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公開番号
2025177447
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024084299
出願日
2024-05-23
発明の名称
加熱調理器
出願人
リンナイ株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
F24C
15/00 20060101AFI20251128BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】ユーザの音声指示に基づいて加熱動作を実行する加熱調理器においてユーザの音声指示が不完全な場合であっても加熱動作を実行することができる技術を提供する。
【解決手段】制御部は、加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声のうちの少なくとも1つの音声を音声取得部が取得しない場合であっても、加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声のうちの音声取得部が取得する少なくとも1つの音声に基づいて、複数の加熱部のうちの1つの加熱部を特定すると共に、特定した加熱部での加熱動作における調理モードと設定値を特定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被加熱物を加熱可能な複数の加熱部と、
ユーザの音声を取得可能な音声取得部と、
制御部と、を備え、
前記各加熱部は、調理モードと設定値により特定される加熱動作で被加熱物を加熱可能であり、
前記音声取得部は、前記加熱部を特定する音声である加熱部特定音声と、調理モードを特定する音声である調理モード特定音声と、設定値を特定する音声である設定値特定音声と、を取得可能であり、
前記制御部は、前記音声取得部が取得する加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声に基づいて、複数の前記加熱部のうちの1つの前記加熱部を特定可能であると共に、特定した前記加熱部での加熱動作における調理モードと設定値を特定可能であり、
前記制御部は、加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声のうちの少なくとも1つの音声を前記音声取得部が取得しない場合であっても、加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声のうちの前記音声取得部が取得する少なくとも1つの音声に基づいて、複数の前記加熱部のうちの1つの前記加熱部を特定すると共に、特定した前記加熱部での加熱動作における調理モードと設定値を特定する、加熱調理器。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記音声取得部が加熱部特定音声を取得しないと共に調理モード特定音声を取得する場合に、前記音声取得部が取得する調理モード特定音声に基づいて複数の前記加熱部のうちの1つの前記加熱部を特定可能である場合は、前記音声取得部が取得する調理モード特定音声に基づいて前記加熱部を特定する、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記制御部は、前記音声取得部が調理モード特定音声を取得しないと共に設定値特定音声を取得する場合に、前記音声取得部が取得する設定値特定音声に基づいて調理モードを特定可能である場合は、前記音声取得部が取得する設定値特定音声に基づいて調理モードを特定する、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記制御部は、前記音声取得部が加熱部特定音声及び調理モード特定音声を取得しないと共に設定値特定音声を取得する場合に、前記音声取得部が取得する設定値特定音声に基づいて加熱部及び調理モードを特定可能である場合は、前記音声取得部が取得する設定値特定音声に基づいて加熱部及び調理モードを特定する、請求項3に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記制御部は、前記音声取得部が調理モード特定音声を取得すると共に設定値特定音声を取得しない場合は、前記音声取得部が取得する調理モード特定音声に基づいて特定される調理モードにおける設定値を、同じ調理モードで前回の加熱動作を実行したときの設定値に設定する、又は、同じ調理モードの初期値として設定されている設定値に設定する、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記制御部が前記加熱部を特定することができない場合に、加熱部特定音声を発することをユーザに要求する音声である要求音声を出力する音声出力部を更に備える、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項7】
加熱動作を実行する前記加熱部を特定するためのユーザ操作を受け付ける操作部を更に備え、
前記制御部は、前記音声取得部が取得する調理モード特定音声又は設定値特定音声に基づいて調理モードを特定する場合であって、前記加熱部を特定することができない場合に、特定された調理モードを実行可能な前記加熱部が複数存在する場合は、前記加熱部を特定するためのユーザ操作を前記操作部が受け付ける場合に、前記操作部が受け付けるユーザ操作により特定される前記加熱部を、加熱動作を実行する前記加熱部として特定する、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項8】
前記加熱調理器は、電源がオンに切り替わるタイミング、前記音声取得部が所定のウェイクアップ音声を取得するタイミング、又は複数の前記加熱部のいずれかの点火操作が実行されたタイミングで音声待機状態に切り替わり、前記加熱調理器が音声待機状態であるときに、前記音声取得部は、加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声のうちの少なくとも1つの音声を取得可能である、請求項1又は2に記載の加熱調理器。
