TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025175177
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2025159120,2021172520
出願日2025-09-25,2021-10-21
発明の名称電動式作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類E02F 9/00 20060101AFI20251120BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】大容量(大型)のバッテリユニットを用いる場合でも、作業時に機体バランスを良好に保つことができる電動式作業機械を提供する。
【解決手段】電動式作業機械としての油圧ショベルは、下部走行体と、下部走行体の上方に位置し、下部走行体に対して旋回可能に設けられる上部旋回体と、上部旋回体に配置される電動モータと、上部旋回体に配置され、電動モータを駆動するための電力を蓄えるバッテリユニットと、バッテリユニットから電動モータに供給される電力を中継するジャンクションボックスと、を備える。上部旋回体は、底部に旋回フレームを有する。バッテリユニットは、旋回フレーム上で、運転座席の下方に配置される。ジャンクションボックスは、バッテリユニットの上方に配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体の上方に位置し、前記下部走行体に対して旋回可能に設けられる上部旋回体と、
前記上部旋回体に配置される電動モータと、
前記上部旋回体に配置され、前記電動モータを駆動するための電力を蓄えるバッテリユニットと、
前記バッテリユニットから前記電動モータに供給される電力を中継するジャンクションボックスと、を備え、
前記上部旋回体は、底部に旋回フレームを有し、
前記バッテリユニットは、前記旋回フレーム上で、運転座席の下方に配置され、
前記ジャンクションボックスは、前記バッテリユニットの上方に配置される、電動式作業機械。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記ジャンクションボックスは、前記バッテリユニットの上方で、かつ、前記バッテリユニットの後方側に配置される、請求項1に記載の電動式作業機械。
【請求項3】
前記ジャンクションボックスは、前記バッテリユニットと上面視で重なる位置に配置される、請求項1または2に記載の電動式作業機械。
【請求項4】
前記電動モータは、前記ジャンクションボックスよりも下方に配置される、請求項1から3のいずれかに記載の電動式作業機械。
【請求項5】
前記バッテリユニットの電力を変換して前記電動モータに供給するインバータをさらに備え、
前記インバータは、前記バッテリユニットと対向して配置される、請求項1から4のいずれかに記載の電動式作業機械。
【請求項6】
前記インバータは、前記バッテリユニットの側方側に配置される、請求項5に記載の電動式作業機械。
【請求項7】
前記電動モータは、前記インバータの下方に配置される、請求項5または6に記載の電動式作業機械。
【請求項8】
前記ジャンクションボックスは、前記インバータよりも後方に配置される、請求項5から7のいずれかに記載の電動式作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動式作業機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電動モータによって油圧ポンプを駆動し、油圧ポンプから油圧アクチュエータに作動油を供給して油圧アクチュエータを駆動する油圧ショベルが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-211394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、電動モータを駆動するためのバッテリを、上部旋回体の後端に位置させている。バッテリは、上部旋回体において、電動モータおよび油圧ポンプよりも上方に位置している。この配置では、重量の大きいバッテリが上方に位置するため、油圧ショベルの重心が高くなる。その結果、油圧アクチュエータを駆動して作業を行う際に、油圧ショベルの機体バランスを良好に保つことが困難となる。特に、バッテリとして大容量のもの(例えば複数のバッテリをユニット化したバッテリユニット)を用いる場合、上部旋回体において、バッテリユニットの位置が高い場合、また、バッテリユニットの位置が左右方向において中央からずれている場合、機体バランスを良好に保つことが益々困難となる。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、大容量(大型)のバッテリユニットを用いる場合でも、作業時に機体バランスを良好に保つことができる電動式作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る電動式作業機械は、下部走行体と、前記下部走行体の上方に位置し、前記下部走行体に対して旋回可能に設けられる上部旋回体と、前記上部旋回体に配置される電動モータと、前記上部旋回体に配置され、前記電動モータを駆動するための電力を蓄えるバッテリユニットと、前記バッテリユニットから前記電動モータに供給される電力を中継するジャンクションボックスと、を備え、前記上部旋回体は、底部に旋回フレームを有し、前記バッテリユニットは、前記旋回フレーム上で、運転座席の下方に配置され、前記ジャンクションボックスは、前記バッテリユニットの上方に配置される。
【発明の効果】
【0007】
大容量(大型)のバッテリユニットを用いる場合でも、作業時に機体バランスを良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の一形態に係る電動式作業機械の一例である油圧ショベルの概略の構成を示す側面図である。
上記油圧ショベルの制御系および油圧系の構成を模式的に示すブロック図である。
上記油圧ショベルが備える上部旋回体の機関室内の各部品の配置を模式的に示す平面図である。
上記機関室内の各部品の配置を模式的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0010】
〔1.電動式作業機械〕
図1は、本実施形態の電動式作業機械の一例である油圧ショベル(電動ショベル)1の概略の構成を示す側面図である。油圧ショベル1は、下部走行体2と、作業機3と、上部旋回体4と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
バケット
29日前
個人
建物の不同沈下の修正方法
1か月前
鹿島建設株式会社
接続方法
9日前
千代田工営株式会社
回転貫入杭
1か月前
株式会社富田製作所
継手部構造
29日前
株式会社大林組
操縦装置
1か月前
ウエダ産業株式会社
アタッチメント
今日
株式会社郷土開発
傾斜地の切土工法
8日前
日立建機株式会社
作業機械
1か月前
日立建機株式会社
作業機械
21日前
日立建機株式会社
作業車両
1か月前
日本車輌製造株式会社
建設機械
1か月前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
1か月前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
1か月前
株式会社クボタ
作業機
8日前
日立建機株式会社
建設機械
22日前
FKS株式会社
擁壁及び擁壁の築造方法
1か月前
株式会社次世代一次産業実践所
登山道の施工装置
1か月前
株式会社三誠
建物の免震構造
1か月前
鹿島建設株式会社
接続方法および接続構造
1か月前
山形新興株式会社
建築物の基礎及び基礎成形型
1か月前
日本車輌製造株式会社
杭打機の表示システム
24日前
ナブテスコ株式会社
ドーザブレード駆動機構
21日前
個人
アンカーボルト支持装置
1か月前
日本車輌製造株式会社
杭打機の制御システム
1か月前
株式会社大林組
掘削支援装置及び掘削支援方法
2日前
日本車輌製造株式会社
建設機械の電源システム
1か月前
株式会社大林組
評価支援装置及び評価支援方法
1か月前
株式会社大林組
施工支援装置及び施工支援方法
1か月前
株式会社大林組
施工支援装置及び施工支援方法
1か月前
株式会社大林組
施工支援装置及び施工支援方法
1か月前
株式会社大林組
免震構造及び免震構造の施工方法
24日前
個人
保護カバー及び保護カバーの取付方法
24日前
北海道電力株式会社
滞留水への酸素供給方法
1か月前
大成建設株式会社
推定方法
1か月前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
8日前
続きを見る