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公開番号
2025171247
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024076381
出願日
2024-05-09
発明の名称
バッテリ冷却構造
出願人
マツダ株式会社
代理人
弁理士法人三協国際特許事務所
主分類
B60K
11/06 20060101AFI20251113BHJP(車両一般)
要約
【課題】バッテリを良好に冷却できるバッテリ冷却構造を提供する。
【解決手段】バッテリ20が搭載された車両において、バッテリ20に供給される冷却風が内側を流通する冷却風ダクト15Aと、バッテリ20の車両前後方向の前方且つ冷却風ダクト15Aの上方に配置されて乗員が着座可能なダクト上シート3Aとを設ける。冷却風ダクト15Aの上流端部110Aを、ダクト上シート3Aの下方において当該ダクト上シート3Aの幅方向の一方側に開口させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリを冷却するバッテリ冷却構造であって、
前記バッテリに供給される冷却風が内側を流通する冷却風ダクトと、
前記バッテリの車両前後方向の前方且つ前記冷却風ダクトの上方に配置されて、乗員が着座可能なダクト上シートとを備え、
前記冷却風ダクトの上流端部は、前記ダクト上シートの下方において当該ダクト上シートの幅方向の一方側に開口している、ことを特徴とするバッテリ冷却構造。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のバッテリ冷却構造において、
前記ダクト上シートは、当該ダクト上シートの幅方向と車幅方向とが一致する姿勢で配置されている、ことを特徴とするバッテリ冷却構造。
【請求項3】
請求項2に記載のバッテリ冷却構造において、
前記ダクト上シートは、車室の車幅方向の側面に隣接して配置されており、
前記冷却風ダクトの上流端部は、前記側面に向かって開口している、ことを特徴とするバッテリ冷却構造。
【請求項4】
請求項3に記載のバッテリ冷却構造において、
前記ダクト上シートは、車室に設けられたドアに隣接して配置されており、
前記冷却風ダクトの上流端部は、前記ドアの周辺に設けられた周辺部材に向かって開口している、ことを特徴とするバッテリ冷却構造。
【請求項5】
請求項1に記載のバッテリ冷却構造において、
前記冷却風ダクトは、前記ダクト上シートの幅方向について当該ダクト上シートの中央よりも前記一方側にずれた位置に配置されている、ことを特徴とするバッテリ冷却構造。
【請求項6】
請求項1に記載のバッテリ冷却構造において、
前記ダクト上シートの幅方向の前記一方側の下部には、上方に凹む凹部が形成されており、
前記冷却風ダクトの上流端部は、前記凹部の下側に配置されるとともに、前記ダクト上シートの幅方向について当該ダクト上シートの前記一方側の端面よりも内側に配置されている、ことを特徴とするバッテリ冷却構造。
【請求項7】
請求項1に記載のバッテリ冷却構造において、
前記冷却風ダクトの上流端部には、網目状を呈して前記冷却風ダクト内への異物の進入を防止する異物進入防止部が設けられている、ことを特徴とするバッテリ冷却構造。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載のバッテリ冷却構造において、
車室の床面を構成するフロアパネルを備え、
前記冷却風ダクトは、当該冷却風ダクトの下面を構成する底壁部と、前記底壁部の上方に配置されて当該底壁部との間に冷却風が流通する通路を区画する通路区画部とを備え、前記底壁部は、前記フロアパネルにより構成される、ことを特徴とするバッテリ冷却構造。
【請求項9】
請求項8に記載のバッテリ冷却構造において、
前記通路区画部と前記フロアパネルとの間には、弾性部材からなるシール部材が配設されており、
前記冷却風ダクトは、前記通路区画部と一体に形成されて当該通路区画部を前記フロアパネルに固定する固定部と、前記通路区画部から下方に突出して前記フロアパネルと当接する突部とを備える、ことを特徴とするバッテリ冷却構造。
【請求項10】
請求項1に記載のバッテリ冷却構造において、
前記ダクト上シートは、運転席よりも後側に配置された後部座席である、ことを特徴とするバッテリ冷却構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリ冷却構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
バッテリが搭載された車両において、当該バッテリを冷却するための構造を備えるものが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、バッテリ(電池パック)と、バッテリに冷却風を供給するためのダクトとを備える車両であって、バッテリがトランクルームの下方に配設されて、ダクトが前方に開口する姿勢で後部座席の下からトランクルームまで延びるように配設された車両が開示されている。この構造によれば、空調等によって比較的低い温度とされた車室内の空気をバッテリに供給でき、当該空気によってバッテリを冷却できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-30514号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の構造では、ダクトが前方に開口する姿勢で後部座席の下方に配置されている。そのため、後部座席に着座した乗員の脚によってダクトの開口が覆われるおそれがある。乗員の脚によって開口が覆われると、ダクトひいてはバッテリに十分な量の冷却風を導入できずバッテリの冷却性能が低下する。
【0006】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、バッテリを良好に冷却できるバッテリ冷却構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためのものとして、本発明のバッテリ冷却構造は、バッテリを冷却するバッテリ冷却構造であって、前記バッテリに供給される冷却風が内側を流通する冷却風ダクトと、前記バッテリの車両前後方向の前方且つ前記冷却風ダクトの上方に配置されて、乗員が着座可能なダクト上シートとを備え、前記冷却風ダクトの上流端部は、前記ダクト上シートの下方において当該ダクト上シートの幅方向の一方側に開口している、ことを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、ダクト上シートが配置された車室内の空気を、ダクト上シートの下方にある冷却風ダクトを介してバッテリに供給できる。そのため、ダクト上シートの後方にバッテリを配置しつつ、車室内の比較的低温の空気によってバッテリを冷却できる。しかも、冷却風ダクトは、その上流端部がダクト上シートの幅方向の一方側に開口する姿勢でダクト上シートの下方に配置されている。そのため、ダクト上シートの下方空間をバッテリ冷却ダクトの設置スペースとして有効に利用しながら、ダクト上シートに着座した乗員の脚が冷却風ダクトの上流端部を塞いでしまうのを防止できる。従って、冷却風ダクトひいてはバッテリに導入される冷却風の風量を確保でき、バッテリを良好に冷却できる。
【0009】
ダクト上シートの搭載姿勢としては、ダクト上シートの幅方向と車幅方向とが一致する姿勢が例示される(請求項2)。
【0010】
上記構成において、好ましくは、前記ダクト上シートは、車室の車幅方向の側面に隣接して配置されており、前記冷却風ダクトの上流端部は、前記側面に向かって開口している(請求項3)。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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