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公開番号
2025178146
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2025078399
出願日
2025-05-09
発明の名称
バッテリエンドキャップ及びバッテリ
出願人
株式会社AESCジャパン
代理人
個人
主分類
H01M
50/15 20210101AFI20251128BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】バッテリエンドキャップ及びバッテリを提供する。
【解決手段】バッテリエンドキャップの第1面の少なくとも一部領域には第1溝が設けられ、下部絶縁部材200の第3面210の少なくとも一部領域には第1隆起230が設けられ、第1隆起は第1溝内に収容される。第4面の第1隆起に対応する部分には第2溝が設けられ、第1方向に沿って、第2溝の底部はキャッププレート100の最低位置よりも高い。電極端子320の接続プレート310とは反対側の一端は、下部絶縁部材とキャッププレートを貫通して第2面120まで延伸する。接続プレートは第2溝内に設けられ、第2溝の底壁に当接する。本発明が提供するバッテリエンドキャップは、下部絶縁部材と接続プレートのバッテリ筐体内の空間占有を減少させることができ、これにより筐体内のセルの体積と容量を増加させることができ、延いてはバッテリの容量が増加する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
厚み方向に沿って互いに反対側に設けられた第1面と第2面とを含み、前記第1面の少なくとも一部領域に第1溝が設けられたキャッププレートと、
前記厚み方向に沿って互いに反対側に設けられた第3面と第4面とを含み、前記第3面の少なくとも一部領域に第1隆起が設けられ、前記第3面は前記第1面に近い側であり、前記第1隆起は前記第1溝内に収容され、前記第4面の前記第1隆起に対応する部分には第2溝が設けられた下部絶縁部材と、
相互接続された接続プレートと電極端子とを含む、電極導出部材と
を含み、
第1方向に沿って、前記第2溝の底部は前記キャッププレートの最低位置よりも高く、前記第1方向は前記第4面が前記第3面を向く方向であり、
前記電極端子の前記接続プレートとは反対側の一端は、前記下部絶縁部材と前記キャッププレートを貫通して前記第2面まで延伸し、前記接続プレートは前記第2溝内に設けられて前記第2溝の底壁に当接する
ことを特徴とする、
バッテリエンドキャップ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1隆起の隆起高さは、前記第1溝の陥没深さ以下である
ことを特徴とする、
請求項1に記載のバッテリエンドキャップ。
【請求項3】
前記下部絶縁部材の前記第1隆起の箇所の厚みは、前記第1溝の深さ以下である
ことを特徴とする、
請求項1又は2に記載のバッテリエンドキャップ。
【請求項4】
前記第1隆起の厚みは前記第1溝の深さ未満であり、前記第1隆起の前記第1面に近い側は前記第1溝の底部に当接する
ことを特徴とする、
請求項3に記載のバッテリエンドキャップ。
【請求項5】
前記第2面の前記第1溝に対応する部分には第2隆起が設けられ、
前記第2隆起の厚みは、前記キャッププレートの厚みに等しい
ことを特徴とする、
請求項1に記載のバッテリエンドキャップ。
【請求項6】
前記キャッププレートの厚み方向に沿って、前記第2隆起の外面から前記第2面までの距離は第1距離であり、
前記第1距離の前記キャッププレートの厚みに対する割合は、0.1以上且つ0.8以下である
ことを特徴とする、
請求項5に記載のバッテリエンドキャップ。
【請求項7】
前記第2隆起は、隆起部と移行部とを含み、
前記移行部の一端は前記キャッププレートの前記第2面に接続し、前記移行部の他端は前記隆起部に接続し、
前記移行部は、前記第2面に対して前記隆起部に向かって傾斜して設けられる
ことを特徴とする、
請求項5に記載のバッテリエンドキャップ。
【請求項8】
前記移行部は、互いに反対側に設けられた第5面と第6面とを有し、
前記移行部の傾斜に垂直な方向において、前記第5面から前記第6面までの最短距離は第2距離であり、
