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公開番号2025180755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024088294
出願日2024-05-30
発明の名称減衰部材、清掃装置、及び吸込ヘッド
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A47L 9/00 20060101AFI20251204BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】清掃装置から発生する騒音を抑制すること。
【解決手段】第1部材及び第2部材を有する清掃装置の振動を減衰するための減衰部材は、第1部材に接触する第1接触面と、第2部材に接触する第2接触面と、を備える。第1接触面は、相互に異なる方向を向く少なくとも2つの接触面を含む。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項１】
第１部材及び第２部材を有する清掃装置の振動を減衰するための減衰部材であって、
前記第１部材に接触する第１接触面と、
前記第２部材に接触する第２接触面と、を備え、
前記第１接触面は、相互に異なる方向を向く少なくとも２つの接触面を含む、
減衰部材。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記第２接触面は、相互に異なる方向を向く少なくとも２つの接触面を含む、
請求項１に記載の減衰部材。
【請求項３】
筒状部を備え、
前記第１接触面は、前記筒状部の外面を含み、
前記第２接触面は、前記筒状部の内面を含む、
請求項１に記載の減衰部材。
【請求項４】
前記第２接触面は、前記減衰部材の上面及び下面の一方又は両方を含む、
請求項３に記載の減衰部材。
【請求項５】
前記第２部材の少なくとも一部が配置される開口を備える、
請求項１に記載の減衰部材。
【請求項６】
筒状部と、
前記筒状部の一端部に接続される第１フランジ部と、
前記筒状部の他端部に接続される第２フランジ部と、を備え、
前記第１接触面は、前記筒状部の外面と、前記第１フランジ部の第１面と、前記第２フランジ部の第２面と、を含み、
前記第２接触面は、前記筒状部の内面と、前記第１フランジ部の第３面と、前記第２フランジ部の第４面と、を含む、
請求項１に記載の減衰部材。
【請求項７】
前記第１フランジ部及び前記第２フランジ部の一方又は両方は、周方向に間隔をあけて設けられた複数の溝を有する、
請求項６に記載の減衰部材。
【請求項８】
一方の面と、
一方の面の反対方向を向く他方の面と、
一方の面に設けられた第１凹部と、
他方の面に設けられた第２凹部と、を備え、
前記第１接触面は、第１凹部の底面と、前記第１凹部の内側面と、を含み、
前記第２接触面は、第２凹部の底面と、前記第２凹部の内側面と、を含む、
請求項１に記載の減衰部材。
【請求項９】
前記第１部材と前記第２部材とを固定する固定部材の周囲に配置される、
請求項１に記載の減衰部材。
【請求項１０】
吸込口を有するハウジングと、
前記吸込口に配置されるブラシと、
前記ブラシを回転させる駆動ユニットと、
前記駆動ユニットの少なくとも一部を支持するケースと、
請求項１に記載の減衰部材と、を備え、
前記第１部材は、前記ケースを含み、
前記第２部材は、前記ハウジングを含む、
清掃装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本明細書で開示する技術は、減衰部材、清掃装置、及び吸込ヘッドに関する。
続きを表示（約 2,700 文字）【背景技術】
【０００２】
清掃装置に係る技術分野において、特許文献１に開示されているような電気掃除機が知られている。特許文献１において、吸込み口体は、吸込みヘッド本体と、清掃ユニットと、弾性変形が可能なコイルばねとを有する。清掃ユニットは、コイルばねを介して吸込みヘッド本体に非接触で且つ浮遊可能な状態で支持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－２５３２０６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
清掃装置から騒音が発生すると、清掃装置の使用者及び周囲の者に不快感を与える。
【０００５】
本明細書で開示する技術は、清掃装置から発生する騒音を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本明細書は、第１部材及び第２部材を有する清掃装置の振動を減衰するための減衰部材を開示する。減衰部材は、第１部材に接触する第１接触面と、第２部材に接触する第２接触面と、を備えてもよい。第１接触面は、相互に異なる方向を向く少なくとも２つの接触面を含んでもよい。
