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公開番号2025170786
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-19
出願番号2025129786,2021052014
出願日2025-08-01,2021-03-25
発明の名称注出口付きパウチ
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65D 30/16 20060101AFI20251112BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】注出口付きパウチにおいて、内容物が閉塞されずに注出されるように、注出口には閉塞防止リブが設けられることがあるが、注出口の重量増、コストアップの問題がある。本開示は、注出口に閉塞防止部を有していないにもかかわらず、内容物を注出する際に閉塞状態が生じにくい、注出口付パウチを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
本開示の注出口付きパウチ50は、少なくとも最内層に熱可塑性樹脂層を有し、少なくとも紙基材層を含む積層シート60から構成されるパウチ本体51と、注出口40を備え、
前記パウチ本体51は、注出口本体41が接合された上縁シール部512と、前期上縁シール部512の下側に連なる胴部513と。前記胴部513の下側に連なる底部514を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも最内層に熱可塑性樹脂層を有し、少なくとも紙基材層を含む積層シート
からなる1枚の矩形状のブランク板
から構成されるパウチ本体と、
前記ブランク板は折り曲げ線を備え、
前記ブランク板の上下方向の中央には、横断する中間横折り曲げ線を備え、
前記パウチ本体の上縁部に接合される注出口本体と、
前記パウチ本体の上縁部には、前記積層シートからなる表側ブランク板と裏側ブランク板の内面同士が接合された上縁シール部と、
前記パウチ本体と前記注出口本体とが接合される注出口接合部は、前記上縁シール部に含まれており、
前記上縁シール部の下側には、胴部が連なっており、
前記胴部は、表裏の壁面板と、左右の側面板を含み、
前記胴部の下側には、底部を備えている注出口付きパウチ。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記表側側面板および前記裏側側面板は、前記底辺と直交する辺を基準に、線対称である
請求項1に記載の注出口付きパウチ。
【請求項3】
前記表側側面板の底辺の長さと、前記裏側側面板の底辺の長さとを足した長さが、前記底
部の前後方向の長さと同じである請求項1または2に記載の注出口付きパウチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液体等の流動体が充填され、その流動体が注出口から注出される注出口付きパウチに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来の注出口付きパウチの一例として、内容物がジュース、栄養ドリンク、ゼリー等の飲食物であり、その注出口付きパウチの注出口に、喫食者が口にて銜え、口腔内を陰圧にして吸い出す例があった。
その際に、陰圧にて注出口付きパウチのパウチ本体の表裏のフィルムが内方に向って変形して、内容物の流路を塞ぎ、内容物が残っているにもかかわらず、注出できなくなることがあった。その対応技術として、特許文献1の注出口付きパウチが開示されている。
【0003】
図1に、特許文献1の注出口付きパウチ80を示す。図1Aは、注出口付きパウチ80の正面図を示し、図1Bは、図1Aに記載の断面位置X-Xでの切断部端面図を示す。
図1Aの注出口付きパウチ80は、パウチ本体81と注出口本体82とを備えている。注出口本体82は、パウチ本体81の上縁部に接合されている。また、注出口本体82は、パウチ本体81と接合される接合基部84と、パウチ本体81の外側に延びる筒部83と、内側に延びる閉塞防止部85を備えている。
【0004】
内容物が注出されて、特に吸い出されて、その残量が少なくなると、表裏のパウチ本体81を構成する表裏のフィルムの間隔が無くなり、内容物の流路を塞ぐことがある。そのために内容物が残っているにもかかわらず、注出不能となることがあった。特許文献1の注出口付きパウチ80では、閉塞防止部85が設けられることにより、流路を確保できているので、内容物を円滑に注出することができた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-95444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、注出口本体82は合成樹脂にて成形されていることが多く、注出口本体82に閉塞防止部85が設けられることで、注出口本体82の重量増、コストアップとなっていた。
【0007】
本開示は、注出口本体41に閉塞防止部を有していないにもかかわらず、内容物を注出する際に閉塞状態が生じにくい、注出口付パウチを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するための手段として、本開示の注出口付きパウチ50は、
少なくとも最内層に熱可塑性樹脂層63を有し、少なくとも紙基材層62を含む積層シート60から構成されるパウチ本体51と、
前記パウチ本体51の上縁部24に接合される注出口本体41と、
前記パウチ本体51の上縁部24には、前記積層シート60からなる表側ブランク板10bと裏側ブランク板10aの内面同士が接合された上縁シール部512と、
前記パウチ本体51と前記注出口本体41とが接合される注出口接合部511は、前記上縁シール部512に含まれており、
前記上縁シール部512の下側には、胴部513が連なっており、
前記胴部513は、表裏の壁面板31と、左右の側面板32を含み、
前記胴部513の下側には、底部514を備えている。
【0009】
本開示の注出口付きパウチ50は、
前記側面板32の下側に連なる突出部515が前記底部514側に折り曲げられて、前記底部514に接合されていてもよい。
【0010】
本開示の注出口付きパウチ50は、
前記積層シート60からなる1枚のブランク板10から組み上げられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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