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公開番号2025172665
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-26
出願番号2024153870
出願日2024-09-06
発明の名称屋外用スプレーファン及び冷却装置
出願人個人,LI, Wenjie
代理人TRY国際弁理士法人
主分類F04D 25/08 20060101AFI20251118BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】利便性と携帯性を確保した屋外用スプレーファンを提供する。
【解決手段】屋外用スプレーファンは、ファン霧化コンポーネント、装着コンポーネント及び蓄電池を含む。装着コンポーネントは、下部ケースに連結される円筒部、円筒部の外側に固定される弾性結合部及び液体案内部を含む。内部が中空状態に形成されかつ外壁が密閉状態にされている円筒部が取り付けられ、円筒部の外側のファン霧化コンポーネントの下部ケースと対応する箇所には弾性結合部が設けられている。弾性結合部が設けられることによりいろいろな貯水ボトルを屋外用スプレーファンに取り付け、かつそれを組み立てるとき円筒部を貯水ボトル内に挿入することにより蓄電池の装着空間を増加させることができる。使用者が外で屋外用スプレーファンを使用するとき容器を携帯する必要がなく、販売されているいろいろな飲用水ボトルを屋外用スプレーファンに取り付けて使用できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
屋外用スプレーファンであって、前記屋外用スプレーファンは、ファン霧化コンポーネント、装着コンポーネント及び蓄電池を含み、
前記ファン霧化コンポーネントは霧化装置と下部ケースを含み、
前記装着コンポーネントは、円筒部、結合部及び液体案内部を含み、
前記円筒部は、内部が中空状態に形成され、外壁が密閉状態にされているものであり、前記円筒部の一端は前記下部ケースに固定連結され、
前記結合部は弾性結合部であり、前記結合部は前記円筒部の外側の下部ケースと対応する箇所に固定され、前記結合部は容器に結合され、前記円筒部は容器の内部に挿入され、前記容器を屋外用スプレーファンの取っ手、ベースとして用いることができ、
前記液体案内部は前記円筒部の外側に取り付けられ、前記液体案内部の一端は前記霧化装置に連結され、
前記蓄電池は前記円筒部内に取り付けられ、前記蓄電池は前記ファン霧化コンポーネントに電気接続されることを特徴とする屋外用スプレーファン。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記結合部の裏側には複数の第一装着テノンが突出しており、複数の前記第一装着テノンは第一事前設定角度に配列され、隣接している2つの第一装着テノンの間は所定の距離離れているか或いは、
前記結合部の裏側には複数の第二装着テノンが突出しており、複数の前記第二装着テノンは第二事前設定角度に連続的に配列されるか或いは、
前記結合部の裏側には複数の第三装着テノンが突出しており、複数の前記第三装着テノンは第三事前設定角度に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の屋外用スプレーファン。
【請求項3】
前記下部ケースは装着円筒部を含み、前記円筒部は前記装着円筒部内に取り付けられ、前記下部ケースの内部の前記装着円筒部と対応する箇所には装着凹部が形成され、前記装着凹部は前記下部ケースと前記装着円筒部が接している曲面に沿うように連続的に形成され、
前記円筒部の前記下部ケースと対応している箇所には位置決め板が形成され、前記位置決め板は前記円筒部の直径方向に沿って外部に突出するように形成され、前記位置決め板の環状辺縁部には延伸部が形成され、前記位置決め板、前記延伸部及び前記円筒部は一体に形成され、
前記延伸部上には結合歯部が形成され、前記結合歯部は前記装着凹部に結合されることを特徴とする請求項1に記載の屋外用スプレーファン。
【請求項4】
前記延伸部の直径のサイズと前記装着円筒部の直径のサイズは同じであり、前記延伸部の裏側の環状の周囲には複数のロック凹部が形成され、
前記結合部の外側には複数の結合テノンが形成され、前記結合テノンは前記ロック凹部と対応するように形成され、前記結合テノンの一側は前記装着円筒部の端部に当接し、
