TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025172689
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-26
出願番号
2025037094
出願日
2025-03-10
発明の名称
広告用テキスト生成システム
出願人
株式会社電通
,
株式会社電通デジタル
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
30/0241 20230101AFI20251118BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 既存の学習モデルを用いて生成される広告用テキストの品質を向上させることのできる広告用テキスト生成システムを提供する。
【解決手段】 広告用テキスト生成システム1では、既存の学習モデルに、広告用テキストの対象について伝えたいことを示す所定の広告用テキスト訴求情報と、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストおよび当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことから前記伝え方に至る理由との関係を、ファインチューニングによって追加学習させる。広告用テキスト訴求情報が入力されると、追加学習させた関係に基づいて、広告用テキスト訴求情報を入力として、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストおよび当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことから伝え方に至る理由が推定して出力される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
広告用テキストを生成する対象である広告用テキスト対象に関する広告用テキスト対象情報に基づいて、当該広告用テキスト対象について伝えたいことを示す広告用テキスト訴求情報を生成する第1システムと、
前記第1システムで生成された前記広告用テキスト訴求情報を評価して、当該広告用テキスト訴求情報の評価点を出力する第2システムと、
前記広告用テキスト訴求情報に基づいて、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストを生成する第3システムと、
前記第3システムで生成された前記広告用テキストを評価して、当該広告用テキストの評価点を出力する第4システムと、
を備え、
前記第3システムは、
所定の学習データを用いて機械学習することによって生成された既存の学習モデルに、所定の広告用テキスト訴求情報と、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストおよび当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことから前記伝え方に至る理由との関係を、ファインチューニングによって追加学習させる追加学習部と、
前記第1システムで生成された前記広告用テキスト訴求情報のうち、前記第2システムで出力された評価点に基づいて選択された広告用テキスト訴求情報が入力される入力部と、
前記追加学習部で追加学習させた関係に基づいて、前記入力部から入力された前記広告用テキスト訴求情報を入力として、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストおよび当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことから前記伝え方に至る理由を推定して出力する推定出力部と、
を備える、広告用テキスト生成システム。
続きを表示(約 2,900 文字)
【請求項2】
前記第4システムは、
所定の学習データを用いて機械学習することによって生成された既存の学習モデルに、所定の広告用テキストと、当該広告用テキストの評価点および当該評価点とした理由との関係を、ファインチューニングによって追加学習させる第2追加学習部と、
前記第3システムで生成された前記広告用テキストのうち、ユーザによって選択された広告用テキストが入力される第2入力部と、
前記第2追加学習部で追加学習させた関係に基づいて、前記第2入力部から入力された前記広告用テキストを入力として、当該広告用テキストの評価点および当該評価点とした理由を推定して出力する第2推定出力部と、
を備える、請求項1に記載の広告用テキスト生成システム。
【請求項3】
前記第1システムは、
所定の学習データを用いて機械学習することによって生成された既存の学習モデルに、所定の広告用テキスト対象に関する広告用テキスト対象情報と、当該広告用テキスト対象について伝えたいことを示す広告用テキスト訴求情報および当該広告用テキスト訴求情報とした理由との関係を、ファインチューニングによって追加学習させる第3追加学習部と、
広告用テキストを生成する対象である広告用テキスト対象に関する広告用テキスト対象情報が入力される第3入力部と、
前記第3追加学習部で追加学習させた関係に基づいて、前記第3入力部から入力された前記広告用テキスト対象に関する広告用テキスト対象情報を入力として、当該広告用テキスト対象について伝えたいことを示す広告用テキスト訴求情報および当該広告用テキスト訴求情報とした理由を推定して出力する第3推定出力部と、
を備える、請求項1に記載の広告用テキスト生成システム。
【請求項4】
前記第2システムは、
所定の学習データを用いて機械学習することによって生成された既存の学習モデルに、所定の広告用テキスト訴求情報と、当該広告用テキスト訴求情報の評価点および当該評価点とした理由との関係を、ファインチューニングによって追加学習させる第4追加学習部と、
前記第1システムで生成された前記広告用テキスト訴求情報のうち、ユーザによって選択された広告用テキスト訴求情報が入力される第4入力部と、
前記第4追加学習部で追加学習させた関係に基づいて、前記第4入力部から入力された前記広告用テキスト訴求情報を入力として、当該広告用テキスト訴求情報の評価点および当該評価点とした理由を推定して出力する第4推定出力部と、
を備える、請求項3に記載の広告用テキスト生成システム。
【請求項5】
