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公開番号
2025170976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024075864
出願日
2024-05-08
発明の名称
振動刺激装置
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
A61H
23/02 20060101AFI20251113BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 フレイル予防効果が期待可能な振動刺激装置の一例を開示する。
【解決手段】 利用者の身体に振動を付与するための振動付与器3と、音源から出力された音楽信号が入力される入力部とを備え、入力部に入力された音楽信号に基づく振動波形(以下、音楽波形という。)に、フレイル予防効果を促すための振動波形(以下、基本波形という。)を加算した振動波形にて当該振動付与器3を作動させる。これにより、例えば、音楽波形に係る音楽を再生した状態で、当該振動刺激装置を使用すれば、当該利用者は、音楽を楽しみながら、フレイル予防効果を促すための振動波形、つまり基本波形による振動を受けることができ得る。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
フレイル予防効果を促すための振動刺激装置において、
利用者の身体に振動を付与するための振動付与器と、
音源から出力された音楽信号が入力される入力部と、
前記振動付与器の作動を制御する制御部であって、前記入力部に入力された音楽信号に基づく振動波形(以下、音楽波形という。)に、フレイル予防効果を促すための振動波形(以下、基本波形という。)を加算した振動波形(以下、出力波形という。)にて当該振動付与器を作動させることが可能な制御部と
を備える振動刺激装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記出力波形のダイナミックレンジを前記音楽信号のダイナミックレンジに収める処理が実行可能である請求項1に記載の振動刺激装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記入力部に入力された音楽信号のうち予め決められた周波数以下の信号を前記音楽波形とする処理が実行可能である請求項2に記載の振動刺激装置。
【請求項4】
フレイル予防効果を促すための振動刺激装置において、
利用者の身体に振動を付与するための振動付与器と、
音源から出力された音楽信号が入力される入力部と、
前記振動付与器の作動を制御する制御部であって、前記入力部に入力された音楽信号に基づく振動波形(以下、音楽波形という。)に、フレイル予防効果を促すための振動波形(以下、基本波形という。)を乗算した波形に基づいて、当該振動付与器を作動させるための振動波形(以下、出力波形という。)を生成可能な制御部と
を備える振動刺激装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記出力波形の振幅を前記基本波形の平均振幅以上に調整する処理が実行可能である請求項4に記載の振動刺激装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記入力部に入力された音楽信号のうち予め決められた周波数以下の信号を前記音楽波形とする処理が実行可能である請求項5に記載の振動刺激装置。
【請求項7】
前記基本波形は、周波数が20Hz以上、120Hz以下であり、かつ、振幅の最小値が0.1mm以上となる波形である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の振動刺激装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、利用者の静脈還流(「ミルキングアクション」ともいう。)、及び神経活動(筋や腱の各受容器から感覚ニューロン、介在ニューロンを介した運動ニューロンへの投射)を促すための振動刺激装置等である。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1のマッサージ機では、振動発生器で発生させる振動の最大振幅(以下、単に「振幅」という。)を一定値とした状態で、当該振動発生器を作動させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-262578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者は、試験・研究により「身体に振動を付与する振動の振幅を一定値のまま継続的に振動発生器を作動させると、利用者が大きな不快感を覚える」ということを発見した。本開示は、当該点に鑑みた振動刺激装置の一例を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
フレイル予防効果を促すための振動刺激装置は、例えば、以下の構成要件を少なくとも備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、利用者の身体に振動を付与するための振動付与器(3)と、音源から出力された音楽信号が入力される入力部(4)と、振動付与器(3)の作動を制御する制御部(5)であって、入力部(4)に入力された音楽信号に基づく振動波形(以下、音楽波形という。)に、効果を促すための振動波形(以下、基本波形という。)を加算した振動波形(以下、出力波形という。)にて当該振動付与器(3)を作動させることが可能な制御部(5)とである。
【0006】
これにより、例えば、音楽波形に係る音楽を再生した状態で、当該振動刺激装置を使用すれば、当該利用者は、音楽を楽しみながら、フレイル予防効果を促すための振動波形、つまり基本波形による振動を受けることができ得る。
【0007】
すなわち、利用者は、意識が聴覚に傾倒した状態で基本波形による振動刺激を受けることになる。したがって、利用者は、基本波形による振動刺激を意識することなく、運動神経の活動が増大効果、つまり静脈還流効果又は神経活動効果を得ることが可能となり得る。
【0008】
このため、利用者は、身体的な虚弱又は機能低下を予防する効果、つまりフレイル予防効果のためのトレーニングを強く意識することなく、フレイル予防効果を得ることができ得る。
【0009】
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係るシートを示す図である。
第1実施形態に係るシートの電気系ブロック図である。
第1実施形態に係る振動付与器の出力波形を示す図である。
A及びBは、第4実施形態に係る振動付与器の装着例を示す図である。
第5実施形態に係るシートを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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