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公開番号
2025173099
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-27
出願番号
2024078484
出願日
2024-05-14
発明の名称
アンカーカバー
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B60N
2/28 20060101AFI20251119BHJP(車両一般)
要約
【課題】笛鳴り現象を起こしにくいアンカーカバーを提供すること。
【解決手段】アンカーカバー5は、シートバック2の背裏部2Aにヒンジ連結される背裏ボード4の装着孔4Bに装着されて、背裏部2Aに設けられるテザーアンカー2Cを覆うカバーとされる。アンカーカバー5は、背裏ボード4が背裏部2Aに畳まれた際の背裏部2Aとの対向面を成す内板部5Aと、背裏ボード4が背裏部2Aに畳まれた際の外面を成す外板部5Bと、を有する。また、アンカーカバー5は、外板部5Bと内板部5Aとの間に装着孔4Bの孔内周面に向かって開口する空洞を形成する空洞部5Cと、内板部5Aに形成される拡張孔5Eと、を有する。拡張孔5Eは、内板部5Aの孔内周面との隙間である第1隙間T1と足し合わせた開口の広さを、外板部5Bの孔内周面との隙間である第2隙間T2の開口の広さよりも広くする孔とされる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
シートバックの背裏部にヒンジ連結される背裏ボードの装着孔に装着され、前記背裏部に設けられるテザーアンカーを覆うアンカーカバーであって、
前記背裏ボードが前記背裏部に畳まれた際の前記背裏部との対向面を成す内板部と、
前記背裏ボードが前記背裏部に畳まれた際の外面を成す外板部と、
該外板部と前記内板部との間に前記装着孔の孔内周面に向かって開口する空洞を形成する空洞部と、
前記内板部及び前記外板部のうちの一方に形成され、該一方の前記孔内周面との隙間を含む開口の広さを、他方の前記孔内周面との隙間を含む開口の広さよりも広くする拡張孔と、を有するアンカーカバー。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のアンカーカバーであって、
前記拡張孔が、前記一方の周縁から中央側に離隔した中間位置に形成される貫通孔とされるアンカーカバー。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のアンカーカバーであって、
前記拡張孔が形成される前記一方が、前記内板部とされるアンカーカバー。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のアンカーカバーであって、
前記拡張孔が、前記一方の周縁に沿って長孔状に延びるアンカーカバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンカーカバーに関する。詳しくは、シートバックの背裏部に設けられるテザーアンカーを覆うアンカーカバーに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートバックの背裏部に設けられるテザーアンカーを覆うアンカーカバーが開示されている。アンカーカバーは、テザーアンカーを取り囲む枠状の支持部材に対して着脱可能なように装着されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-176722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、アンカーカバーがシートバックの背裏部にヒンジ連結される荷室拡大用の背裏ボードに装着される場合、背裏ボードの動作に伴い背裏ボードとの間で笛鳴り現象を起こすおそれがある。そこで、本発明は、笛鳴り現象を起こしにくいアンカーカバーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する手段として、本発明のアンカーカバーは、次の手段をとる。
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、シートバックの背裏部にヒンジ連結される背裏ボードの装着孔に装着され、前記背裏部に設けられるテザーアンカーを覆うアンカーカバーであって、前記背裏ボードが前記背裏部に畳まれた際の前記背裏部との対向面を成す内板部と、前記背裏ボードが前記背裏部に畳まれた際の外面を成す外板部と、該外板部と前記内板部との間に前記装着孔の孔内周面に向かって開口する空洞を形成する空洞部と、前記内板部及び前記外板部のうちの一方に形成され、該一方の前記孔内周面との隙間を含む開口の広さを、他方の前記孔内周面との隙間を含む開口の広さよりも広くする拡張孔と、を有するアンカーカバーである。
【0007】
第1の発明によれば、背裏ボードがシートバックの背裏部に畳まれる際に内板部と装着孔の孔内周面との隙間から空洞部へと入り込む風が、拡張孔から入り込む或いは出ていく風の流れにより、空洞部に滞留することなく外部に排出されるように導かれやすくなる。よって、空洞部に風が滞留することに起因して発生する笛鳴り現象を起こしにくくすることができる。
【0008】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記拡張孔が、前記一方の周縁から中央側に離隔した中間位置に形成される貫通孔とされるアンカーカバーである。
【0009】
第2の発明によれば、空洞部に流れ込んだ風を、より周縁から離れた中の方にある拡張孔から入り込む或いは出ていく風の流れにより、外部に排出しやすくすることができる。
【0010】
本発明の第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記拡張孔が形成される前記一方が、前記内板部とされるアンカーカバーである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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