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公開番号2025179807
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-10
出願番号2025068991
出願日2025-04-18
発明の名称情報処理方法、プログラム、及び情報処理装置
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/18 20120101AFI20251203BHJP(計算;計数)
要約【課題】生成モデルによって生成されたコンテンツが著作物に類似する場合に、コンテンツの使用を制限する。
【解決手段】本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、コンテンツを生成する生成モデルによって生成された第1コンテンツを生成し、前記第1コンテンツと、第2コンテンツとの類似度に応じて、前記第1コンテンツの使用の許否を判定する。また、本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、前記第2コンテンツは、利用が許可された著作物であり、許可の条件として設定された基準に基づいて、前記第1コンテンツの使用の諾否を判定してもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
コンテンツを生成する生成モデルによって第１コンテンツを生成し、
前記第１コンテンツと、著作物である第２コンテンツとの類似度又は非類似度に応じて、前記第１コンテンツの使用の許否を判定する
処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記第２コンテンツは、利用が許可された著作物であり、
許可の条件として設定された基準に基づいて、前記第１コンテンツの使用の諾否を判定する
請求項１に記載の情報処理方法。
【請求項３】
前記類似度が閾値以上または閾値超である場合、あるいは前記非類似度が閾値未満または閾値以下である場合、前記第１コンテンツの使用を制限する
請求項１に記載の情報処理方法。
【請求項４】
条件に対応する複数の閾値から、取得した条件に応じた閾値を読み出し、
前記類似度が閾値以上または閾値超である場合、あるいは前記非類似度が閾値未満または閾値以下である場合、前記第１コンテンツの使用を制限する
請求項３に記載の情報処理方法。
【請求項５】
前記類似度が閾値未満または閾値以下である場合に前記第１コンテンツを表示部に表示し、前記類似度が閾値以上または閾値超である場合に前記第１コンテンツの表示部への出力を制限する
あるいは
前記非類似度が閾値以上または閾値超である場合に前記第１コンテンツを表示部に表示し、前記非類似度が閾値未満または閾値以下である場合、前記第１コンテンツの表示部への出力を制限する
請求項１から３のいずれか一つに記載の情報処理方法。
【請求項６】
生成された前記第１コンテンツと、前記第１コンテンツの前記第２コンテンツに対する前記類似度とを対応して記憶する
請求項１から３のいずれか一つに記載の情報処理方法。
【請求項７】
前記類似度が閾値未満または閾値以下、あるいは前記非類似度が閾値以上または閾値超である前記第１コンテンツに許可情報を付与する
請求項１から３のいずれか一つに記載の情報処理方法。
【請求項８】
前記第２コンテンツを訓練データとして学習された前記生成モデルにプロンプトを入力することにより、前記第１コンテンツを生成する
請求項１から３のいずれか一つに記載の情報処理方法。
【請求項９】
前記生成モデルによって、前記生成モデルに対する入力データの反映度が異なる複数の前記第１コンテンツを生成し、
生成された複数の前記第１コンテンツのうち、前記類似度が閾値未満または閾値以下、あるいは前記非類似度が閾値以上または閾値超である前記第１コンテンツを出力する
請求項１から３のいずれか一つに記載の情報処理方法。
【請求項１０】
生成された複数の前記第１コンテンツのうち前記類似度が閾値未満または閾値以下、あるいは前記非類似度が閾値以上または閾値超である前記第１コンテンツの数が所定数未満または所定数以下である場合、前記入力データの反映度を高めたまたは低めた前記第１コンテンツを前記生成モデルに生成させる
請求項９に記載の情報処理方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本技術は、情報処理方法、プログラム、及び情報処理装置に関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、仮想空間においてユーザの分身を表示する技術が提案されている（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２４－０２１５２９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載されている技術においては、生成モデルによって生成されたコンテンツが著作物に類似する場合に、コンテンツの使用を制限することに関して考慮されていない。
【０００５】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、生成モデルによって生成されたコンテンツが著作物に類似する場合に、コンテンツの使用を制限することが可能な情報処理方法などを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、コンテンツを生成する生成モデルによって第１コンテンツを生成し、前記第１コンテンツと、著作物である第２コンテンツとの類似度に応じて、前記第１コンテンツの使用の許否を判定する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の一実施形態に係る情報処理方法にあっては、生成モデルによって生成されたコンテンツが著作物に類似する場合に、コンテンツの使用を制限することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
情報処理システムの概要を示す説明図である。
情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
ユーザ端末の構成例を示すブロック図である。
画像変換指定情報（プロンプト）設定の一例を示す説明図である。
エッジ検出モジュールの一例を示す説明図である。
画像生成モデルの学習方法の一例を示す説明図である。
画像生成モデルの一例を示す説明図である。
類似度算出モデルの一例を示す説明図である。
作品テーブルの一例を示す説明図である。
類似度テーブルの一例を示す説明図である。
作品選択画面の一例を示す説明図である。
ユーザ画像撮影画面の一例を示す説明図である。
作品度選択画面の一例を示す説明図である。
情報処理装置の処理部による処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態２に係る画像生成モデルの学習方法の一例を示す説明図である。
実施形態２に係る類似度算出モデルの一例を示す説明図である。
実施形態２に係る作品テーブルの一例を示す説明図である。
キャラクタテーブルの一例を示す説明図である。
キャラクタ選択画面の一例を示す説明図である。
実施形態２に係る作品度選択画面の一例を示す説明図である。
実施形態２に係る情報処理装置の処理部による処理の一例を示すフローチャートである。
生成画像利用画面の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
（実施形態１）
実施形態１に係る情報処理装置１は、取得したユーザ画像に基づいて作品の画風に寄せた生成画像（第１コンテンツ）を生成する。情報処理装置１は、生成画像と、著作物である作品に登場するキャラクタの画像（第２コンテンツ）との類似度を算出し、算出した類似度に応じて、生成画像の使用の許否を判定する。情報処理装置１は、使用が許諾される生成画像をユーザ端末２に送信し、ユーザに提供する。以下、図面を参照し、実施形態１について説明する。
【００１０】
図１は、情報処理システムＳの概要を示す説明図である。情報処理システムＳは、情報処理装置１とユーザ端末２とを備える。情報処理装置１は例えばクラウドサーバであり、ユーザ端末２はユーザが所有するスマートフォン、タブレット端末、またはパーソナルコンピュータ、あるいはユーザが操作する証明写真機、またはプリクラ（登録商標）などのプリントシール機等である。本実施形態においては、ユーザ端末２はスマートフォンであるものとして説明する。情報処理装置１とユーザ端末２とは、ネットワークＮを介して互いに通信することが可能である。ユーザ端末２は、ユーザを撮影したユーザ画像を情報処理装置１に送信する。情報処理装置１は、取得したユーザ画像に基づいて生成画像を生成し、生成画像をユーザ端末２に送信する。ユーザ端末２は、情報処理装置１から受信した生成画像を表示する。なお、ユーザ端末２が証明写真機またはプリントシール機等である場合、ユーザ端末２は、ユーザインタフェースとしての機能を有し、情報処理装置１とネットワークＮを介して通信を行う装置であってもよく、情報処理装置１が実行する処理の一部または全部を実行するものであってもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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