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公開番号
2025181795
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2025089966
出願日
2025-05-29
発明の名称
両面不燃面材付きパネル
出願人
積水化学工業株式会社
,
積水ソフランウイズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B32B
5/18 20060101AFI20251204BHJP(積層体)
要約
【課題】耐火性、及び断熱性に優れた両面不燃面材付きパネルを提供する。
【解決手段】両面不燃面材付きパネル10は、ポリオール化合物、ポリイソシアネート化
合物、触媒、発泡剤、及び雲母を含むウレタン樹脂組成物から形成された芯材11を有す
る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対向する一対の面材と、前記面材間に配置された芯材とを有し、前記芯材はポリオール化合物、ポリイソシアネート化合物、触媒、発泡剤、及び雲母を含むウレタン樹脂組成物から形成された発泡体である、両面不燃面材付きパネル。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記雲母が鱗片状である請求項1に記載の両面不燃面材付きパネル。
【請求項3】
前記触媒が三量化触媒を含み、前記三量化触媒が窒素含有芳香族化合物、カルボン酸アルカリ金属塩、3級アンモニウム塩及び4級アンモニウム塩からなる群より選ばれる少なくとも一つを含む請求項1又は2に記載の両面不燃面材付きパネル。
【請求項4】
前記芯材の密度が60~180kg/m
3
である請求項1又は2に記載の両面不燃面材付きパネル。
【請求項5】
前記芯材の熱伝導率が0.035W/(m・K)以下である請求項1又は2に記載の両面不燃面材付きパネル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、芯材がポリウレタン発泡体である両面不燃面材付きパネルに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物における仕切り部には、耐火性を向上させるための耐火パネルが設けられることがある。耐火パネルとしては、例えば、ロックウール繊維を圧縮成形してなる繊維質マットと、該繊維質マットの両面に接着一体化された金属板とを備えた耐火パネルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
従来のロックウール繊維を構成材料とする耐火パネルでは、ロックウール繊維の断熱性能が低いため、断熱性能が要求される場所においては、耐火パネルを設置した後に断熱性能が優れるポリウレタン発泡体を吹き増しすることで断熱性能を確保する必要がある。また、ロックウール繊維を構成材料とする耐火パネルは、ロックウール繊維が重量物であるため、施工時などに取り扱いが困難である。
そのため、耐火パネルとしては、断熱性能及び取扱い性を向上させるために芯材としてポリウレタン発泡体等が使用されることも検討されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-123141号公報
特開2021-088923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ポリウレタン発泡体を芯材とした耐火パネルは、火災発生時に残渣が残らずに耐火性能が目標のレベルに達成せず、更なる耐火性の向上が求められている。
【0006】
そこで、本発明は、耐火性、及び断熱性に優れた両面不燃面材付きパネルを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、鋭意検討の結果、芯材を形成するためのウレタン樹脂組成物に雲母を配合することで上記課題を解決できることを見出し、以下の本発明を完成させた。すなわち、本発明は、以下の[1]~[5]を提供する。
[1]対向する一対の面材と、前記面材間に配置された芯材とを有し、前記芯材はポリオール化合物、ポリイソシアネート化合物、触媒、発泡剤、及び雲母を含むウレタン樹脂組成物から形成された発泡体である、両面不燃面材付きパネル。
[2]前記雲母が鱗片状である上記[1]に記載の両面不燃面材付きパネル。
[3]前記触媒が三量化触媒を含み、前記三量化触媒が窒素含有芳香族化合物、カルボン酸アルカリ金属塩、3級アンモニウム塩及び4級アンモニウム塩からなる群より選ばれる少なくとも一つを含む上記[1]又は[2]に記載の両面不燃面材付きパネル。
[4]前記芯材の密度が60~180kg/m
3
である上記[1]~[3]のいずれかに記載の両面不燃面材付きパネル。
[5]前記芯材の熱伝導率が0.035W/(m・K)以下である上記[1]~[4]のいずれかに記載の両面不燃面材付きパネル。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、耐火性、及び断熱性に優れた両面不燃面材付きパネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る両面不燃面材付きパネルの断面図である。
耐火性能の評価方法を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について実施形態を参照しつつ説明する。
本発明の両面不燃面材付きパネルは、芯材を有し、芯材がウレタン樹脂組成物から形成された発泡体(ポリウレタン発泡体)からなる。本発明で使用されるウレタン樹脂組成物は、ポリオール化合物、ポリイソシアネート化合物、触媒、発泡剤、及び雲母を含む。以下、ウレタン樹脂組成物を構成する各成分について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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