【発明の効果】
【０００７】
本明細書で開示する技術によれば、清掃装置から発生する騒音が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、第１実施形態に係る清掃装置を示す左前方からの斜視図である。
図２は、第１実施形態に係る清掃装置を示す右後方からの斜視図である。
図３は、第１実施形態に係る清掃装置を示す正面図である。
図４は、第１実施形態に係る清掃装置を示す上面図である。
図５は、第１実施形態に係る清掃装置を示す下面図である。
図６は、第１実施形態に係る清掃装置を示す断面図である。
図７は、第１実施形態に係る清掃装置を示す断面図である。
図８は、第１実施形態に係る清掃装置を示す断面図である。
図９は、第１実施形態に係る清掃装置の一部を示す断面図である。
図１０は、第１実施形態に係る吸込ヘッドを示す左前方からの斜視図である。
図１１は、第１実施形態に係るバッテリ装着部を示す左前方からの斜視図である。
図１２は、第１実施形態に係る吸込ヘッドの内部を示す左前方からの斜視図である。
図１３は、第１実施形態に係る吸込ヘッドの内部の一部を示す左前方からの斜視図である。
図１４は、第１実施形態に係る吸込ヘッドの内部の一部を示す正面図である。
図１５は、第１実施形態に係る動力伝達機構を示す左前方からの斜視図である。
図１６は、第１実施形態に係る吸込ヘッドの内部の一部を示す左前方からの分解斜視図である。
図１７は、第１実施形態に係る吸込ヘッドの一部を示す断面図である。
図１８は、第１実施形態に係る吸込ヘッドの一部を示す断面図である。
図１９は、第１実施形態に係る吸込ヘッドの一部を示す断面図である。
図２０は、第１実施形態に係る第１減衰部材の近傍を示す断面図である。
図２１は、第１実施形態に係る第１減衰部材を示す斜視図である。
図２２は、第１実施形態に係る第１減衰部材を示す側面図である。
図２３は、第１実施形態に係る第２減衰部材を示す側面図である。
図２４は、第２実施形態に係る吸込ヘッドを示す左前方からの斜視図である。
図２５は、第２実施形態に係る吸込ヘッドの内部を示す左前方からの斜視図である。
図２６は、第２実施形態に係る吸込ヘッドの内部を示す左前方からの断面図である。
図２７は、第２実施形態に係る吸込ヘッドの内部を示す左前方からの断面図である。
図２８は、第２実施形態に係る吸込ヘッドの内部を示す左前方からの断面図である。
図２９は、第２実施形態に係る吸込ヘッドの内部の一部を示す左前方からの斜視図である。
図３０は、第２実施形態に係る吸込ヘッドの内部の一部を示す左前方からの分解斜視図である。
図３１は、第２実施形態に係る吸込ヘッドの内部の一部を示す正面図である。
図３２は、第２実施形態に係る吸込ヘッドの一部を示す断面図である。
図３３は、第２実施形態に係る吸込ヘッドの一部を示す断面図である。
図３４は、第２実施形態に係る減衰部材の近傍を示す断面図である。
図３５は、第２実施形態に係る減衰部材を示す斜視図である。
図３６は、第２実施形態に係る減衰部材を示す側面図である。
図３７は、第３実施形態に係る吸込ヘッドの内部の一部を示す左前方からの斜視図である。
図３８は、第３実施形態に係る吸込ヘッドの内部の一部を示す左前方からの分解斜視図である。
図３９は、第３実施形態に係る吸込ヘッドの一部を示す断面図である。
図４０は、第３実施形態に係るロータシャフトと出力シャフトと減衰部材と中継シャフトとを示す左前方からの斜視図である。
図４１は、第３実施形態に係るロータシャフトと出力シャフトと減衰部材と中継シャフトとを示す左前方からの分解斜視図である。
図４２は、第３実施形態に係るロータシャフトと出力シャフトと減衰部材と中継シャフトとを示す左後方からの斜視図である。
図４３は、第３実施形態に係る中継シャフトを右方から見た図である。
図４４は、第３実施形態に係る減衰部材を示す右後方からの斜視図である。
図４５は、第３実施形態に係る減衰部材を右方から見た図である。
図４６は、第４実施形態に係るケースを示す左前方からの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
１つ又はそれ以上の実施形態において、減衰部材は、第１部材及び第２部材を有する清掃装置の振動を減衰してもよい。減衰部材は、第１部材に接触する第１接触面と、第２部材に接触する第２接触面と、を備えてもよい。第１接触面は、相互に異なる方向を向く少なくとも２つの接触面を含んでもよい。
【００１０】
上記の構成では、第１接触面が相互に異なる方向を向く少なくとも２つの接触面を含むので、減衰部材と第１部材との接触面積が増えるため、減衰部材は、振動を効果的に減衰することができる。振動が減衰されるので、清掃装置から発生する騒音が抑制される。
（【００１１】以降は省略されています）

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