所定の学習データを用いて機械学習することによって生成された既存の学習モデルに、広告用テキストの対象について伝えたいことを示す所定の広告用テキスト訴求情報と、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストおよび当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことから前記伝え方に至る理由との関係を、ファインチューニングによって追加学習させる追加学習部と、
広告用テキストを生成する対象である広告用テキスト対象に関する広告用テキスト対象情報に基づいて生成された広告用テキスト訴求情報が入力される入力部と、
前記追加学習部で追加学習させた関係に基づいて、前記入力部から入力された前記広告用テキスト訴求情報を入力として、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストおよび当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことから前記伝え方に至る理由を推定して出力する推定出力部と、
を備える、広告用テキスト生成システム。
【請求項6】
所定の学習データを用いて機械学習することによって生成された既存の学習モデルに、所定の広告用テキストと、当該広告用テキストの評価点および当該評価点とした理由との関係を、ファインチューニングによって追加学習させる第2追加学習部と、
前記推定出力部から出力された前記広告用テキストのうち、ユーザによって選択された広告用テキストが入力される第2入力部と、
前記第2追加学習部で追加学習させた関係に基づいて、前記第2入力部から入力された前記広告用テキストを入力として、当該広告用テキストの評価点および当該評価点とした理由を推定して出力する第2推定出力部と、
を備える、請求項5に記載の広告用テキスト生成システム。
【請求項7】
広告用テキスト生成システムで実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記広告用テキスト生成システムに、
所定の学習データを用いて機械学習することによって生成された既存の学習モデルに、広告用テキストの対象について伝えたいことを示す所定の広告用テキスト訴求情報と、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストおよび当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことから前記伝え方に至る理由との関係を、ファインチューニングによって追加学習させる処理と、
広告用テキストを生成する対象である広告用テキスト対象に関する広告用テキスト対象情報に基づいて生成された広告用テキスト訴求情報が入力される処理と、
前記追加学習部で追加学習させた関係に基づいて、前記入力部から入力された前記広告用テキスト訴求情報を入力として、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストおよび当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことから前記伝え方に至る理由を推定して出力する処理と、
を実行させる、プログラム。
【請求項8】
広告用テキスト生成システムで実行される方法であって、
前記方法は、
所定の学習データを用いて機械学習することによって生成された既存の学習モデルに、広告用テキストの対象について伝えたいことを示す所定の広告用テキスト訴求情報と、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストおよび当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことから前記伝え方に至る理由との関係を、ファインチューニングによって追加学習させることと、
広告用テキストを生成する対象である広告用テキスト対象に関する広告用テキスト対象情報に基づいて生成された広告用テキスト訴求情報が入力されることと、
前記追加学習部で追加学習させた関係に基づいて、前記入力部から入力された前記広告用テキスト訴求情報を入力として、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストおよび当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことから前記伝え方に至る理由を推定して出力することと、
を含む、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、既存の学習モデルを用いて広告用テキストを生成する広告用テキスト生成システムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、既存の学習モデル(例えば、GPT(Generative Pre-trained Transformer)など)を用いて広告用テキスト(例えば、ライブ配信を行う配信者のキャッチコピー)を生成する装置が提案されている(特許文献1参照)。この従来の装置では、配信者のライブ配信の動画データを変換したテキストデータと配信者の情報を入力として、その配信者のキャッチコピーと紹介文が出力される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7316598号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の装置のように、単に既存の学習モデル(例えば「GPT」など)を用いて広告用テキストを生成しても、生成された広告用テキストの品質が低くなる(例えば、15個のキャッチコピーをコピーライターが作成した場合には、その評価点の平均が69.3点であるのに対して、15個のキャッチコピーを既存の学習モデルを単に用いて生成させた場合、その評価点の平均が61.6点になる)という問題があった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、既存の学習モデルを用いて生成される広告用テキストの品質を向上させることのできるキャッチコピー生成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の広告用テキスト生成システムは、広告用テキストを生成する対象である広告用テキスト対象に関する広告用テキスト対象情報に基づいて、当該広告用テキスト対象について伝えたいことを示す広告用テキスト訴求情報を生成する第1システムと、前記第1システムで生成された前記広告用テキスト訴求情報を評価して、当該広告用テキスト訴求情報の評価点を出力する第2システムと、前記広告用