前記第2距離の前記キャッププレートの厚みに対する割合は、0.3以上且つ0.9以下である
ことを特徴とする、
請求項7に記載のバッテリエンドキャップ。
【請求項9】
前記接続プレートから前記第2溝の開口の間に収容領域を有し、前記収容領域はセル上の折り畳まれた後のタブを収容するために用いられ、前記収容領域の前記第1方向における深さは、少なくとも折り畳まれた後の前記タブの厚みの2倍である
ことを特徴とする、
請求項1又は2に記載のバッテリエンドキャップ。
【請求項10】
前記下部絶縁部材は、前記第1隆起である第1構造と、第2構造とを含み、
前記第2構造は前記第1隆起の外縁と接続し、且つ前記第2構造は前記第1構造と前記第2溝を形成し、
前記第1構造の前記接続プレートを向いた壁面は、前記第2溝の底壁である
ことを特徴とする、
請求項1又は2に記載のバッテリエンドキャップ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はバッテリの技術分野に関するものであり、特に、バッテリエンドキャップ及びバッテリに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
省エネルギー及び環境保護に対する社会の意識が高まるにつれ、新エネルギー自動車が精力的に開発されている。そのうち、電気自動車は数ある新エネルギー自動車の1つであり、電気自動車は主にバッテリによって車両に駆動エネルギーを提供することで、自動車の走行を駆動する。
【0003】
電動自転車にとって、その航続能力はバッテリと直接的な関係を有する。バッテリのエネルギー密度又は容量が大きいほど、単一バッテリが供給可能な電気エネルギーが増加し、電気自動車の航続距離の向上に寄与する。
【0004】
しかし、上述した関連技術におけるバッテリが収容可能なセルの体積は小さく、バッテリの容量減少につながり、バッテリが提供可能な電気エネルギーが減少する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態は、上述した関連技術におけるバッテリが収容可能なセルの体積が小さく、バッテリの容量減少につながり、バッテリが提供可能な電気エネルギーが減少するという技術的課題を解決するために用いられる、バッテリエンドキャップ及びバッテリを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した目的を達成するため、本発明は以下の技術的解決策を提供する。
【0007】
本発明の実施形態の第1の様態は、バッテリエンドキャップを提供する。バッテリエンドキャップは、キャッププレートと、下部絶縁部材と、電極導出部材とを含む。キャッププレートは、厚み方向に沿って互いに反対側に設けられた第1面と第2面とを含み、前記第1面の少なくとも一部領域に第1溝が設けられる。前記下部絶縁部材は、前記厚み方向に沿って互いに反対側に設けられた第3面と第4面とを含み、前記第3面の少なくとも一部領域には第1隆起が設けられ、前記第3面は前記下部絶縁部材の前記第1面に近い側であり、前記第1隆起は前記第1溝内に収容される。前記第4面の前記第1隆起に対応する部分には第2溝が設けられる。第1方向に沿って、前記第2溝の底部は前記キャッププレートの最低位置よりも高く、前記第1方向は前記第4面が前記第3面を向く方向である。電極導出部材は、相互接続された接続プレートと電極端子とを含む。前記電極端子の前記接続プレートとは反対側の一端は、前記下部絶縁部材と前記キャッププレートを貫通して前記第2面まで延伸する。前記接続プレートは前記第2溝内に設けられ、前記第2溝の底壁に当接する。
【0008】
1つの可能な実施方式において、前記第1隆起の隆起高さは、前記第1溝の陥没深さ以下である。
【0009】
1つの可能な実施方式において、前記下部絶縁部材の前記第1隆起の箇所の厚みは、前記第1溝の深さ以下である。
【0010】
1つの可能な実施方式において、前記第1隆起の厚みは前記第1溝の深さ未満であり、前記第1隆起の前記第1面に近い側は前記第1溝の底部に当接する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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