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公開番号
2025171897
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024111354
出願日
2024-07-10
発明の名称
樹脂組成物
出願人
南亞塑膠工業股分有限公司
,
NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人
個人
主分類
C08L
71/12 20060101AFI20251113BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】電気的特性を最適化できる樹脂組成物を提供する。
【解決手段】樹脂組成物は、マトリックス樹脂と、硬化性樹脂と、を含む。マトリックス樹脂は、ポリフェニレンエーテル樹脂、ビニル系共重合体及びオレフィン系樹脂を含む。樹脂組成物におけるマトリックス樹脂の重合割合は、15wt%~25wt%の間である。樹脂組成物における硬化性樹脂の重合割合は、5wt%~15wt%の間である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリフェニレンエーテル樹脂、ビニル系共重合体及びオレフィン系樹脂を含み、樹脂組成物における重合割合が15wt%~25wt%の間であるマトリックス樹脂と、
前記樹脂組成物における重合割合が5wt%~15wt%の間である硬化性樹脂と、
を含む樹脂組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ポリフェニレンエーテル樹脂は、メタクリレートポリフェニレンエーテル樹脂、オリゴフェニレンエーテル又はその組み合わせを含み、前記ビニル系共重合体は、ブタジエン-スチレン共重合体を含み、前記オレフィン系樹脂は、アリル化フェノール樹脂を含む、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記硬化性樹脂は、イソシアヌル酸環を有するアリル樹脂、マレイミド樹脂又はその組み合わせを含む、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記硬化性樹脂は、イソシアヌル酸環を有するアリル樹脂のみを使用する、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記マトリックス樹脂における前記オレフィン系樹脂の重合割合は、10wt%~35wt%の間であり、前記マトリックス樹脂における前記ポリフェニレンエーテル樹脂の重合割合は、40wt%~70wt%の間であり、前記マトリックス樹脂における前記ビニル系共重合体の重合割合は、20wt%~25wt%の間である、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
開始剤をさらに含み、前記樹脂組成物における前記開始剤の重合割合は、0.1wt%~0.2wt%の間である、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項7】
無機充填材をさらに含み、前記樹脂組成物における前記無機充填材の重合割合は、60wt%~80wt%の間である、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
前記マトリックス樹脂における前記ポリフェニレンエーテル樹脂の重量割合は、前記マトリックス樹脂における前記オレフィン系樹脂の重量割合及び前記マトリックス樹脂における前記ビニル系共重合体の重量割合よりも多い、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項9】
前記マトリックス樹脂における前記ポリフェニレンエーテル樹脂の重量割合、前記マトリックス樹脂における前記ビニル系共重合体の重量割合及び前記マトリックス樹脂における前記オレフィン系樹脂の重量割合の合計は、100wt%である。
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
前記樹脂組成物における前記硬化性樹脂の使用量は、前記樹脂組成物における前記オレフィン系樹脂の使用量よりも多い、
請求項1に記載の樹脂組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、集積回路(IC)技術の急速な発展に伴い、チップ(高速コンピューティングチップなど)の配線密度(L/S)と伝送速度に対する要件が高まっており、また、高周波及び高速伝送分野での応用にさらに適するものとするために、樹脂組成物の低誘電特性に対する要求もますます高まっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
高周波及び高速伝送分野での応用にさらに適するものとするためには、樹脂組成物の低誘電特性に対するますます高まる要求を満たす必要がある。
【0004】
本発明は、電気的特性を最適化できる樹脂組成物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の樹脂組成物は、マトリックス樹脂と、硬化性樹脂と、を含む。マトリックス樹脂は、ポリフェニレンエーテル樹脂と、ビニル系共重合体と、オレフィン系樹脂と、を含む。マトリックス樹脂樹脂組成物における重合割合は、15wt%~25wt%の間である。樹脂組成物における硬化性樹脂の重合割合は、5wt%~15wt%の間である。
【0006】
本発明の一実施形態において、上記ポリフェニレンエーテル樹脂は、メタクリレートポリフェニレンエーテル樹脂、オリゴフェニレンエーテル又はその組み合わせを含み、上記ビニル系共重合体は、ブタジエン-スチレン共重合体を含み、上記オレフィン系樹脂は、アリル化フェノール樹脂を含む。
【0007】
本発明の一実施形態において、上記硬化性樹脂は、イソシアヌル酸環を有するアリル樹脂、マレイミド樹脂又はその組み合わせを含む。
【0008】
本発明の一実施形態において、上記硬化性樹脂は、イソシアヌル酸環のアリル樹脂のみを使用する。
【0009】
本発明の一実施形態において、上記マトリックス樹脂におけるオレフィン系樹脂の重合割合は、10wt%~35wt%の間であり、上記マトリックス樹脂におけるポリフェニレンエーテル樹脂の重合割合は、40wt%~70wt%の間であり、上記マトリックス樹脂におけるビニル系共重合体の重合割合は、20wt%~25wt%の間である。
【0010】
本発明の一実施形態において、上記樹脂組成物は、開始剤をさらに含む。樹脂組成物における開始剤の重量割合は、0.1wt%~0.2wt%の間である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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