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公開番号2025171898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024113733
出願日2024-07-17
発明の名称樹脂組成物
出願人南亞塑膠工業股分有限公司,NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人個人
主分類C08L 71/12 20060101AFI20251113BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】本発明は、低誘電特性を維持しつつ、より優れた粗さ及び剥離強度を有する樹脂組成物を提供する。
【解決手段】本発明の樹脂組成物は、マトリックス樹脂と硬化性樹脂とを含む。マトリックス樹脂は、ポリフェニレンエーテル樹脂及びオレフィン系樹脂を含む。樹脂組成物におけるマトリックス樹脂の重量割合は10wt%~20wt%の間である。硬化性樹脂は、シクロペンタジエン-スチレン共重合樹脂、トリアリルイソシアヌレート及びマレイミド樹脂を含む。樹脂組成物における硬化性樹脂の重量割合は10wt%~20wt%の間である。
【選択図】なし



特許請求の範囲【請求項1】
ポリフェニレンエーテル樹脂及びオレフィン系樹脂を含むマトリックス樹脂と、
シクロペンタジエン-スチレン共重合樹脂、トリアリルイソシアヌレート及びマレイミド樹脂を含む硬化性樹脂と、を含み、
樹脂組成物における前記マトリックス樹脂の重量割合は10wt%~20wt%の間であり、
前記樹脂組成物における硬化性樹脂の重量割合は10wt%~20wt%の間である、樹脂組成物。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記マレイミド樹脂の分子量は300~1800の間である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記硬化性樹脂における前記シクロペンタジエン-スチレン共重合樹脂の重量割合は30wt%~50wt%の間であり、前記硬化性樹脂における前記トリアリルイソシアヌレートの重量割合は25wt%~35wt%の間であり、前記硬化性樹脂における前記マレイミド樹脂の重量割合は25wt%~35wt%の間である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記ポリフェニレンエーテル樹脂は、メタクリレートポリフェニレンエーテル樹脂、オリゴフェニレンエーテルまたはそれらの組み合わせを含み、前記オレフィン系樹脂はアリル化フェノール樹脂を含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
開始剤をさらに含み、前記樹脂組成物における前記開始剤の重量割合は0.1wt%~0.2wt%の間である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
無機充填材をさらに含み、前記樹脂組成物における無機充填材の重量割合は60wt%~80wt%の間である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項7】
前記硬化性樹脂における前記シクロペンタジエン-スチレン共重合樹脂の含有量は、前記硬化性樹脂における前記トリアリルイソシアヌレートの含有量および前記硬化性樹脂における前記マレイミド樹脂の含有量よりも多い、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
前記樹脂組成物における前記マトリックス樹脂の含有量は、前記樹脂組成物における前記硬化性樹脂の含有量よりも多い、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項9】
前記マトリックス樹脂における前記ポリフェニレンエーテル樹脂の重量割合は75wt%~85wt%の間であり、前記マトリックス樹脂における前記オレフィン系樹脂の重量割合は15wt%~25wt%の間である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
前記マトリックス樹脂における前記ポリフェニレンエーテル樹脂の含有量は、前記マトリックス樹脂における前記オレフィン系樹脂の含有量よりも多い、請求項1に記載の樹脂組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、集積回路(IC)技術の急速な発展に伴い、高速演算チップなどのチップに対する配線密度(L/S)や伝送速度への要求が高まっており、高周波高速伝送分野への応用により適したものとなるよう、樹脂組成物の低誘電特性への要求は日々高まっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
高周波高速伝送分野への応用により適したものとするために、樹脂組成物に対する低誘電特性の要求の高まりに対応する必要がある。
【0004】
本発明は、低誘電特性を維持しつつ、より優れた粗さ及び剥離強度を有する樹脂組成物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の樹脂組成物は、マトリックス樹脂と硬化性樹脂とを含む。マトリックス樹脂は、ポリフェニレンエーテル樹脂及びオレフィン系樹脂を含む。樹脂組成物におけるマトリックス樹脂の重量割合は10wt%~20wt%の間である。硬化性樹脂は、シクロペンタジエン-スチレン共重合樹脂、トリアリルイソシアヌレート及びマレイミド樹脂を含む。樹脂組成物における硬化性樹脂の重量割合は10wt%~20wt%の間である。
【0006】
本発明の一実施形態において、前記マレイミド樹脂の分子量は300~1800の間である。
【0007】
本発明の一実施形態において、硬化性樹脂における前記シクロペンタジエン-スチレン共重合樹脂の重量割合は30wt%~50wt%の間であり、硬化性樹脂における前記トリアリルイソシアヌレートの重量割合は25wt%~35wt%の間であり、硬化性樹脂におけるマレイミド樹脂の重量割合は25wt%~35wt%の間である。
【0008】
本発明の一実施形態において、前記ポリフェニレンエーテル樹脂はメタクリレートポリフェニレンエーテル樹脂、オリゴフェニレンエーテルまたはそれらの組み合わせを含み、オレフィン系樹脂はアリル化フェノール樹脂を含む。
【0009】
本発明の一実施形態において、前記樹脂組成物は、開始剤をさらに含む。樹脂組成物における開始剤の重量割合は0.1wt%~0.2wt%の間である。
【0010】
本発明の一実施形態において、前記樹脂組成物は、無機充填材をさらに含む。樹脂組成物における無機充填材の重量割合は60wt%~80wt%の間である。
(【0011】以降は省略されています)

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