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公開番号2025166008
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-05
出願番号2025127086,2023540457
出願日2025-07-30,2021-12-29
発明の名称通信方法及び装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 74/04 20090101AFI20251028BHJP(電気通信技術)
要約【課題】制限付きのターゲット休眠解除時間サービス期間(R-TWT SP)の中での通信の際に通信リソースを節約する通信方法及び装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【解決手段】方法は、第1の条件を満たす場合に、局(STA)が、制限付きのサービス期間が終了するということを決定するステップを含む。第1の条件は、制限付きのサービス期間が終了するということを示す第1のフレームを受信することと、あらかじめ設定されている時間期間の中で第2のフレームを受信しないことと、STAが属している基本サービスセットBSSであるローカルセルの中で非低遅延サービス通信のためのフレームを受信することとのうちの何れか1つ又は複数を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
通信方法であって、
制限付きのターゲット休眠解除時間サービス期間(R-TWT SP)が到来する前に、アクセスポイント(AP)によってTXOPを取得するステップを含み、
前記TXOPが、第1のサービスのデータフレームを伝送するのに使用される場合に、前記TXOPは、前記R-TWT SPが到来する前に終了しない、
方法。
続きを表示（約 850 文字）【請求項２】
前記第1のサービスは、低遅延サービスである、請求項1に記載の方法。
【請求項３】
前記第1のサービスは、あらかじめ設定されているトラフィック識別子を有するサービスである、請求項1に記載の方法。
【請求項４】
前記R-TWT SPは、時間期間であり、前記時間期間は、低遅延サービスのみを提供する、請求項1に記載の方法。
【請求項５】
通信装置であって、
処理ユニットを含み、前記処理ユニットは、
制限付きのターゲット休眠解除時間サービス期間(R-TWT SP)が到来する前に、TXOPを取得するように構成され、
前記TXOPが、第1のサービスのデータフレームを伝送するのに使用される場合に、前記TXOPは、前記R-TWT SPが到来する前に終了しない、通信装置。
【請求項６】
前記第1のサービスは、低遅延サービスである、請求項5に記載の通信装置。
【請求項７】
前記第1のサービスは、あらかじめ設定されているトラフィック識別子を有するサービスである、請求項5に記載の通信装置。
【請求項８】
前記R-TWT SPは、時間期間であり、前記時間期間は、低遅延サービスのみを提供する、請求項5に記載の通信装置。
【請求項９】
プロセッサを含む通信装置であって、
前記プロセッサは、請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の方法を実行するように構成される、通信装置。
【請求項１０】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、プログラム命令を格納し、前記プログラム命令がコンピュータによって実行されるときに、前記コンピュータが、請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の方法を実行することを可能とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
[関連出願への相互参照]
この出願は、2020年12月31日付で中国国家知的所有権管理局に出願された"通信方法及び装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体"と題する中国特許出願番号第202011635867.6号に基づく優先権を主張し、その内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示（約 1,900 文字）【０００２】
[技術分野]
この出願は、無線通信技術の分野に関し、特に、通信方法及び装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【背景技術】
【０００３】
ターゲット休眠解除時間(target wake time, TWT)は、Wi-Fi6が定義するエネルギー節約技術であり、局(station, STA)及びアクセスポイント(access point, AP)が、サービス期間(service period, SP)について合意し、そして、そのサービス時間の中でアクティブ状態を維持して通信を実行してもよく、それによって、局及びアクセスポイントは、そのサービス時間以外の時間の中で休眠状態を維持して、エネルギーを節約することが可能であるということを意味する。TWTは、サービス時間について合意する方法の違いに応じて、個々の(individual)TWT及びブロードキャスト(broadcast)TWTに分類されてもよい。
【０００４】
制限付きのTWT SP(restricted TWT, R-TWT)は、低遅延サービスのみを提供するのに使用され、この期間の中では、非低遅延サービスを通信することは不可能である。R-TWT SPの長さが、現在の低遅延サービスの実際の通信のために必要となる時間的な長さを超えるときに、現在の低遅延通信が終了した後のR-TWT SPは浪費される。結果として、通信リソースは浪費される。
【発明の概要】
【０００５】
この出願の複数の実施形態は、R-TWT SPの中での通信の際に通信リソースを節約するための通信方法及び装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【０００６】
第1の態様によれば、この出願のある1つの実施形態は、通信方法を提供する。その方法は、第1の条件を満たす場合に、STAが、制限付きのサービス期間が終了するということを決定するステップであって、前記第1の条件は、第1のフレームを受信することであって、前記第1のフレームは、前記制限付きのサービス期間が終了するということを示す、ことと、あらかじめ設定されている時間期間の中で第2のフレームを受信しないことと、及び、ローカルセルの中で非低遅延サービス通信のためのフレームを受信することであって、前記ローカルセルは、前記STAが属している基本サービスセット(basic service set, BSS)である、こと、のうちのいずれか1つ又は複数を含む、ステップを含む。
【０００７】
この出願によって提供される解決方法において、制限付きのサービス期間について、第1の条件を満たすときに、STAは、事前に制限付きのサービス期間を終了させてもよい。STAは、制限付きのサービス期間の中では低遅延サービスの通信のみを実行することが可能であるため、第1の条件のうちの1つ又は複数の条件を満たすときに、STAは、制限付きのサービス期間が終了するということを決定し、事前に制限付きのサービス期間を終了させる。このように、低遅延サービスを完了した後の残りの使用されていない制限付きのサービス時間の浪費を回避することが可能であり、それにより、通信リソースを節約する。
【０００８】
制限付きのサービス期間は、ある1つの時間期間であり、AP及びSTAは、この時間期間の中で低遅延サービスを提供するのに使用されるにすぎないということを理解することが可能である。選択的に、制限付きのサービス期間は、R-SP(restricted service period, R-SP)と称されてもよく、又は、制限付きのTWT SP(restricted TWT SP)と称されてもよい。制限付きのサービス期間は、代替的に、他の名称を有してもよいということを理解することが可能である。このことは、この出願のこの実施形態においては限定されない。
【０００９】
第1の態様に関して、ある1つの可能な実装において、前記第1のフレームは、超高スループット(extremely high throughput, EHT)アクションフレームであり、前記EHTアクションフレームの中のEHTアクションフィールドは、前記制限付きのサービス期間が終了するということを示す。
【００１０】
この出願によって提供される解決方法において、第1のフレームは、EHTアクションフレームであってもよく、CF-endフレームであってもよく、又は、他のフレームであってもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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