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公開番号2025178322
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2025153409,2024208338
出願日2025-09-16,2016-11-14
発明の名称2要素認証を用いたメディアアセットに対するアクセスの制御のためのシステムおよび方法
出願人アデイア ガイズ インコーポレイテッド
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 21/441 20110101AFI20251128BHJP(電気通信技術)
要約【課題】2要素認証を用いたメディアアセットに対するアクセスの制御のためのシステムおよび方法の提供。
【解決手段】2要素認証を使用して、ブロックされたメディアアセットと関連付けられる動作を認可するためのシステムおよび方法。いくつかの側面では、メディアガイドアプリケーション(例えば、メディアアセットを記憶および表示するために使用されるセットトップボックスまたは他のユーザ機器によって実行される)は、視聴するためのコンテンツをロック解除するために、パスワード(例えば、個人情報番号)を入力するようにユーザに求める。メディアアセットに関連する動作(例えば、削除)を実施するようにユーザから第2の要求を受信することに応答して、メディアガイドアプリケーションは、2要素認証プロトコルに一致して、自分の身元を確認する付加的要素を入力するようにユーザに求める。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
方法であって、前記方法は、
第1の認可コードを受信することに基づいて、メディアアセットに対するアクセスを提供することと、
前記メディアアセットが再生されている間に、前記メディアアセットの再生に関連する動作を実行するためのユーザインターフェースコマンドを受信することと、
(a)前記メディアアセットが再生されている間に、前記メディアアセットの再生に関連する前記動作を実行するための前記ユーザインターフェースコマンドを受信することと、(b)付加的認可が前記ユーザインターフェースコマンドに対して必要とされることを決定することとに基づいて、バイオメトリックデータを要求することと、
受信されたバイオメトリックデータが記憶されているバイオメトリックデータに一致することを決定することに基づいて、前記ユーザインターフェースコマンドを実行することと
を含む、方法。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記バイオメトリックデータは、ユーザの虹彩スキャンまたは網膜スキャンまたは指紋スキャンまたは顔マップのうちの1つ以上を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記バイオメトリックデータは、バイオメトリック署名の画像を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
事前決定された期間にわたって前記メディアアセットを視聴するためのアクセスを許可するための命令を生成することと、
前記命令を実行することであって、前記命令は、前記メディアアセットを視聴するためのアクセスを許可するための一時的なインジケーションを記憶する、ことと、
前記命令を実行することに基づいて、経過時間を監視することと、
前記経過時間が前記事前決定された期間を超えることを決定することに基づいて、前記メディアアセットを視聴するためのアクセスを許可するための前記一時的なインジケーションを削除することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記メディアアセットに対するアクセスを提供することは、前記メディアアセットに対するアクセスを許可するための一時的なインジケーションを提供することを含み、前記メディアアセットの再生に関連する前記動作を実行するための前記ユーザインターフェースコマンドは、前記メディアアセットに対するアクセスを許可するための前記一時的なインジケーションの削除を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記メディアアセットの再生に関連する前記動作を実行するための前記ユーザインターフェースコマンドは、
前記メディアアセットに対応するデータを含むメモリのブロックにアクセスすることと、
前記メディアアセットに対応する前記メモリのブロックの中に含まれる前記データを第1のユーザ機器にコピーすることと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、
受信されたバイオメトリックデータが記憶されているバイオメトリックデータに一致しないことを決定することに基づいて、クエリを行うことにより、前記ユーザインターフェースコマンドが実行されることを許可するための代替的な第2の認可コードがあるかどうかを決定することと、
前記ユーザインターフェースコマンドが実行されることを許可するための前記代替的な第2の認可コードがあることを決定することに基づいて、前記代替的な第2の認可コードを入力するためのインジケーションを表示のために生成することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記メディアアセットにアクセスしたユーザの識別子を含むユーザデータベースにアクセスすることと、
識別子に関連付けられた前記ユーザデータベース内のフィールドから、前記メディアアセットにアクセスしたユーザに関連付けられたデバイスに対する連絡先情報を読み出すことと、
前記連絡先情報に基づいて、前記メディアアセットの再生に関連する前記動作を実行するための前記ユーザインターフェースコマンドが受信されたという前記ユーザへの通知を前記デバイスに伝送することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記メディアアセットは、前記第1の認可コードを受信することよりも前に再生されることをブロックされる、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
システムであって、前記システムは、
認可コードを受信するように構成されている入力/出力(I/O)回路と、
前記I/O回路が前記第1の認可コードを受信することに基づいて、メディアアセットに対するアクセスを提供するように構成されている制御回路と