【請求項9】
前記制御部は、前記音声取得部が加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声を順序不同で取得する場合であっても、前記音声取得部が取得する加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声に基づいて、複数の前記加熱部のうちの1つの前記加熱部を特定可能であると共に、特定した前記加熱部での加熱動作における調理モードと設定値を特定可能である、請求項1又は2に記載の加熱調理器。
【請求項10】
加熱動作を実行する前記加熱部を特定するためのユーザ操作を受け付ける操作部を更に備え、
前記制御部は、加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声のうちの少なくとも1つの音声を前記音声取得部が取得するよりも前に前記加熱部を特定するためのユーザ操作を前記操作部が受け付ける場合は、前記操作部が受け付けるユーザ操作により特定される前記加熱部を、加熱動作を実行する前記加熱部として特定し、その後に、調理モード特定音声及び設定値特定音声のうちの前記音声取得部が取得する少なくとも1つの音声に基づいて、特定した前記加熱部での加熱動作における調理モードと設定値を特定する、請求項1に記載の加熱調理器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、被加熱物を加熱するための加熱部と、調理モードを設定するための操作部とを備える加熱調理器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-186880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の加熱調理器では、ユーザが、例えば、加熱調理器に設けられている操作パネルを手で操作することにより、調理モードを設定している。しかしながら、この構成では、例えば、操作パネルにおける設定画面が何度も切り替わることにより操作が煩雑になり、ユーザにとって使い勝手が良くないという問題がある。そこで、操作パネルでの操作に代えて、ユーザが調理モードや設定値を音声で指示することが考えられるが、ユーザが調理モードや設定値の全てのパターンを忘れずに覚えておくことは難しく、ユーザの音声指示が不完全であることが考えられる。
【0005】
本明細書では、ユーザの音声指示に基づいて加熱動作を実行する加熱調理器においてユーザの音声指示が不完全な場合であっても加熱動作を実行することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の第1の態様では、加熱調理器は、被加熱物を加熱可能な複数の加熱部と、ユーザの音声を取得可能な音声取得部と、制御部と、を備えていてもよい。前記各加熱部は、調理モードと設定値により特定される加熱動作で被加熱物を加熱可能であってもよい。前記音声取得部は、前記加熱部を特定する音声である加熱部特定音声と、調理モードを特定する音声である調理モード特定音声と、設定値を特定する音声である設定値特定音声と、を取得可能であってもよい。前記制御部は、前記音声取得部が取得する加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声に基づいて、複数の前記加熱部のうちの1つの前記加熱部を特定可能であると共に、特定した前記加熱部での加熱動作における調理モードと設定値を特定可能であってもよい。前記制御部は、加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声のうちの少なくとも1つの音声を前記音声取得部が取得しない場合であっても、加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声のうちの前記音声取得部が取得する少なくとも1つの音声に基づいて、複数の前記加熱部のうちの1つの前記加熱部を特定すると共に、特定した前記加熱部での加熱動作における調理モードと設定値を特定してもよい。
【0007】
この構成によると、加熱部特定音声、調理モード特定音声、及び設定値特定音声のうちの少なくとも1つの音声が不足する場合であっても、加熱部、調理モード、及び設定値を特定することにより、加熱動作を実行することができる。よって、ユーザの音声指示に基づいて加熱動作を実行する加熱調理器においてユーザの音声指示が不完全な場合であっても加熱動作を実行することができる。
【0008】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記制御部は、前記音声取得部が加熱部特定音声を取得しないと共に調理モード特定音声を取得する場合に、前記音声取得部が取得する調理モード特定音声に基づいて複数の前記加熱部のうちの1つの前記加熱部を特定可能である場合は、前記音声取得部が取得する調理モード特定音声に基づいて前記加熱部を特定してもよい。
【0009】
この構成によると、加熱部特定音声が不足する場合であっても、調理モード特定音声に基づいて加熱部を特定することにより、加熱動作を実行することができる。これにより、ユーザにとっての使い勝手を良くすることができる。
【0010】
第3の態様では、上記第1の態様において、前記制御部は、前記音声取得部が調理モード特定音声を取得しないと共に設定値特定音声を取得する場合に、前記音声取得部が取得する設定値特定音声に基づいて調理モードを特定可能である場合は、前記音声取得部が取得する設定値特定音声に基づいて調理モードを特定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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