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公開番号
2025173519
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024079047
出願日
2024-05-15
発明の名称
栽培器具
出願人
大和ハウス工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01G
13/20 20250101AFI20251120BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】植物の生育不良の発生を抑制することが可能な栽培器具を提供する。
【解決手段】発根した後の種P1を、水分を含んだ固形培地で生育可能な培地部20と、培地部20と隣接するように設けられ、培地部20に対して発根前の種P1を保持した状態で生育可能な第1シート30と、を具備し、第1シート30は、培地部20からの水蒸気を透過させると共に、培地部20からの水を透過させないように構成され、栽培器具10は、第1シート30で生育される種P1を覆う第2シート40をさらに具備する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
発根した後の種を、水分を含んだ固形培地で生育可能な第1生育部と、
前記第1生育部と隣接するように設けられ、前記第1生育部に対して発根前の種を保持した状態で生育可能な第2生育部と、
を具備し、
前記第2生育部は、
前記第1生育部からの水蒸気を透過させると共に、前記第1生育部からの水を透過させないように構成される、
栽培器具。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記第2生育部で生育される種を覆うカバー部をさらに具備する、
請求項1に記載の栽培器具。
【請求項3】
前記第2生育部は、
透湿防水性の素材によって構成され、前記第1生育部に載置される、
請求項1又は請求項2に記載の栽培器具。
【請求項4】
前記第1生育部は、
前記第2生育部で発根した種を生育するものであり、
前記第2生育部は、
保持された状態の種が前記第1生育部に向けて押圧されることで、前記第2生育部から前記第1生育部へと前記種が移動するように変形可能な変形部を具備する、
請求項3に記載の栽培器具。
【請求項5】
前記変形部は、
前記種の径に応じて長さが設定された切れ込み部により構成される、
請求項4に記載の栽培器具。
【請求項6】
前記第1生育部の前記固形培地は、
前記変形部の下側に形成されると共に前記種の径に応じて内径及び深さが設定された平面視円状の凹部により、前記第2生育部で発根した種を生育するように構成される、
請求項4に記載の栽培器具。
【請求項7】
前記凹部は、
周縁で前記変形部を支えるように形成される、
請求項6に記載の栽培器具。
【請求項8】
前記凹部は、
前記種の全体を格納可能に形成される、
請求項6に記載の栽培器具。
【請求項9】
前記変形部は、
前記第2生育部に複数設けられ、
前記栽培器具は、
前記複数の変形部にそれぞれ保持される複数の種を、前記第1生育部に一括して押圧可能な押圧部をさらに具備する、
請求項4に記載の栽培器具。
【請求項10】
前記第1生育部の前記固形培地は、
上下方向を向いた繊維が束ねられて構成される、
請求項1又は請求項2に記載の栽培器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、栽培器具の技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、種を生育する栽培器具の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1に記載の栽培器具は、上面に播種孔が設けられた角柱状の多孔質体を具備する。播種孔には、内部に植物の種が置かれた状態で、粉粒体が充填される。前記多孔質体及び粉粒体には親水性があるため、例えば多孔質体や粉粒体に水をかけることで、当該多孔質体等を介して種に水を与えて種を生育することができる。
【0004】
ここで、植物の種を生育する場合、種に与える水の量に注意する必要がある。例えば、発根前の種に必要以上に水を与えてしまった(過湿してしまった)場合、カビが生えたり、種が腐ったり、種の内部が割れたりする可能性がある。
【0005】
しかしながら特許文献1に記載の栽培器具では、多孔質体や粉粒体に浸み込んだ水が種に触れてしまうため、必要以上の水が種に供給され易い(過湿され易い)可能性がある。このため特許文献1に記載の栽培器具で種を生育する場合、種にカビが生える等して、植物の生育不良の発生が懸念される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平5-227835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、植物の生育不良の発生を抑制することが可能な栽培器具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
即ち、請求項1においては、発根した後の種を、水分を含んだ固形培地で生育可能な第1生育部と、前記第1生育部と隣接するように設けられ、前記第1生育部に対して発根前の種を保持した状態で生育可能な第2生育部と、を具備し、前記第2生育部は、前記第1生育部からの水蒸気を透過させると共に、前記第1生育部からの水を透過させないように構成されるものである。
【0010】
請求項2においては、前記第2生育部で生育される種を覆うカバー部をさらに具備するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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