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公開番号2025173799
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079568
出願日2024-05-15
発明の名称照明装置
出願人株式会社東海理化電機製作所
代理人個人,個人
主分類B60Q 3/60 20170101AFI20251120BHJP(車両一般)
要約【課題】車内のデザイン性を向上することができる照明装置を提供する。
【解決手段】車両1の車内の少なくとも前部を照明する照明装置9は、座席に着座するユーザから見えないように車内の凹部13に収容された光源10を備える。光源10は、照射された光が車内の規定位置で反射されることにより生じる間接照明の光を、座席に着座したユーザに向かう直接光として照射する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車内の少なくとも前部を照明する照明装置であって、
座席に着座するユーザから見えないように車内の凹部に収容された光源を備え、
前記光源は、照射された光が車内の規定位置で反射されることにより生じる間接照明の光を、前記座席に着座したユーザに向かう直接光として照射する、照明装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記規定位置に配置されて前記光源の光を反射する反射部を備えた、請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記反射部は、前記光源の光を反射する板状の反射板を有し、
前記反射板の配置角度は、前記光源から照射された光がユーザに当たるように反射される角度に設定されている、請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記光源及び前記反射部の組は、前記車両の運転席と助手席とに各々設けられている、請求項2に記載の照明装置。
【請求項5】
前記凹部は、前記車両のルーフにおいて前方に開口する形状に形成されている、請求項1に記載の照明装置。
【請求項6】
前記凹部は、前記車両のルーフの前端部において前記車両のフロントガラスの上端が接合されたガラス接合部に形成されている、請求項1に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車内を照明する照明装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、車両の天井に取付けられるオーバーヘッドコンソールが周知である。この種のオーバーヘッドコンソールは、オーバーヘッドコンソールの筐体に設けられたスイッチを操作することにより、オーバーヘッドコンソールが有するマップランプを点灯及び消灯させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-70066号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の天井にオーバーヘッドコンソールを配置した構造の場合、オーバーヘッドコンソールという大きな構造物が天井に配置されるので、車内のデザイン性の向上に支障が生じる。特に、オーバーヘッドコンソールには、形状が目立つスイッチ類が設けられているので、これが車内のデザイン性を低下させる要因となる。また、天井にオーバーヘッドコンソールが存在すると、天井とオーバーヘッドコンソールとの間に見切り線が生じるので、この点でも、車内のデザイン性に改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決する照明装置は、車両の車内の少なくとも前部を照明する装置であって、座席に着座するユーザから見えないように車内の凹部に収容された光源を備え、前記光源は、照射された光が車内の規定位置で反射されることにより生じる間接照明の光を、前記座席に着座したユーザに向かう直接光として照射する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、車内のデザイン性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る照明装置を有する車両の車内前部の概略図である。
照明装置の斜視図である。
照明装置の照明動作の説明図である。
照明装置の光の反射の仕方を示す具体図である。
照明装置の電気構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の一実施形態を説明する。
(車両1の概要)
図1及び図2に示すように、車両1は、車内の前面に配置されたフロントガラス2を備える。フロントガラス2は、車内における開放感を得るために、車両1のルーフ3の少なくとも一部を構成するように延びる形状に形成されることが好ましい。フロントガラス2は、例えば、一対のガラス材に挟まれた調光フィルムへの通電のオンオフにより透明と非透明とが切り替わる調光ガラスであってもよいし、太陽光に含まれる紫外線が車内に入射することを防止する紫外線カットガラスであってもよい。
【0009】
図2に示す通り、車両1が自動運転又は運転支援を実行する自動運転システムを備える場合、車両1は、車両1の周辺状況を検出する検出ユニット4を備える。自動運転システムは、例えば、自動運転レベル「1」~「2」を実現する先進運転支援システム(ADAS:Advanced Driver Assistance Systems)が挙げられる。先進運転支援システムは、例えば、アダプティブクルーズコントロール、前方衝突警告、衝突被害軽減制動制御装置、歩行者検知、車線逸脱警報、車線逸脱防止支援システム、視界モニタリング、リヤクロストラフィックアラート、ドライバモニタリング、自動ヘッドランプ光軸調整、高度駐車アシストなどが挙げられる。
【0010】
検出ユニット4は、車両前方の状況を監視するためにフロントガラス2に配置されている。具体的には、検出ユニット4は、例えば、フロントガラス2の車幅方向中央に配置されている。検出ユニット4は、例えば、カメラ、センサ、レーダなどをハウジング5の内部に有する。検出ユニット4のハウジング5には、車内から車両後方を視認するためのインナーミラー6が取付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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