を備え、
前記I/O回路は、
前記メディアアセットが再生されている間に、前記メディアアセットの再生に関連する動作を実行するためのコマンドを受信することと、
(a)前記メディアアセットが再生されている間に、前記メディアアセットの再生に関連する前記動作を実行するための前記ユーザインターフェースコマンドを受信することと、(b)付加的認可が前記ユーザインターフェースコマンドに対して必要とされることを決定することとに基づいて、バイオメトリックデータを要求することと
を行うようにさらに構成されており、
前記制御回路は、
受信されたバイオメトリックデータが記憶されているバイオメトリックデータに一致することを決定することに基づいて、前記ユーザインターフェースコマンドを実行すること
を行うようにさらに構成されている、システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【背景技術】
【0001】
現代のテレビ視聴者に利用可能な多量のコンテンツを考慮すると、ペアレンタルコントロールシステムは、ユーザが視聴のためにコンテンツをフィルタ処理することを可能にする、電子番組ガイド(EPG)においてほぼ遍在的になっている。例えば、ペアレンタルコントロールシステムは、親がいないときに子供が鑑賞することができるものを決定する能力を親に与える。典型的には、ペアレンタルコントロールシステムは、コンテンツをブロックおよびブロック解除するように入力され得る、アクセスコードを有するであろう。ブロックされた番組にアクセスしようとし、アクセスコードを認識していない子供は、番組を視聴することができないであろう。しかしながら、本バイナリアプローチ(単一のコードに基づくアクセス/アクセスなし)を用いると、家庭内の複数のユーザが、メディアアセットへのアクセスを有し得、アクションを実施するユーザの身元を区別する方法がないため、他のユーザが実施されることを所望しないアクション(例えば、メディアアセットを削除すること)を実施し得る。
続きを表示(約 4,500 文字)【0002】
いくつかの従来のシステムは、ユーザが異なるコードを入力し、自分がいずれの具体的ユーザであるかを識別する、ユーザプロファイルシステムを使用することによって、本問題を解決しようとする。しかしながら、ユーザ特有のコードを使用する本アプローチは、メディアアセットをブロックおよびブロック解除するための単一のコードよりも強力であるが、依然として、ユーザ身元の正当性を立証することの観点から同一の問題を有する。例えば、親が、子供がブロックされたメディアアセットに一度アクセスするために自分のコードを子供に与える場合、子供は、おそらくコードを覚え、親が任意の時間に実施し得るアクションのうちのいずれかを実施し、ユーザ特有のコードを有するという目的を無駄にし得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
故に、システムおよび方法が、2要素認証を使用して、ブロックされたメディアアセットと関連付けられる動作を認可するために、本明細書に説明される。例えば、メディアガイドアプリケーション(例えば、メディアアセットを記憶および表示するために使用されるセットトップボックスまたは他のユーザ機器によって実行される)は、視聴するためのコンテンツをロック解除するために、パスワード(例えば、個人情報番号(「PIN」))を入力するようにユーザに求める。メディアアセットに関連する動作(例えば、削除)を実施するようにユーザから第2の要求を受信することに応答して、メディアガイドアプリケーションは、本明細書に説明される2要素認証プロトコルに一致して、自分の身元を確認する付加的要素を入力するようにユーザに求める。ユーザの身元が、メディアアセットに関連する動作(例えば、記憶されたメディアアセットを削除する)を実施する権限を有するユーザとして認証される場合、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットに関連する動作(例えば、メディアアセットを削除する)を実施する。
【0004】
いくつかの側面では、メディアガイドアプリケーションは、ユーザ機器上で視聴するためのメディアアセットにアクセスするための第1の要求を受信し、メディアアセットへのアクセスは、ブロックされる。例えば、メディアガイドアプリケーションは、表示するためにメディアアセットを生成するユーザデバイスにローカルである(例えば、セットトップボックスのメモリの中に)か、またはサーバにおいて遠隔にあるかのいずれかである、記憶装置の中に複数のメディアアセットを記憶してもよい。メディアガイドアプリケーションは、ユーザが表示するために生成されるメディアアセットを選択し得る、メディアアセットの一覧を(例えば、ユーザインターフェース内で)生成してもよい。メディアガイドアプリケーションは、各記憶されたメディアアセットと関連付けられるメタデータに基づいて、各メディアアセットが所与のユーザのためにブロックされるべきであるかどうかを示す、フラグを設定してもよい。具体的実施例として、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットと関連付けられるメタデータに基づいて、それが所定のブロック基準(例えば、特定のユーザがTV-PGを上回る評価を伴う番組を鑑賞することができない)を満たすことを示す、フラグを設定してもよい。
【0005】
メディアガイドアプリケーションは、次いで、第1の認可コードの第1の入力を受信する。第1の認可コードは、記憶された英数字列に合致され得る、英数字の任意の組み合わせであってもよい。メディアガイドアプリケーションは、タッチスクリーンまたはリモートコントロール等のユーザ入力インターフェースを使用して、ユーザ入力を介して第1の識別子を受信してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、リモートコントロールを介して、ユーザ入力「1578」を受信してもよい。
【0006】
メディアガイドアプリケーションは、受信された第1の認可コードが、メディアアセットを視聴するためのアクセスを許可する、記憶された第1の識別子に合致することを決定する。例えば、メディアガイドアプリケーションは、受信された入力「1578」が、第1の識別子に関してメモリの中に記憶された値に合致するかどうかを決定する。具体的実施例として、メディアガイドアプリケーションは、許可(すなわち、各コードがメディアアセットにアクセスし得るかどうか)と関連付けられる複数の識別子を含むペアレンタルコントロールデータベースにアクセスしてもよい。メディアガイドアプリケーションは、(例えば、第1の認可コードの文字を記憶された識別子のそれぞれの文字と比較することによって)受信された第1の認可コードを記憶された識別子と比較し、合致を決定してもよい。合致を決定した後、メディアガイドアプリケーションは、合致した識別子に対応するデータベース内のフィールドからデータを読み出し、データが、ユーザがメディアアセットへのアクセスを有することを示すかどうかを決定する。
