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公開番号2025162336
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-27
出願番号2024065574
出願日2024-04-15
発明の名称配車装置およびプログラム
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G08G 1/123 20060101AFI20251020BHJP(信号)
要約【課題】乗り物酔いを考慮した配車サービスを実現する。
【解決手段】配車装置(10)は、ユーザの乗車地から所定距離の範囲内にある車両(30)の運転者について、乗り物酔いを誘発し得る複数の運転項目の運転技術を評価した第1評価値と、複数の運転項目に対するユーザの酔いやすさを評価した第2評価値とに基づいて取得した、運転者の運転によるユーザの酔いやすさを評価する第3評価値に基づいてユーザに運転者を割り当てる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに車両を運転する運転者を割り当てる配車サービスを提供する配車装置であって、
前記ユーザが乗車する乗車地から所定距離の範囲内にある前記車両の前記運転者について、乗り物酔いを誘発し得る複数の運転項目の運転技術を評価した第1評価値を取得する第1取得部と、
前記複数の運転項目に対するユーザの酔いやすさを評価した第2評価値を取得する第2取得部と、
前記第1評価値と前記第2評価値とに基づいて、前記運転者の運転による前記ユーザの酔いやすさを評価する第3評価値を取得する第3取得部と、
前記第3評価値に基づいて、前記ユーザに割り当てる前記運転者を決定する担当者決定部と、を備えている配車装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記第3取得部は、前記複数の運転項目ごとに、前記第1評価値と前記第2評価値との積に基づいて前記第3評価値を取得する、請求項1に記載の配車装置。
【請求項3】
前記ユーザの目的地に関する情報の入力を少なくとも受け付ける受付部を更に備え、
前記第3取得部は、前記受付部が入力を受け付けた情報に基づいて、前記第1評価値と前記第2評価値との積を補正して、前記第3評価値を取得する、請求項2に記載の配車装置。
【請求項4】
前記運転者が運転する車両の特徴に関する情報を取得する第4取得部を更に備え、
前記第3取得部は、前記第4取得部が取得した情報に基づいて、前記第1評価値と前記第2評価値との積を補正して、前記第3評価値を取得する、請求項2に記載の配車装置。
【請求項5】
前記担当者決定部が決定した前記運転者が前記ユーザの運送を完了した後、前記運転者が行った運転および前記ユーザの乗り物酔いについて情報を取得する第5取得部と、
前記第5取得部が取得した情報と、前記第3評価値とに基づいて、前記第1評価値、前記第2評価値および前記第1評価値と前記第2評価値との積の補正値を更新する更新部と、を更に備える請求項2に記載の配車装置。
【請求項6】
請求項1に記載の配車装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記第1取得部、前記第2取得部、前記第3取得部および前記担当者決定部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配車装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ライドシェアのリクエストを受け取ると、乗客と運転者の相性を評価した相性スコアを算出し、その相性スコアに基づいて乗客に割り当てる運転者を選択する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開2018/0089605号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている技術は、乗り物酔いの発症リスクについての考慮が充分と言えない。
本開示の一態様は、乗り物酔いを考慮した配車サービスを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る配車装置は、ユーザに車両を運転する運転者を割り当てる配車サービスを提供する配車装置であって、前記ユーザが乗車する乗車地から所定距離の範囲内にある前記車両の前記運転者について、乗り物酔いを誘発し得る複数の運転項目の運転技術を評価した第1評価値を取得する第1取得部と、前記複数の運転項目に対するユーザの酔いやすさを評価した第2評価値を取得する第2取得部と、前記第1評価値と前記第2評価値とに基づいて、前記運転者の運転による前記ユーザの酔いやすさを評価する第3評価値を取得する第3取得部と、前記第3評価値に基づいて、前記ユーザに割り当てる前記運転者を決定する担当者決定部と、を備えている。
【0006】
本開示の各態様に係る配車装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記配車装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記配車装置をコンピュータにて実現させる配車装置のプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本開示の範疇に入る。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、乗り物酔いを考慮した配車サービスを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る配車装置を用いる配車システムの一構成例を示すブロック図である。
本開示の一実施の形態に係る配車装置の一構成例を示す図である。
受付部の処理の説明に用いる図である。
担当者決定部の処理の説明に用いる図である。
第5取得部および更新部の処理の説明に用いる図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本開示の一実施形態に係る配車装置を用いる配車システムの一構成例を示すブロック図である。図1に示す配車システム1は、配車装置10と、入力装置20と、車両30とを備えている。配車装置10は、例えば、配車サービスを提供するサーバであり、ネットワーク40に接続されている。ネットワーク40は、例えば、無線通信網、インターネット網、電話回線網などである。
【0010】
配車サービスには、タクシー配車サービス、およびライドシェアサービスが含まれる。ライドシェアサービスは、車両30の運転者と同じ目的地に移動したいユーザが道路運送法等の法律の許す範囲内で車両30に相乗りすることを支援するサービスである。
(【0011】以降は省略されています)

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