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公開番号
2025175646
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-03
出願番号
2024081857
出願日
2024-05-20
発明の名称
電子機器およびその制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
23/63 20230101AFI20251126BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像における複数の領域(画角の異なる複数の映像)の状態をユーザーが同時かつ容易に把握できるようにする。
【解決手段】本発明の電子機器は、画像における複数の領域のいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された領域を表示するように制御する制御手段と、ユーザー操作に応じて、前記画像の画素値に影響を与えるパラメータを変更する変更手段とを有し、前記制御手段は、前記複数の領域のうち、表示している第1領域とは異なる第2領域に対応する、画素値に関する情報を、前記第1領域に重ねて表示するように制御することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
画像における複数の領域のいずれかを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された領域を表示するように制御する制御手段と、
ユーザー操作に応じて、前記画像の画素値に影響を与えるパラメータを変更する変更手段と
を有し、
前記制御手段は、前記複数の領域のうち、表示している第1領域とは異なる第2領域に対応する、画素値に関する情報を、前記第1領域に重ねて表示するように制御する
ことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記パラメータは露出を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御手段は、前記パラメータの変更中でない場合には、前記第2領域に対応する前記情報を表示するように制御しない
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御手段は、前記第2領域の色情報、露出情報、および輝度情報の少なくともいずれかを、前記第1領域に重ねて表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記制御手段は、輝度値が有効範囲外である領域を識別可能にした前記第2領域の縮小画像を、前記第1領域に重ねて表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記制御手段は、輝度値が有効範囲外である領域を前記第2領域が含む場合に、所定のアイテムを前記第1領域に重ねて表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記所定のアイテムは、所定のアイコンと、前記有効範囲外の前記第2領域の輝度値を示すテキストとの少なくとも一方を含む
ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
輝度値が前記有効範囲外である前記領域は、白とびの領域と黒つぶれの領域との少なくとも一方を含む
ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項9】
前記制御手段は、前記第1領域が前記画像の全体の領域である場合には、前記第2領域に対応する前記情報を表示するように制御しない
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
前記制御手段は、前記第1領域の拡大表示中であり且つ当該拡大表示が所定の機能のための拡大表示である場合には、前記第2領域に対応する前記情報を表示するように制御しない
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器およびその制御方法に関し、特に画像の一部の領域を表示する技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
撮像画像の一部をクロップ領域として設定し、当該撮像画像の全体領域の映像(以降、全体映像と称する)とクロップ領域の映像(以降、クロップ映像と称する)とを出力する撮像装置が存在する。クロップ領域の位置やサイズを変更することでクロップ映像の画角を調整することができる。また、クロップ領域を示す枠を全体映像に重畳して表示することで、ユーザー(例えば撮影者)はクロップ領域(クロップ映像)を把握しながら全体映像を確認することができる。
【0003】
撮像画像からクロップ領域を切り出す(抽出する)クロップ機能を用いることで、1つの撮像装置から画角の異なる複数の映像を同時に出力することができる。そのため、映像の配信または出力を行うようなシステムでは、使用する撮像装置の数を減らすことができる。
【0004】
撮像装置では、全体映像に対して焦点や露出、色バランスなどの調整が行われる。また、クロップ映像を配信または出力する際に、当該クロップ映像が好ましいものかを判断するために当該クロップ映像の焦点や露出、色バランスなどを確認したいという要望がある。
【0005】
特許文献1には、全体映像とクロップ映像を並べて表示する技術が開示されている。特許文献1に開示の技術では、ユーザーは、全体映像とクロップ映像の両方を確認しながら、露出の調整を指示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-010111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、全体映像とクロップ映像を並べて表示することによって、各映像の表示サイズが小さくなり、各映像の確認が困難となってしまう。クロップ領域を示す枠を全体映像に重畳して表示する場合も、枠内(クロップ映像)が小さく、枠内の確認が困難である。特に、撮像装置に設けられた液晶パネルは小さいため、そのような液晶パネルに映像を表示する場合に、これらの課題(映像確認の困難化)は顕著に現れる。
【0008】
本発明は、画像における複数の領域(画角の異なる複数の映像)の状態をユーザーが同時かつ容易に把握できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の電子機器は、画像における複数の領域のいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された領域を表示するように制御する制御手段と、ユーザー操作に応じて、前記画像の画素値に影響を与えるパラメータを変更する変更手段とを有し、前記制御手段は、前記複数の領域のうち、表示している第1領域とは異なる第2領域に対応す
る、画素値に関する情報を、前記第1領域に重ねて表示するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像における複数の領域(画角の異なる複数の映像)の状態をユーザーが同時かつ容易に把握できるようになる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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