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公開番号
2025169402
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2025137346,2024060545
出願日
2025-08-20,2020-09-15
発明の名称
サブピクチャベースのビデオコーディングにおけるサブピクチャごとの1つのスライスの指示
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04N
19/70 20140101AFI20251105BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像品質の犠牲が皆無かそれに近い状態で圧縮比を向上させる改善された圧縮及び圧縮解除方法、システム、符号化デバイス、端末及びデータ構造を提供する。
【解決手段】ビデオ復号化の方法は、サブピクチャあたりの単一スライスのフラグを含むピクチャパラメータセット(PPS)を含むビットストリームを受信することと、サブピクチャあたりの単一スライスのフラグが第1値又は第2値を有するかどうかを決定することと、を含む。第1値は、PPSを参照する各サブピクチャが唯一の長方形スライスを含むことを指定し、第2値は、PPSを参照する各サブピクチャが1つ以上の長方形スライスを含む可能性があることを指定する。方法はまた、サブピクチャあたりの単一スライスのフラグが第1値を有する場合には唯一の長方形スライスを、サブピクチャあたりの単一スライスのフラグが第2値を有する場合には1つ以上の長方形スライスを復号することを含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
エンコーダによって実施される方法であって、
前記エンコーダによって、サブピクチャあたりの単一スライスのフラグを、ピクチャパラメータセット(PPS)を参照する各サブピクチャがただ1つの長方形スライスしか含まない場合には第1値にセットし、前記PPSを参照する各サブピクチャが1つ以上の長方形スライスを含む可能性がある場合には第2値にセットすることと、
前記エンコーダによって、rect_slice_flagが真である場合に、前記サブピクチャあたりの単一スライスのフラグを含む前記PPSをビットストリームに符号化することと
を有し、前記rect_slice_flagは前記PPS内にある、
方法。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記サブピクチャあたりの単一スライスのフラグは、pps_single_slice_per_subpic_flagとして指定される、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1値は1であり、前記第2値は0である、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記PPSは、ピクチャ内のスライス数のフラグを更に含み、前記ピクチャ内のスライス数のフラグの値に1をプラスしたものが、前記PPSを参照する各ピクチャ内のスライスの数を指定する、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
前記ピクチャ内のスライス数のフラグは、pps_num_slices_in_pic_minus1フラグとして指定される、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
各サブピクチャは、ピクチャ内の1つ以上のスライスの長方形領域を含む、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項7】
前記ビットストリームをビデオデコーダに送信することを更に有する、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項8】
符号化デバイスであって、
命令を含むメモリと、
前記メモリに結合されるプロセッサと、を有し、
前記プロセッサは、前記命令を実行して、前記符号化デバイスに、
rect_slice_flagが真である場合に、サブピクチャあたりの単一スライスのフラグを含むピクチャパラメータセット(PPS)を含むビットストリームを符号化することであり、前記rect_slice_flagは前記PPS内にある、ことと、
前記サブピクチャあたりの単一スライスのフラグを、前記PPSを参照する各サブピクチャがただ1つの長方形スライスしか含まない場合には第1値にセットし、前記PPSを参照する各サブピクチャが1つ以上の長方形スライスを含む可能性がある場合には第2値にセットすることと
を実行させるよう構成される、
符号化デバイス。
【請求項9】
符号化するピクチャを受信するよう構成される受信器と、
前記受信器へ結合され、符号化された前記ピクチャを含むビットストリームをデコーダへ伝送するよう構成される送信器と、
前記受信器又は前記送信器の少なくとも1つへ結合され、命令を記憶するよう構成されるメモリと、
前記メモリへ結合され、前記メモリに記憶されている前記命令を実行して、請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成されるプロセッサと
を有する符号化装置。
【請求項10】
請求項9に記載の符号化装置と、
前記符号化装置と通信する復号化装置と、を有し、
前記復号化装置は、前記符号化装置から前記ビットストリームを受信し、該受信されたビットストリームを復号するよう構成される、
システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
本特許出願は、2019年9月23日付けで、Ye-Kui Wang., et al.によって、「Indication of One Slice Per Subpicture in Subpicture-Based Video Coding」と題されて出願された米国特許仮出願第62/904,481号、及び2019年9月24日付けで、Ye-Kui Wang., et al.によって、「Indication of One Slice Per Subpicture in Subpicture-Based Video Coding」と題されて出願された米国特許仮出願第62/905,122号の利益を請求するものであり、先の出願は、参照により本願に援用される。
続きを表示(約 2,000 文字)
【0002】
[技術分野]
本開示は、概して、ビデオコーディングに関係があり、具体的には、サブピクチャベースのビデオコーディングにおける指示のシグナリングに関係がある。
【背景技術】
【0003】
比較的に短い映像でさえ表現するために必要とされるビデオデータの量は、かなりである可能性があり、結果として、帯域幅容量が限られている通信ネットワークにわたってデータがストリーミング又は別なふうに通信されるべきである場合に、問題が生じる場合がある。よって、ビデオデータは、一般的に、今日の電気通信ネットワークにわたって通信される前に、圧縮される。メモリ資源が限られている場合があるので、ビデオが記憶デバイスに記憶される場合にも、ビデオのサイズが問題となる可能性がある。ビデオ圧縮デバイスは、送信又は記憶の前にビデオデータをコーディングするために発信元でソフトウェア及び/又はハードウェアをしばしば使用し、それによって、デジタルビデオ画像を表現するために必要とされるデータの量を低減する。圧縮されたデータは、次いで、ビデオデータを復号するビデオ圧縮解除デバイスによって送り先で受信される。限られたネットワーク資源及びより高いビデオ品質の要求の高まりにより、画像品質の犠牲が皆無かそれに近い状態で圧縮比を向上させる改善された圧縮及び圧縮解除技術が望まれている。
【発明の概要】
【0004】
第1の態様は、デコーダによって実施される方法であって、デコーダによって、サブピクチャあたりの単一スライスのフラグを含むピクチャパラメータセット(PPS)を含むビットストリームを受信することと、デコーダによって、サブピクチャあたりの単一スライスのフラグが第1値又は第2値を有するかどうかを決定することであり、第1値は、PPSを参照する各サブピクチャが唯一の長方形スライスを含むことを指定し、第2値は、PPSを参照する各サブピクチャが1つ以上の長方形スライスを含む可能性があることを指定する、ことと、デコーダによって、サブピクチャあたりの単一スライスのフラグが第1値を有する場合には唯一の長方形スライスを、サブピクチャあたりの単一スライスのフラグが第2値を有する場合には1つ以上の長方形スライスを復号して、復号化ピクチャを取得することとを有する方法に関係がある。
【0005】
方法は、ピクチャの各サブピクチャが唯一の長方形スライスを含むかどうかを示すためにビットストリーム内のフラグを使用する技術を提供する。各サブピクチャが1つの長方形スライスしか含まないことをフラグが示す場合に、サブピクチャの数及びレイアウト(例えば、各サブピクチャの位置及びサイズ)を通知するシンタックス要素は、サブピクチャがスライスと同じであるので、ビットストリームから省略され得る。つまり、各サブピクチャが1つの長方形スライスしか含まないことをフラグが示す場合には、スライスについてのシンタックス要素のみがビットストリームに含まれさえすればよい。これは、ビットストリームで運ばれる情報の量を減らして、メモリ、プロセッサ、及びネットワーク資源の利用を低減しかつコーディング効率を高める。よって、ビデオコーディングにおけるコーダ/デコーダ(別名、「コーデック」)は、現在のコーデックに対して改善される。実際問題として、改善されたビデオコーディングプロセスは、ビデオが送信、受信、及び/又は表示される場合に、ユーザに、より良いユーザ経験を提供する。
【0006】
任意に、上記の態様のいずれかにおいて、態様の他の実施は、サブピクチャあたりの単一スライスのフラグがpps_single_slice_per_subpic_flagとして指定されることを提供する。
【0007】
任意に、上記の態様のいずれかにおいて、態様の他の実施は、第1値がイチ(1)であり、第2値がゼロ(0)であることを提供する。
【0008】
任意に、上記の態様のいずれかにおいて、態様の他の実施は、PPSが、ピクチャ内のスライス数のフラグを更に含み、ピクチャ内のスライス数のフラグの値に1をプラスしたものが、PPSを参照する各ピクチャ内のスライスの数を指定することを提供する。
【0009】
任意に、上記の態様のいずれかにおいて、態様の他の実施は、ピクチャ内のスライス数のフラグがpps_num_slices_in_pic_minus1として指定されることを提供する。
【0010】
任意に、上記の態様のいずれかにおいて、態様の他の実施は、各サブピクチャが、ピクチャ内の1つ以上のスライスの長方形領域を有することを提供する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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