TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025174525
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024080945
出願日
2024-05-17
発明の名称
マルチコプター
出願人
株式会社TKKワークス
,
公益財団法人鉄道総合技術研究所
代理人
個人
主分類
B64U
10/13 20230101AFI20251120BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】吸い付き効果の発生を十分に防止又は解消することができ、かつプロペラの設計の自由度が高いマルチコプターを提供する。
【解決手段】上記課題解決のため、マルチコプター1は、複数のプロペラ2を備え、その一端が複数のプロペラ2より低い位置に配置され、その他端が複数のプロペラ2以上に高い位置に配置された通気管4を備えた、ことを特徴とする。通気管4を介してプロペラ2の下方の空気をプロペラ2上方に供給するため、プロペラ2に形成された貫通孔を介してプロペラ2上方に空気を供給していた従来技術に比較して、プロペラ2のサイズや位置に制限を受けずに、通気管4の径や位置を適宜調整することができ、天井とプロペラ2との間の吸い付き効果を防止や解消するのに十分な量の空気を供給することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のプロペラを備えたマルチコプターであって、
その一端が前記複数のプロペラより低い位置に配置され、その他端が前記複数のプロペラ以上に高い位置に配置された通気管を備えた、ことを特徴とするマルチコプター。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記複数のプロペラが取り付けられた本体部と、この本体部の上部に取り付けられた、検査対象物を検査する検査装置と、を更に備えた、
ことを特徴とする請求項1に記載のマルチコプター。
【請求項3】
前記複数のプロペラが周囲に取り付けられた本体部を更に備え、
前記複数のプロペラにおいて、隣接する二つのプロペラの間の位置、又は前記複数のプロペラの間の位置に、前記通気管の前記他端側が配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のマルチコプター。
【請求項4】
前記通気管の前記一端の通気口は、前記複数のプロペラにおける少なくとも一つのプロペラの下方において前記プロペラに向くように配置された、
ことを特徴とする請求項1に記載のマルチコプター。
【請求項5】
前記通気管は、高さ方向に伸びる第1部位と、この第1部位の下端から上方に屈曲された第2部位とを備え、この第2部位の端部に形成された通気口が前記プロペラに向く様に形成され、
前記第2部位に、貫通孔が形成されるとともに、この貫通孔を開閉自在な開閉機構が設けられた、
ことを特徴とする請求項4に記載のマルチコプター。
【請求項6】
前記通気管の前記貫通孔の形成位置よりも前記他端側の位置に、前記通気管を開閉自在な開閉バルブが設けられた、
ことを特徴とする請求項5に記載のマルチコプター。
【請求項7】
前記通気管の前記一端には、電動式ファンが取り付けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のマルチコプター。
【請求項8】
前記通気管の前記電動式ファンの取り付け位置よりも前記他端側の位置に、前記通気管を開閉自在な開閉バルブが設けられた、
ことを特徴とする請求項7に記載のマルチコプター。
【請求項9】
前記電動式ファンは、正方向と逆回転との間で回転方向を切り替え駆動可能である、
ことを特徴とする請求項7に記載のマルチコプター。
【請求項10】
前記通気管は、前記複数のプロペラの個数と同数設けられ、夫々の前記通気管の前記他端側を、前記隣接する二つのプロペラの間の位置であって夫々異なる位置、又は前記複数のプロペラの間の位置に配置される、
ことを特徴とする請求項3に記載のマルチコプター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸い付き効果の防止又は解消する機構を備えたマルチコプターに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、無人ヘリコプターが天井(上壁)に接近すると、プロペラによる推力が急激に増加する現象が発生することは知られていた。なお、以下この現象を「吸い付き効果」と記載する。図14(A)は、吸い付き効果が発生していない状態でのシングルローター型無人ヘリコプターのプロペラ付近での空気の流れを示す図である。また、図14(B)は、吸い付き効果が発生している状態でのシングルローター型無人ヘリコプターのプロペラ付近での空気の流れを示す図である。図15(A)は、吸い付き効果が発生している状態でのマルチコプターのプロペラ付近での空気の流れを示す図であり、図15(B)は、図15(A)を上方から視認した場合の空気の流れを示す図である。
【0003】
