を収容した薬剤箱を、前記第2保管装置から払出す入力操作を受付可能な払出ボタンを、表示装置に表示する。
【0010】
(4)本発明の一態様に係る表示制御装置は、薬剤を保管する第1保管装置と、薬剤を収容する薬剤箱を保管する第2保管装置と、の少なくとも何れかから取出すべき薬剤の数と共に、取出される薬剤を収容した薬剤箱を、前記第2保管装置から払出す入力操作を受付可能な払出ボタンを、表示装置に表示し、薬剤の取出先の決定結果に基づく全ての薬剤の搬送が完了したときに、前記払出ボタンを、前記入力操作を受付不可の状態から受付可能な状態に変更する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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