前記結合歯部は前記ロック凹部の辺縁部に沿って曲げられ、前記装着凹部の形状と前記結合歯部の形状は対応するように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の屋外用スプレーファン。
【請求項5】
前記下部ケース内の前記位置決め板と対応する箇所には複数の位置決めテノンが形成され、複数の前記位置決めテノンは前記延伸部から離れている前記位置決め板の一側に結合当接することを特徴とする請求項3に記載の屋外用スプレーファン。
【請求項6】
前記装着コンポーネントは収納板を更に含み、前記収納板の一側には装着柱体が取り付けられ、前記装着柱体は前記円筒部の端部に取り付けられている接続パイルに着脱可能に結合され、
前記収納板は板状に形成され、前記収納板の環状の周囲には複数の第一位置決め孔が形成され、複数の前記第一位置決め孔は前記収納板の辺縁部を貫通するように形成され、前記第一位置決め孔により液体案内部を固定させることができることを特徴とする請求項1に記載の屋外用スプレーファン。
【請求項7】
前記円筒部の前記接続パイルと対応する一側には位置決定板が更に取り付けられ、前記位置決定板は前記円筒部の底板に垂直に配置され、前記位置決定板上には第二位置決め孔が形成され、前記液体案内部は前記第二位置決め孔内に結合され、
前記装着柱体の一端には装着板が取り付けられ、前記装着板は前記円筒部の端部の底板と平行に配置され、前記装着板上には結合凹部が形成され、前記接続パイルを前記装着円筒部に連結させるとき、前記位置決定板は前記結合凹部に挿入結合されることを特徴とする請求項6に記載の屋外用スプレーファン。
【請求項8】
前記ファン霧化コンポーネントは駆動型ファンブレードと制御部品を更に含み、
前記駆動型ファンブレードと前記霧化装置は対向するように取り付けられ、前記蓄電池は前記駆動型ファンブレードと前記霧化装置にそれぞれ電気接続され、
前記制御部品は前記下部ケースに結合され、前記制御部品は、前記霧化装置、前記駆動型ファンブレード及び前記蓄電池に電気接続されることを特徴とする請求項1に記載の屋外用スプレーファン。
【請求項9】
前記ファン霧化コンポーネントは、中央円筒部、前部通気フード、後部通気フード及び上部ケースを更に含み、
前記霧化装置と前記駆動型ファンブレードは前記中央円筒部の両端に取り付けられ、
前部通気フードは前記中央円筒部の一端に取り付けられ、
前記後部通気フードは前記中央円筒部の他端に取り付けられ、前部通気フードと前記後部通気フードは一体に結合され、
前記上部ケースと前記下部ケースは一体に結合され、前記前部通気フードは前記上部ケースと前記下部ケースの一端に結合され、前記後部通気フードは前記上部ケースと前記下部ケースの他端に結合されることを特徴とする請求項8に記載の屋外用スプレーファン。
【請求項10】
冷却装置であって、前記冷却装置は請求項1~9のうちいずれか一項に記載の屋外用スプレーファンを含むことを特徴とする冷却装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スプレーファンの技術分野に属し、特に、屋外用スプレーファン及び冷却装置に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
扇風機は物理的に温度を下げる道具である。電気で扇風機を駆動するとき、電気エネルギーはファンブレードが回転するように駆動する機械エネルギーに変換される。ファンブレードが回転することにより空気を流動させ、空気の流動速度を向上させることにより、使用者の体表面の汗が蒸発することを促進し、使用者にクールな体験を与えることができる。技術の発展に伴い、扇風機の体積が段々小さくなっていることにより、使用者は外で手持ち式扇風機を容易に使用することができる。使用者のいろいろな要求を満たすため、メーカーで従来の手持ち式扇風機を改良することにより従来の手持ち式扇風機にいろいろな機能を増加させている。例えば、パワー調節機能、スプレーによる冷却機能等を増加させることにより使用者のいろいろな要求を満たしている。
【0003】