【0007】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、ユーザと関連付けられる記憶された識別子を伴う複数のエントリを含むペアレンタルコントロールデータベース内のフィールドから、第1の記憶された識別子を読み出す。例えば、メディアガイドアプリケーションは、宣言「選択」文を利用してSQLプログラムスクリプトを実行し、データベース内のフィールドから「12345」等の第1の記憶された識別子の値を読み出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、第1の記憶された識別子の文字を受信された認可コードの文字と比較することによって、第1の記憶された識別子が受信された認可コードに合致するかどうかを決定してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、受信された文字列(すなわち、第1の認可コード)の各インデックス付き文字を記憶された識別子の各インデックス付き文字と比較し、2つの文字列が合致するかどうかを決定してもよい。メディアガイドアプリケーションは、合致した文字の数または割合が閾値を超える場合に合致を決定してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、90%合致が閾値割合(例えば、75%)を超える場合に、「1234567891」が「1224567891」に合致することを決定してもよい。
【0008】
第1の記憶された識別子が受信された認可コードに合致することを決定するステップに応答して、メディアガイドアプリケーションは、第1の記憶された識別子と関連付けられるフィールドから値を読み出す。例えば、メディアガイドアプリケーションは、第1の記憶された識別子と関連付けられるフィールドから、ブロック基準(例えば、第1の記憶された識別子によって識別されるユーザは、TV-PGを上回る評価を伴うメディアアセットにアクセスすることができない)を読み出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、次いで、値に基づいて、第1の記憶された識別子によって識別されるユーザがメディアアセットへのアクセスを有するかどうかを決定する。例えば、メディアガイドアプリケーションは、第1の記憶された識別子と関連付けられるフィールドから読み出されるブロック基準をメディアアセットと関連付けられるメタデータと比較し、第1の記憶された識別子によって識別されるユーザがメディアアセットにアクセスする許可を有するかどうかを決定してもよい。具体的実施例として、ブロック基準が評価「TV-PG」であり、メディアアセットが「TV-MA」の評価を有する場合には、メディアアセットの評価がブロック基準評価を超えるため、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットにアクセスする許可を有していないことを決定してもよい。
【0009】
受信された第1の認可コードが記憶された第1の識別子に合致することを決定した後、メディアガイドアプリケーションは、表示するためにメディアアセットを生成する。例えば、メディアガイドアプリケーションは、ユーザ機器に接続されるディスプレイ上に表示するためにメディアアセットを生成してもよい。代替として、または加えて、メディアガイドアプリケーションは、第1の認可コードによって識別されるユーザが、ユーザ機器に結合されていないデバイス上で(例えば、携帯電話等のモバイルデバイスにストリーミングされる)メディアアセットを視聴し得るかどうかのインジケーションに関して、ペアレンタルコントロールデータベースにクエリを行ってもよい。
【0010】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、事前決定された期間にわたってメディアアセットを視聴するためのアクセスを許可する命令を生成する。例えば、メディアガイドアプリケーションが、第1の認可コードによって識別されるユーザがメディアアセットへのアクセスを有することを決定した後、メディアガイドアプリケーションは、ある期間にわたってメディアアセットへのアクセスを許可する命令を(例えば、プログラムスクリプトにおいて)生成してもよい。メディアガイドアプリケーションは、次いで、命令を実行してもよく、命令は、ペアレンタルコントロールデータベース内の第1の記憶された識別子と関連付けられるフィールドの中に、一時的インジケーションを記憶し、メディアアセットを視聴するためのアクセスを許可する。例えば、メディアガイドアプリケーションは、生成されたプログラムスクリプトを実行してもよく、これは、次いで、ユーザがメディアアセットへのアクセスを有するというインジケーション(例えば、「真」に設定されたブール値)をペアレンタルコントロールデータベースの中に記憶する。メディアガイドアプリケーションは、次いで、命令を実行するステップに応答して、経過時間を監視する。例えば、プログラムスクリプトは、メディアアセットへのアクセスが満了するときに、終了時間をペアレンタルコントロールデータベースの中に記憶してもよく、メディアガイドアプリケーションは、別のプログラムスクリプトを実行し、時間が終了時間内の値に到達するときにインジケーションを除去してもよい。代替として、メディアガイドアプリケーションは、クロック時間を監視し、事前決定された期間後にインジケーションを除去する、プログラムスクリプトを起動し続けてもよい。メディアガイドアプリケーションは、経過時間が事前決定された期間を超えることを決定するステップに応答して、メディアアセットを視聴するためのアクセスを許可するための一時的インジケーションを削除する。例えば、メディアガイドアプリケーションは、インジケーションが記憶されたフィールドのコンテンツをリセットしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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