無人ヘリコプターが天井に接近すると、天井が障害となり(マルチコプターの場合にはプロペラを支持する本体部も障害になり)、プロペラの外側部分からしかプロペラ上方へ空気が流入しなくなる。このため、プロペラ上方への空気の流路が狭くなって流速が大きくなり、天井とプロペラとの間の圧力が低くなる。これによって、プロペラの上側とプロペラの下側の圧力差が大きくなり、プロペラの推力が増大して、吸い付き効果が発生する。吸い付き効果が発生した場合には、マルチコプターが、天井の近接位置から離れるのを妨げる「付着力」が発生する。このため、天井の近接位置から下降する(離れる)ためには、吸い付き効果が発生していない状態(通常状態)での降下時よりも、プロペラを回転するパワーを下げる必要があり、降下直後にマルチコプターの姿勢等の制御が不安定になる場合があった。
【0004】
上記のような吸い付き効果の発生を防止するために、特許文献1の飛行体(マルチコプター)では、回転翼(プロペラ)は、その回転軸に取り付けられたハブと、このハブを取り囲んでハブに連結されかつブレードが取り付けられた環状体とを備え、このハブと環状体の間に、貫通孔である圧力回復孔が形成されている。この圧力回復孔により、天井と回転翼(プロペラ)との間(負圧面側)に空気が供給され、天井とプロペラとの間と、プロペラの下側との間の圧力差が軽減される。これによって、急激な推力の上昇を抑えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-104576号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、特許文献1の飛行体(マルチコプター)では、回転翼(プロペラ)に形成された貫通孔である圧力回復孔によって、天井とプロペラとの間と、プロペラの下側との間の圧力差を軽減させて、吸い付き効果の発生を防止している。しかしながら、単に貫通孔を形成する構成では、貫通孔のサイズと位置がプロペラのサイズと位置に制約を受けてしまい、天井とプロペラとの間への空気の供給量と供給位置が、吸い付き効果の発生を防止したり、解消するのに不十分である場合がある。また、プロペラに貫通孔を形成するため、プロペラの形状の設計の自由度も小さくなる。
【0007】
そこで、本発明の課題は、吸い付き効果の発生を十分に防止又は解消することができ、かつプロペラの設計の自由度が高いマルチコプターを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)上記課題を解決するために、本発明に係るマルチコプターは、複数のプロペラを備え、その一端が前記複数のプロペラより低い位置に配置され、その他端が前記複数のプロペラ以上に高い位置に配置された通気管を備えた、ことを特徴とする。
【0009】
上記(1)に記載の構成によれば、プロペラの下方の空気が通気管の一端から通気管内に流入し、通気管内を通って通気管の他端からプロペラの上方に供給される。これによって、マルチコプターが天井に接近してプロペラによる推力が急激に増加する吸い付き効果が発生しても、天井とプロペラとの間と、プロペラの下側との間の圧力差が軽減される。これによって、急激な推力の上昇を抑えられる。ここで、上記(1)の構成によれば、通気管を介してプロペラの下方の空気をプロペラ上方に供給するため、プロペラに形成された貫通孔を介してプロペラ上方に空気を供給していた従来技術に比較して、プロペラのサイズに制限を受けずに、通気管の径を適宜調整することができ、天井とプロペラとの間の吸い付き効果を防止したり、解消するのに十分な量の空気を供給することが可能である。更に、通気管を採用することで、通気管の一端をプロペラの下方において空気を取り込むのに好適な位置に配置し、通気管の他端をプロペラの上方に空気を送りこむのに好適な位置に配置することができるため、更に、十分な量の空気をプロペラ上方に供給することができる。また、プロペラの形状の設計の自由度が大きくなる。
【0010】
(2)上記マルチコプターは、前記複数のプロペラが取り付けられた本体部と、この本体部の上部に取り付けられた、検査対象物を検査する検査装置と、を更に備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
飛行体
11日前
個人
ドローン
8か月前
個人
人工台風
4か月前
個人
着火ドローン
5か月前
個人
救難消防飛行艇
6か月前
個人
AERO JET
1か月前
個人
ドローンシステム
10か月前
東レ株式会社
中空回転翼
5か月前
個人
無人空中移動体
1か月前
個人
動力原付きグライダー
2か月前
個人
飛行自動車vol.2
18日前
個人
導風板付き垂直離着陸機
3か月前
個人
連続回転可能な飛行機翼
6か月前
個人
陸海空用の乗り物
7か月前
個人
垂直離着陸機用エンジン改
9か月前
東レ株式会社
プロペラブレード
5か月前
東レ株式会社
プロペラブレード
5か月前
東レ株式会社
飛翔体用ブレード
1か月前
東レ株式会社
プロペラブレード
5か月前
個人
空飛ぶクルマ
5か月前
個人
空中移動システム
11か月前
個人
ドローンを自動離着陸する方法
10か月前
トヨタ自動車株式会社
ドローン
8か月前
個人
エアライナー全自動パラシュート
8か月前
合同会社アドエア
パラシュート射出装置
8か月前
個人
ヘリコプター駆動装置
5か月前
株式会社ACSL
システム
8か月前
株式会社ACSL
システム
8か月前
個人
搬送方法および搬送システム
5か月前
合同会社アドエア
飛行体の落下補助装置
11か月前
株式会社小糸製作所
飛行体ポート
6か月前
株式会社SUBARU
移動体
11か月前
個人
飛行体
5か月前
個人
飛行体
1か月前
個人
飛行体
4か月前
個人
パラボラ型スペースデブリカタパルト
5か月前
続きを見る
他の特許を見る