従来の技術において、スプレー冷却機能付き手持ち式扇風機にスプレーを形成する貯水ボトルが取り付けられていることにより、使用者がスプレー冷却機能付き手持ち式扇風機を携帯する利便性が悪くなる。スプレー冷却機能付き手持ち式扇風機の小型化を実現する設計において、貯水ボトルのサイズを大きくすると、手持ち式扇風機内の蓄電池の体積を小さくする必要がある。それによりスプレー冷却機能付き手持ち式扇風機の耐久性が短くなってしまうため、使用者が外においてスプレー冷却機能付き手持ち式扇風機を長く使用しようとする要求とスプレー冷却機能付き手持ち式扇風機の携帯性を改善しようとする要求を満たすことができない。
【0004】
そのため、従来の技術を改良及び変更する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の技術において、屋外用スプレーファンを持って使用する利便性と携帯性を確保するため屋外用スプレーファンのサイズを過度に大きくすることができず、屋外用スプレーファンの貯水ボトルが多い空間を占めることにより屋外用スプレーファンの蓄電池のサイズを小さくする必要がある。それにより、従来の技術の屋外用スプレーファンを容易に携帯することができず、かつ屋外用スプレーファンの耐久性が短くなってしまい、使用者が外において屋外用スプレーファンを長く使用しようとする要求と屋外用スプレーファンの携帯性を改善しようとする要求を満たすことができない。その課題を解決するため、本発明は下記屋外用スプレーファンを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明は下記屋外用スプレーファンを提供する。前記屋外用スプレーファンは、ファン霧化コンポーネント、装着コンポーネント及び蓄電池を含む。前記ファン霧化コンポーネントは霧化装置と下部ケースを含む。前記装着コンポーネントは、円筒部、結合部及び液体案内部を含む。前記円筒部は、内部が中空状態に形成され、外壁が密閉状態にされているものであり、前記円筒部の一端は前記下部ケースに固定連結される。前記結合部は弾性結合部であり、前記結合部は前記円筒部の外側の下部ケースと対応する箇所に固定され、前記結合部は容器に結合され、前記円筒部は容器の内部に挿入され、前記容器を屋外用スプレーファンの取っ手、ベースとして用いることができる。前記液体案内部は前記円筒部の外側に取り付けられ、前記液体案内部の一端は前記霧化装置に連結される。前記蓄電池は前記円筒部内に取り付けられ、前記蓄電池は前記ファン霧化コンポーネントに電気接続される。
【0007】
前記屋外用スプレーファンにおいて、前記結合部の裏側には複数の第一装着テノンが突出しており、複数の前記第一装着テノンは第一事前設定角度に配列され、隣接している2つの第一装着テノンの間は所定の距離離れているか或いは、前記結合部の裏側には複数の第二装着テノンが突出しており、複数の前記第二装着テノンは第二事前設定角度に連続的に配列されるか或いは、前記結合部の裏側には複数の第三装着テノンが突出しており、複数の前記第三装着テノンは第三事前設定角度に配列されている。
【0008】
前記屋外用スプレーファンにおいて、前記下部ケースは装着円筒部を含み、前記円筒部は前記装着円筒部内に取り付けられ、前記下部ケースの内部の前記装着円筒部と対応する箇所には装着凹部が形成され、前記装着凹部は前記下部ケースと前記装着円筒部が接している曲面に沿うように連続的に形成されている。前記円筒部の前記下部ケースと対応している箇所には位置決め板が形成され、前記位置決め板は前記円筒部の直径方向に沿って外部に突出するように形成され、前記位置決め板の環状辺縁部には延伸部が形成され、前記位置決め板、前記延伸部及び前記円筒部は一体に形成される。前記延伸部上には結合歯部が形成され、前記結合歯部は前記装着凹部に結合される。
【0009】
前記屋外用スプレーファンにおいて、前記延伸部の直径のサイズと前記装着円筒部の直径のサイズは同じであり、前記延伸部の裏側の環状の周囲には複数のロック凹部が形成されている。前記結合部の外側には複数の結合テノンが形成され、前記結合テノンは前記ロック凹部と対応するように形成され、前記結合テノンの一側は前記装着円筒部の端部に当接する。前記結合歯部は前記ロック凹部の辺縁部に沿って曲げられ、前記装着凹部の形状と前記結合歯部の形状は対応するように形成されている。
【0010】
前記屋外用スプレーファンにおいて、前記下部ケース内の前記位置決め板と対応する箇所には複数の位置決めテノンが形成され、複数の前記位置決めテノンは前記延伸部から離れている前記位置決め板の一側に結合当接する。
(【0011】以降は省略されています)

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