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公開番号2025174069
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024080098
出願日2024-05-16
発明の名称充電インレット
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/533 20060101AFI20251120BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】簡易的な構造で放熱性能を得る充電インレットを提供する。
【解決手段】充電インレット1は、充電コネクタの外部端子と先端部11が接触する電力供給用の棒状の複数の端子10と、先端部11を外部に露出させて複数の端子10を保持するインレットハウジング20と、インレットハウジング20に連結され、外側に露出するフィン43eを有するリアケース40と、リアケース40の内部に配置され、いずれかの端子10の基台部12に接続される接続部と、外部から導入された複数の電線100のいずれかの芯線101を接合させる接合部とを有する複数のインナー端子70と、接合部に巻き付けられるとともに、リアケース40と接触する放熱ゴムシート75とを備える。リアケース40の材質は、炭素系又はセラミック系のフィラーが熱可塑性樹脂に充填された電気絶縁性の熱伝導樹脂である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
外部の充電コネクタを接続させる充電インレットであって、
前記充電コネクタの外部端子と先端部が接触する電力供給用の棒状の複数の端子と、
前記先端部を外部に露出させて複数の前記端子を保持するインレットハウジングと、
前記インレットハウジングに連結され、外側に露出するフィンを有するリアケースと、
前記リアケースの内部に配置され、いずれかの前記端子の基台部に接続される接続部と、外部から導入された複数の電線のいずれかの芯線を接合させる接合部とを有する複数のインナー端子と、
前記接合部に巻き付けられるとともに、前記リアケースと接触する放熱ゴムシートと、を備え、
前記リアケースの材質は、炭素系又はセラミック系のフィラーが熱可塑性樹脂に充填された電気絶縁性の熱伝導樹脂である、充電インレット。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記フィンは、少なくとも、前記リアケースにおいて前記放熱ゴムシートが接触している接触面の反対側にある、請求項1に記載の充電インレット。
【請求項3】
前記熱可塑性樹脂は、ポリエステル系樹脂である、請求項1又は2に記載の充電インレット。
【請求項4】
前記ポリエステル系樹脂は、ポリブチレンテレフタレートである、請求項3に記載の充電インレット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電インレットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気自動車又はプラグインハイブリッド自動車等の車両に設置され、車両外部から車載バッテリに電力を供給させるための充電インレットがある。充電インレットでは、充電時間を短縮させるための高出力化に対応するために、発熱をより抑制することが重要である。特許文献1は、充電時に特に発熱量が大きい電力供給用の端子の一部を収容する収容部の開口部に、冷却機構を有するカバー構造部を備えた充電インレットに関する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2021/0021077号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の充電インレットでは、収容部の開口を覆うカバー構造部に冷却機構を備えるものであるので、全体構造が複雑化する。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、簡易的な構造で放熱性能を得る充電インレットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、外部の充電コネクタを接続させる充電インレットであって、充電コネクタの外部端子と先端部が接触する電力供給用の棒状の複数の端子と、先端部を外部に露出させて複数の端子を保持するインレットハウジングと、インレットハウジングに連結され、外側に露出するフィンを有するリアケースと、リアケースの内部に配置され、いずれかの端子の基台部に接続される接続部と、外部から導入された複数の電線のいずれかの芯線を接合させる接合部とを有する複数のインナー端子と、接合部に巻き付けられるとともに、リアケースと接触する放熱ゴムシートと、を備え、リアケースの材質は、炭素系又はセラミック系のフィラーが熱可塑性樹脂に充填された電気絶縁性の熱伝導樹脂である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡易的な構造で放熱性能を得る充電インレットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る充電インレットの斜視図である。
一実施形態に係る充電インレットの分解斜視図である。
一実施形態に係る充電インレットの断面図である。
一実施形態におけるリアケースの表側を視認させる斜視図である。
一実施形態におけるリアケースの裏側を視認させる斜視図である。
一実施形態におけるリアケースの裏側を視認させる斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて一実施形態に係る充電インレットについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1は、一実施形態に係る充電インレット1の斜視図である。図2は、充電インレット1の分解斜視図である。図3は、図1のIII-III部に対応した、充電インレット1の断面図である。図3における切断面は、2つの電力供給用の端子10の双方の中心軸を含む仮想面である。
(【0011】以降は省略されています)

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