テキスト訴求情報に基づいて、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストを生成する第3システムと、前記第3システムで生成された前記広告用テキストを評価して、当該広告用テキストの評価点を出力する第4システムと、を備え、前記第3システムは、所定の学習データを用いて機械学習することによって生成された既存の学習モデルに、所定の広告用テキスト訴求情報と、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストおよび当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことから前記伝え方に至る理由との関係を、ファインチューニングによって追加学習させる追加学習部と、前記第1システムで生成された前記広告用テキスト訴求情報のうち、前記第2システムで出力された評価点に基づいて選択された広告用テキスト訴求情報が入力される入力部と、前記追加学習部で追加学習させた関係に基づいて、前記入力部から入力された前記広告用テキスト訴求情報を入力として、当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方を示す広告用テキストおよび当該広告用テキスト訴求情報で伝えたいことから前記伝え方に至る理由を推定して出力する推定出力部と、を備えている。
【0007】
この構成によれば、第1システムで、広告用テキスト対象(例えば「清涼飲料水」など)に関する広告用テキスト対象情報(例えば「脱水症状を身近に感じてもらう」など)から、その広告用テキスト対象について伝えたいこと(WHAT)を示す広告用テキスト訴求情報(例えば「あなたの健康は、水分補給の有無によって変わります」など)が生成され、第2システムで、その広告用テキスト訴求情報の評価点(例えば「85点」など)が出力される。そして、第3システムで、広告用テキスト訴求情報から、その広告用テキスト訴求情報で伝えたいことを伝えるための伝え方(HOW)を示す広告用テキスト(例えば「生きる為に、飲め。」など)が生成され、第4システムで、その広告用テキストの評価点(例えば「90点」など)が出力される。
【0008】
この場合、第3システムでは、広告用テキスト訴求情報と、広告用テキストおよび理由(伝えたいこと(WHAT)から伝え方(HOW)に至る理由)との関係が、ファインチューニングによって追加学習された既存の学習モデルが用いられ、広告用テキスト訴求情報(第1システムで生成された広告用テキスト訴求情報のうち、第2システムで出力された評価点に基づいて選択された広告用テキスト訴求情報)が入力されると、広告用テキストおよび理由(伝えたいこと(WHAT)から伝え方(HOW)に至る理由)が推定して出力される。
【0009】
単に既存の学習モデル(例えば「GPT」など)を用いて、広告用テキスト訴求情報から広告用テキストを生成した場合には、生成された広告用テキストの品質が低くなる(例えば、15個の広告用テキストを生成させた場合、その評価点の平均が61.6点になる)のに対し、上記のように、広告用テキスト訴求情報と広告用テキストとの関係だけでなく、その理由(伝えたいこと(WHAT)から伝え方(HOW)に至る理由)との関係をあわせて追加学習させた既存の学習モデルを用いて、広告用テキスト訴求情報から広告用テキストと理由を生成した場合には、生成された広告用テキストの品質が高くなる(例えば、15個の広告用テキストを生成させた場合、その評価点の平均が73・3点になる)。このように、既存の学習モデルを用いて生成される広告用テキストの品質を向上させることができる。
【0010】
また、本発明の広告用テキスト生成システムでは、前記第4システムは、所定の学習データを用いて機械学習することによって生成された既存の学習モデルに、所定の広告用テキストと、当該広告用テキストの評価点および当該評価点とした理由との関係を、ファインチューニングによって追加学習させる第2追加学習部と、前記第3システムで生成された前記広告用テキストのうち、ユーザによって選択された広告用テキストが入力される第2入力部と、前記第2追加学習部で追加学習させた関係に基づいて、前記第2入力部から入力された前記広告用テキストを入力として、当該広告用テキストの評価点および当該評価点とした理由を推定して出力する第2推定出力部と、を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社電通
視覚障害体験システム
1日前
株式会社電通
広告用テキスト生成システム
10日前
株式会社電通
健康状態推定システム、方法、プログラム、記憶媒体、サーバ及びユーザ端末
16日前
個人
詐欺保険
1か月前
個人
縁伊達ポイン
1か月前
個人
職業自動販売機
22日前
個人
RFタグシート
1か月前
個人
5掛けポイント
29日前
個人
QRコードの彩色
1か月前
個人
地球保全システム
2か月前
個人
ペルソナ認証方式
1か月前
個人
情報処理装置
1か月前
個人
自動調理装置
1か月前
個人
立体グラフの利用方法
1日前
個人
農作物用途分配システム
1か月前
個人
残土処理システム
1か月前
個人
知的財産出願支援システム
2か月前
個人
サービス情報提供システム
24日前
NISSHA株式会社
入力装置
2日前
個人
タッチパネル操作指代替具
1か月前
個人
インターネットの利用構造
1か月前
個人
携帯端末障害問合せシステム
1か月前
個人
スケジュール調整プログラム
1か月前
個人
学習用データ生成装置
3日前
個人
エリアガイドナビAIシステム
1か月前
個人
食品レシピ生成システム
2か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
2か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
2か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
2か月前
個人
帳票自動生成型SaaSシステム
2か月前
キヤノン株式会社
画像認識装置
16日前
個人
音声・通知・再配達UX制御構造
2か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
16日前
キラル株式会社
顧客体験提供システム
4日前
エッグス株式会社
情報処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
16日前
続きを見る
他の特許を見る