TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025167015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024071268
出願日2024-04-25
発明の名称シートバック
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B60N 2/64 20060101AFI20251030BHJP(車両一般)
要約【課題】バックボードが着座者側から受ける過大な荷重入力により外れた際の移動量を適切にコントロールすることが可能なシートバックを提供すること。
【解決手段】シートバック1は、バックフレーム2にシート裏側から取り付けられるバックボード5を有する。シートバック1は、バックボード5にシート表側から所定の大きさ以上の荷重が掛けられた際にボード上部5Aの取り付け状態を維持しつつボード下部5Bの取り付けが外されるようにボード上部5Aとボード下部5Bとを互いに異なる取付強度でバックフレーム2に取り付ける取付部6を有する。また、シートバック1は、ボード下部5BとシートクッションSCのクッション底部C1とをゴムバンド7Bを介して連結する弾性連結部7を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
バックフレームにシート裏側から取り付けられるバックボードを有するシートバックであって、
前記バックボードにシート表側から所定の大きさ以上の荷重が掛けられた際にボード上部の取り付け状態を維持しつつボード下部の取り付けが外されるように前記ボード上部と前記ボード下部とを互いに異なる取付強度で前記バックフレームに取り付ける取付部と、
前記ボード下部とシートクッションのクッション底部とを弾性部材を介して連結する弾性連結部と、を有するシートバック。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシートバックであって、
前記弾性連結部が、前記ボード下部に沿ってシート幅方向に延びるように結合される面状部材と、該面状部材と前記クッション底部とを連結する前記弾性部材としての帯状のゴムバンドと、を有するシートバック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートバックに関する。詳しくは、バックフレームにシート裏側から取り付けられるバックボードを有するシートバックに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートバックの背面にバックボードが設けられた構成が開示されている。バックボードは、車両の後面衝突の発生時に、着座者の身体がシートバックに強く押し付けられることにより、バックフレームに対する取り付けが一部外れるようになっている。それにより、着座者の身体をシートバックに深く入り込ませることが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-74625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、バックフレームから外されたバックボードの移動量(開き量)をコントロールする構成となっていない。そこで、本発明は、バックボードが着座者側から受ける過大な荷重入力により外れた際の移動量を適切にコントロールすることが可能なシートバックを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する手段として、本発明のシートバックは、次の手段をとる。
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、バックフレームにシート裏側から取り付けられるバックボードを有するシートバックであって、前記バックボードにシート表側から所定の大きさ以上の荷重が掛けられた際にボード上部の取り付け状態を維持しつつボード下部の取り付けが外されるように前記ボード上部と前記ボード下部とを互いに異なる取付強度で前記バックフレームに取り付ける取付部と、前記ボード下部とシートクッションのクッション底部とを弾性部材を介して連結する弾性連結部と、を有するシートバックである。
【0007】
第1の発明によれば、ボード下部がシート表側から受ける所定の大きさ以上の荷重入力により外された際に、ボード下部のシート裏側への移動を弾性連結部により弾性的に規制することができる。それにより、ボード下部の移動量を適切にコントロールすることができる。
【0008】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記弾性連結部が、前記ボード下部に沿ってシート幅方向に延びるように結合される面状部材と、該面状部材と前記クッション底部とを連結する前記弾性部材としての帯状のゴムバンドと、を有するシートバックである。
【0009】
第2の発明によれば、ボード下部のシート裏側への移動をボード下部のシート幅方向の広い範囲に亘って適切に規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係るシートバックの概略構成を表す斜視図である。
シートバックの背面図である。
シートバックを左側面から見た模式図である。
ボード下部が荷重入力により外された状態を表す図3に対応する模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

トヨタ紡織株式会社
搬送システム
12日前
トヨタ紡織株式会社
シートバック
1日前
トヨタ紡織株式会社
シートバック
1日前
トヨタ紡織株式会社
乗物用シート
23日前
トヨタ紡織株式会社
乗物用シート
23日前
トヨタ紡織株式会社
乗物用シート
1日前
トヨタ紡織株式会社
乗り物用シート
2日前
トヨタ紡織株式会社
乗り物用シート
2日前
トヨタ紡織株式会社
ロックシステム
9日前
トヨタ紡織株式会社
乗物用照明装置
22日前
トヨタ紡織株式会社
乗物用シート装置
1日前
トヨタ紡織株式会社
燃料電池の単セル
23日前
トヨタ紡織株式会社
燃料電池スタック
22日前
トヨタ紡織株式会社
燃料電池システム
12日前
トヨタ紡織株式会社
ロータの製造装置
10日前
トヨタ紡織株式会社
乗物用シート装置
3日前
トヨタ紡織株式会社
シート制御システム
25日前
トヨタ紡織株式会社
コネクタ及び二次電池
9日前
トヨタ紡織株式会社
繊維状複合体の製造方法
1か月前
トヨタ紡織株式会社
繊維状複合体の製造方法
1か月前
トヨタ紡織株式会社
配車装置およびプログラム
12日前
トヨタ紡織株式会社
乗物用シートのアームレスト
11日前
豊田合成株式会社
車両用照明装置
17日前
豊田合成株式会社
車両用投影装置
17日前
トヨタ紡織株式会社
車両用ヘッドレスト及び車両用シート
3日前
トヨタ紡織株式会社
熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法
1か月前
トヨタ紡織株式会社
繊維状物質及びその製造方法並びに粉体
1か月前
トヨタ紡織株式会社
シートパッド及びシートパッドの成形型
10日前
トヨタ紡織株式会社
繊維状複合体及びその製造方法並びに粉体
1か月前
トヨタ紡織株式会社
熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法並びに成形体
1か月前
株式会社ハイレックスコーポレーション
ケーブル連結機構
4日前
トヨタ紡織株式会社
パーティション装置、パーティションシステム、及び制御装置
22日前
トヨタ紡織株式会社
燃料電池用セパレータの製造装置及び燃料電池用セパレータの製造方法
23日前
個人
カーテント
5か月前
個人
タイヤレバー
3か月前
個人
前輪キャスター
2か月前
続きを見る