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公開番号2025180853
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024088484
出願日2024-05-31
発明の名称車両用投影装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60Q 1/00 20060101AFI20251204BHJP(車両一般)
要約【課題】運転者に所要の情報を好適に提供できる車両用投影装置を提供する。
【解決手段】本実施形態における車両用投影装置1は、車両2が走行すべき方向である正走行方向に関する情報を取得する正方向取得部と、車両2が実際に走行している実走行方向が正走行方向に対してずれを有する場合、正走行方向を示す正方向映像31、及び実走行方向を示す実方向映像32を生成する映像生成部と、正方向映像31及び実方向映像32に係る投影光を生成し車両2が走行する路面4に投影する投影部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両が走行すべき方向である正走行方向に関する情報を取得する正方向取得部と、
前記車両が実際に走行している実走行方向が前記正走行方向に対してずれを有する場合、前記正走行方向を示す正方向映像、及び前記実走行方向を示す実方向映像を生成する映像生成部と、
前記正方向映像及び前記実方向映像に係る投影光を生成し前記車両が走行する路面に投影する投影部と、を備える車両用投影装置。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記映像生成部は、前記正走行方向に対する前記実走行方向のずれ量に応じて前記実方向映像を異ならせる、請求項１記載の車両用投影装置。
【請求項３】
前記映像生成部は、前記正走行方向に対する前記実走行方向のずれ方向に応じて前記実方向映像を異ならせる、請求項１記載の車両用投影装置。
【請求項４】
前記車両の前記路面に対する姿勢に関する情報を取得する姿勢取得部を更に備え、
前記映像生成部は、前記姿勢に応じて補正された前記正方向映像及び前記実方向映像を生成する、請求項１記載の車両用投影装置。
【請求項５】
前記車両は農機であり、前記路面は圃場である、請求項１記載の車両用投影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両用投影装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、作業車両に描画装置を搭載し、進行方向前方の路面上に画像を描画する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－０８４９１５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上述した描画装置は、車外の者に作業車両の接近を知らせるための画像の表示や、灯具、広告灯等に使用され得る。しかしながら、作業車両の運転者に好適に情報を提供するためには使用されてはいなかった。
【０００５】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、運転者に所要の情報を好適に提供できる車両用投影装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の車両用投影装置は、上述した課題を解決するために車両が走行すべき方向である正走行方向に関する情報を取得する正方向取得部と、車両が実際に走行している実走行方向が正走行方向に対してずれを有する場合、正走行方向を示す正方向映像、及び実走行方向を示す実方向映像を生成する映像生成部と、正方向映像及び実方向映像に係る投影光を生成し車両が走行する路面（圃場）に投影する投影部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の車両用投影装置においては、運転者に所要の情報を好適に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施形態における車両用投影装置及び車両用投影装置が搭載される農機を示す説明図。
車両用投影装置の機能構成を示す概略的な機能ブロック図。
本実施形態における投影装置により実行される方向点灯処理を説明するフローチャート。
正方向映像の投影例を示す図。
正方向映像及び実方向映像の投影例を示す図。
正方向映像及び実方向映像の投影例を示す図。
正方向映像及び実方向映像の投影例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の車両用投影装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示の車両用投影装置は、例えば農機や重機をはじめとする、予め決められたルートで走行しつつ、所要の作業を行うあらゆる作業車両に適用することができる。本実施形態においては、車両用投影装置が農機に搭載される例を用いて説明する。
【００１０】
図１は、本実施形態における車両用投影装置１及び車両用投影装置１が搭載される農機２を示す説明図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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