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公開番号
2025177578
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024084541
出願日
2024-05-24
発明の名称
デジタルキーシステム、施錠管理方法
出願人
TOPPANホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E05B
49/00 20060101AFI20251128BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】電子機器の所有者の意思に関係なく鍵が開けられてしまうことを低減する。
【解決手段】車両に搭載され、UWB(Ultra-Wide Band)通信によって電子機器と通信を行うことで前記電子機器の位置を測位し、測位結果を表す測位データを生成するセンサと、前記車両に対する高さの範囲である許容範囲を記憶する記憶部と、前記測位データに基づいて、前記車両に対する前記電子機器の高さが、前記許容範囲にあるか否かを判定する判定部と、前記判定部によって判定された結果に基づいて、前記車両のドアを解錠してよいか否かを表す判定データを出力する出力部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載され、UWB(Ultra-Wide Band)通信によって電子機器と通信を行うことで前記電子機器の位置を測位し、測位結果を表す測位データを生成するセンサと、
前記車両に対する高さの範囲である許容範囲を記憶する記憶部と、
前記測位データに基づいて、前記車両に対する前記電子機器の高さが、前記許容範囲にあるか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって判定された結果に基づいて、前記車両のドアを解錠してよいか否かを表す判定データを出力する出力部と、
を有するデジタルキーシステム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記許容範囲を指定する指示の入力を受け付ける入力部と、
前記入力部から入力された許容範囲を前記記憶部に書き込む登録部と
を有する請求項1に記載のデジタルキーシステム。
【請求項3】
前記登録部は、
ユーザから前記入力部を介して入力される身長に基づいて前記許容範囲を定める第1処理、
前記ユーザから前記入力部を介して入力される高さに基づいて前記許容範囲を定める第2処理、
のうち少なくともいずれか一方の処理によって定められた許容範囲を前記記憶部に書き込む
請求項2に記載のデジタルキーシステム。
【請求項4】
前記登録部は、
前記判定データの履歴に基づいて、前記許容範囲を求め、前記記憶部に書き込む
請求項3に記載のデジタルキーシステム。
【請求項5】
前記登録部は、異なる複数の許容範囲を前記記憶部に書き込む
請求項2に記載のデジタルキーシステム。
【請求項6】
前記判定データが前記車両のドアの解錠を許可しないことを表す場合に、警告を出力する警告部
を有する請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載のデジタルキーシステム。
【請求項7】
前記警告部は、
前記電子機器以外である通知先の電子機器に対して、前記警告を出力する
請求項6に記載のデジタルキーシステム。
【請求項8】
前記判定データが前記車両のドアの解錠を許可しないことを表す場合に、前記電子機器に対して、認証要求を送信する認証要求送信部を有し、
前記認証要求に応じて前記電子機器から送信される認証データを取得し、当該認証データが正しいか否かを判定する認証部とを有し、
前記出力部は、
前記認証データが正しいと判定された場合に、前記車両のドアを解錠してよいか否かを表す判定データを出力する
請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載のデジタルキーシステム。
【請求項9】
前記認証要求送信部は、
前記判定データが前記車両のドアの解錠を許可しないことを表す場合に、前記電子機器とは異なる第2電子機器に対して、認証要求を送信し、
前記認証部は、
前記認証要求に応じて前記第2電子機器から送信される認証データを取得し、当該認証データが正しいか否かを判定する
請求項8に記載のデジタルキーシステム。
【請求項10】
前記判定部は、
予め決められた判定期間において複数回取得される測位データについてそれぞれ判定し、
前記認証要求送信部は、
前記判定期間において複数回判定されたそれぞれの判定結果のうち少なくとも1回について、前記車両のドアの解錠を許可しないことを表す場合に、前記電子機器に対して、認証要求を送信する
請求項8に記載のデジタルキーシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタルキーシステム、施錠管理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の車両の鍵は物理鍵であったが、近年はデジタルキーが普及し始めている。デジタルキーは、例えば、車両の施錠・解錠・エンジンスタートを主な機能として車両を制御することができる。例えば、UWB(超広帯域無線通信)を用いて車両とスマートフォンの鍵との距離を測定し、鍵を持つスマートフォンが車両から一定範囲内に近づいたことが検知された場合に、車両のドア等のロックを解除することができる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/120307号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、近年では、親が所有しているスマートフォンを動画の視聴や地図の確認等のために子に一時的に渡す場合がある。このような場合においてUWBの機能がONにされており、家族など別の人がスマートフォンを保持して車両の近くに到達した場合、スマートフォン等の電子機器の所有者の意図しない形で車の鍵が開けられてしまう可能性がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、電子機器の所有者の意思に関係なく鍵が開けられてしまうことを低減することができるデジタルキーシステム、施錠管理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、車両に搭載され、UWB(Ultra-Wide Band)通信によって電子機器と通信を行うことで前記電子機器の位置を測位し、測位結果を表す測位データを生成するセンサと、前記車両に対する高さの範囲である許容範囲を記憶する記憶部と、前記測位データに基づいて、前記車両に対する前記電子機器の高さが、前記許容範囲にあるか否かを判定する判定部と、前記判定部によって判定された結果に基づいて、前記車両のドアを解錠してよいか否かを表す判定データを出力する出力部と、を有する。
【0007】
また、本発明の一態様は、コンピュータにより実行される施錠管理方法であって、車両に搭載されたセンサを用いて、UWB(Ultra-Wide Band)通信によって電子機器と通信を行うことで前記電子機器の位置を測位し、測位結果を表す測位データを生成し、前記車両に対する高さの範囲である許容範囲を記憶する記憶部を参照し、前記測位データに基づいて、前記車両に対する前記電子機器の高さが、前記許容範囲にあるか否かを判定し、前記判定された結果に基づいて、前記車両のドアを解錠してよいか否かを表す判定データを出力することを含む施錠管理方法である。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、この発明によれば、電子機器の所有者の意思に関係なく鍵が開けられてしまうことを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
この発明の一実施形態によるデジタルキーシステムSの構成を示す概略ブロック図である。
デジタルキーシステムSの機能を表す概略の機能ブロック図である。
登録データの一例を示す図である。
利用ログデータを表すデータの一例を示す図である。
デジタルキーシステムの動作を説明する流れ図である。
デジタルキーシステムの動作を説明する流れ図である。
端末20Aに表示される表示画面の一例である。
通知先の端末20に警告が表示された表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態によるデジタルキーシステムについて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態によるデジタルキーシステムSの構成を示す概略ブロック図である。デジタルキーシステムSは、車両10、端末20(20A,20B)、判定サーバ30を含む。
車両10は、デジタルキーを用いて解錠または施錠が可能なドアが設けられている。
端末20(20A,20B)は、車両10と無線によって通信を行う機能と、判定サーバ30と無線によって通信を行う機能とを有しており、例えば、車両10に搭載されるセンサと通信を行う機能、車両10のドアを解錠または施錠をさせる指示を車両10に送信する機能を有する。端末20は、スマートフォン、タブレット、携帯電話、等のような電子機器であってもよい。
判定サーバ30は、端末20と無線によって通信を行う機能を有しており、端末20からの問い合わせに応じて、車両10のドアを解錠または施錠してよいか否かの判定を行い、判定結果を端末20に送信する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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