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公開番号2025180243
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024087428
出願日2024-05-29
発明の名称印刷装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類B41J 29/00 20060101AFI20251204BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】より簡易な構造で印刷済みの印刷用紙が印刷用紙の排出口から除去されたか否かを表示できる印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置1は、筐体10を備え、筐体10には、印刷媒体が内部に収められる収納部20と、印刷媒体を搬送する搬送部と、印刷媒体の搬送経路上で印刷媒体に印刷する印刷部と、印刷部によって印刷された印刷媒体を切断する切断部と、切断部に切断された印刷媒体を排出する排出部と、排出部に保持される印刷媒体に光を照射する光源と、排出部とは異なる位置に設けられ、光源からの光の少なくとも一部が出射することで印刷媒体が排出部に保持されているか否かを表示する第1表示部40と、光源からの光を第1表示部に導く導光部と、が設けられ、排出部は、筐体の一つの面に設けられ、第1表示部は、排出部が設けられる面とは異なる面に第1表示部40が設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
筐体を備え、
前記筐体には、
印刷媒体が内部に収められる収納部と、
前記印刷媒体を搬送する搬送部と、
前記印刷媒体の搬送経路上で前記印刷媒体に印刷する印刷部と、
前記印刷部によって印刷された前記印刷媒体を切断する切断部と、
前記切断部に切断された前記印刷媒体を排出する排出部と、
前記排出部に保持される前記印刷媒体に光を照射する光源と、
前記排出部とは異なる位置に設けられ、前記光源からの光の少なくとも一部が出射することで前記印刷媒体が前記排出部に保持されているか否かを表示する第1表示部と、
前記光源からの光を前記第1表示部に導く導光部と、
が設けられ、
前記排出部は、前記筐体の一つの面に設けられ、
前記第1表示部は、前記排出部が設けられる面とは異なる面に設けられる
印刷装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記導光部の少なくとも一部は、前記排出部に保持される前記印刷媒体を挟んで、前記光源の反対側に配置される
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記筐体には、前記第1表示部とは異なる面に設けられ、前記光源からの光の少なくとも一部が出射することで所定の情報を表示する第2表示部が設けられる
請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記筐体は、
前記収納部が設けられる装置本体と、
前記装置本体に開閉可能に取り付けられる蓋体と、
を備え、
前記光源は、前記装置本体に設けられる
請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記導光部は、
前記蓋体に設けられる第1導光部と、
前記装置本体に設けられる第2導光部と、
を備え、
前記第2導光部の少なくとも一部は、前記蓋体が閉じられた場合に、前記第1導光部の少なくとも一部に対向する位置に設けられる
請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記第2導光部は、前記筐体を所定の方向から視た場合に、前記印刷媒体に重なる位置に設けられる
請求項5に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、印刷媒体である印刷用紙を排出口から排出する印刷装置において、レシートプリンタのように、排出口から排出された印刷用紙が利用者自身によって取り上げられるものが知られている。このような印刷装置には、利用者による印刷用紙の取り忘れ等によって、印刷用紙が排出口に留まり続けることを抑制する技術が知られている。
例えば、特許文献1は、印刷済みの伝票を利用者が抜き出したのか否かをホスト装置が知得するのに好適な印刷装置、印刷方法、および、情報記録媒体を開示する。特許文献1に開示される技術では、排出口から排出された印刷用紙を検知可能なセンサが設けられた印刷装置と、当該印刷装置と通信可能なホスト装置とが設けられ、印刷用紙が排出口から取り出されたか否かをホスト装置に伝達可能に構成される。
特許文献2は、より小型のプレゼンタ及びプリントシステムを開示する。特許文献1に開示される技術では、排出口から排出された印刷用紙を回収する装置であるプレゼンタが印刷装置に設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-150767号公報
特開2014-012565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のように、印刷用紙を検知するためのシステムを構成する場合や、特許文献2のように駆動部を備える装置を取り付ける場合には、従来の印刷装置の装置構成を大きく変更することとなり、装置の大型化やコストの増加を招く虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する一態様は、筐体を備え、前記筐体には、印刷媒体が内部に収められる収納部と、前記印刷媒体を搬送する搬送部と、前記印刷媒体の搬送経路上で前記印刷媒体に印刷する印刷部と、前記印刷部によって印刷された前記印刷媒体を切断する切断部と、前記切断部に切断された前記印刷媒体を排出する排出部と、前記排出部に保持される前記印刷媒体に光を照射する光源と、前記排出部とは異なる位置に設けられ、前記光源からの光の少なくとも一部が出射することで前記印刷媒体が前記排出部に保持されているか否かを表示する第1表示部と、前記光源からの光を前記第1表示部に導く導光部と、が設けられ、前記排出部は、前記筐体の一つの面に設けられ、前記第1表示部は、前記排出部が設けられる面とは異なる面に設けられる印刷装置である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
印刷装置の斜視図。
印刷装置の正面図。
図1のIII-III断面図。
図1のIV-IV断面図。
図4のV-V断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ印刷装置1に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは、設置面に設置されて使用される場合における印刷装置1の前方を示し、符号UPは、印刷装置1の上方を示し、符号LHは、印刷装置1の左方を示す。各図において、上下方向は、鉛直方向に一致し、前後方向、及び左右方向は、水平方向に一致する。
【0008】
図1は、本実施形態に係る印刷装置1の外観の一例を示す斜視図である。
本実施形態の印刷装置1は、印刷機能を備える。図1に示すように、印刷装置1は、筐体10を備える。筐体10には、印刷装置1を構成する各部が収納される。
本実施形態の筐体10は、略立方体状に形成される。筐体10は、装置本体12と、排出口11と、蓋体15とを備える。
【0009】
図2は、印刷装置1の正面図である。
装置本体12は、前面に開口部13が設けられ、筐体10と同様に全体が略立方体状に形成される。
図1、図2に示すように、排出口11は、装置本体12の内部から送り出される印刷媒体である印刷用紙100を外部に排出する。排出口11は、筐体10の前面の上部に形成される。排出口11は、左右方向に延びるスリット状に形成される。排出口11は、「排出部」に相当する。
【0010】
蓋体15は、開閉自在に装置本体12の前面側に取り付けられ、開口部13を開放または閉塞する。蓋体15は、開口部13を閉塞する場合に、筐体10の前面を形成する。蓋体15には、下端部の左右方向の両側にヒンジ部17が設けられ、当該ヒンジ部17を介して装置本体12に取り付けられることで、ヒンジ部17を回動軸として、回動自在となる。
本実施形態の排出口11は、開口部13を閉塞する場合の蓋体15の上縁と、装置本体12との隙間である。
蓋体15は、例えば、印刷装置1のメンテナンスをする場合に開状態にされる。
(【0011】以降は省略されています)

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