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公開番号
2025161827
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2025127642,2024062618
出願日
2025-07-30,2020-07-03
発明の名称
通信方法および装置
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
72/1263 20230101AFI20251017BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】チャネル競合におけるSLエンティティの公平性を保証する。
【解決手段】通信方法はMLエンティティに適用され、MLエンティティはプライマリリンクと少なくとも1つの非プライマリリンクとをサポートし、バックオフカウンタはプライマリリンクに配置され、バックオフカウンタは非プライマリリンクに配置されない。通信方法は、MLエンティティが、プライマリリンクのバックオフカウンタに基づいてプライマリリンクのバックオフ手順を実行するステップと;バックオフカウンタのカウント値が0の場合、K個の第1のリンクの各第1のリンクでMLエンティティが第1のPPDUを送信するステップであって、K個の第1のリンクはプライマリリンク及びK-1個の第1の非プライマリリンクを含み、第1の非プライマリリンクはバックオフカウンタのカウント値が0に減少する時点の前の第1のフレーム間スペースにおいてアイドル状態にあるステップと、を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
通信方法であって、前記方法がマルチリンクMLエンティティに適用され、前記MLエンティティはプライマリリンクおよび少なくとも1つの非プライマリリンクをサポートし、バックオフカウンタが前記プライマリリンクに配置され、バックオフカウンタが前記非プライマリリンクに配置されず、前記方法は、
前記MLエンティティによって、前記バックオフカウンタに基づいて前記プライマリリンクのバックオフ手順を実行するステップと、
前記バックオフカウンタのカウント値が0に減少したときに、前記MLエンティティによって、K個の第1のリンクの各第1のリンクで第1の物理層プロトコルデータユニットPPDUを送信するステップであって、前記K個の第1のリンクは、前記プライマリリンクおよびK-1個の第1の非プライマリリンクを含み、前記第1の非プライマリリンクは、前記バックオフカウンタの前記カウント値が0に減少した時点より前の第1のフレーム間スペースにおいてアイドル状態にあり、Kは正の整数である、ステップと
を含む、通信方法。
続きを表示(約 3,000 文字)
【請求項2】
前記第1のPPDUが第1のタイプの媒体アクセス制御MACフレームを含み、前記第1のタイプのMACフレームは応答を必要としない、請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
前記第1のPPDUが第2のタイプの媒体アクセス制御MACフレームを含み、前記第2のタイプのMACフレームは応答を必要とし、
前記方法は、
前記MLエンティティによって、1つまたは複数の第1のリンクで、前記第2のタイプのMACフレームに対する応答フレームを受信するステップ、および
前記1つまたは複数の第1のリンクが前記プライマリリンクを含まない場合、前記MLエンティティによって、送信機会TXOPの確立が失敗したと判定するステップ、または
前記1つまたは複数の第1のリンクが前記プライマリリンクを含む場合、前記MLエンティティによって、TXOPの確立が成功したと判定するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の通信方法。
【請求項4】
前記方法が、
前記MLエンティティによって、前記送信機会TXOPに対応するN個の第2のリンクを決定するステップであって、前記N個の第2のリンクは前記プライマリリンクおよびN-1個の第2の非プライマリリンクを含み、前記第2の非プライマリリンクはプリセット条件を満たす第1の非プライマリリンクであり、前記プリセット条件は、前記第1の非プライマリリンクで、前記MLエンティティが前記第1のタイプのMACフレームを含む前記第1のPPDUを送信するか、または前記第1の非プライマリリンクで、前記MLエンティティが前記第2のタイプのMACフレームを含む前記第1のPPDUを送信し、前記第2のタイプのMACフレームに対する前記応答フレームを受信すること、を含む、ステップと、
前記MLエンティティによって、前記N個の第2のリンクの各第2のリンクで第2のPPDUを送信するステップと
をさらに含む、請求項2または3に記載の通信方法。
【請求項5】
前記方法が、
1つまたは複数の第2の非プライマリリンクで前記第2のPPDUの送信が失敗した場合、前記MLエンティティによって、前記第2のPPDUの前記送信が失敗した第2のリンクでの前記第2のPPDUの送信を停止し、TXOPが終了するまで、前記第2のPPDUの前記送信が成功した第2のリンクで前記第2のPPDUを送信し続けるステップ
をさらに含む、請求項4に記載の通信方法。
【請求項6】
前記方法が、
1つまたは複数の第2のリンクで前記第2のPPDUの送信が失敗した場合、前記MLエンティティによって、前記N個の第2のリンクでの前記第2のPPDUの送信を停止するステップと、
前記MLエンティティによって、前記プライマリリンクの前記アイドル期間が前記第1のフレーム間スペースに達するのを待つステップと、
前記プライマリリンクの前記アイドル期間が前記第1のフレーム間スペースに達した後、前記MLエンティティによって、P個の第3のリンクの各第3のリンクで前記第2のPPDUを送信するステップであって、前記P個の第3のリンクは、前記プライマリリンクおよびP-1個の第3の非プライマリリンクを含み、前記第3の非プライマリリンクは、第1の時点より前に前記第1のフレーム間スペースにおいて前記アイドル状態にある第2の非プライマリリンクであり、前記第1の時点は、前記プライマリリンクの前記アイドル期間が前記第1のフレーム間スペースに達した時点であり、PはN以下の正の整数である、ステップと
をさらに含む、請求項4に記載の通信方法。
【請求項7】
前記方法が、
1つまたは複数の第2のリンクで前記第2のPPDUの送信が失敗した場合、前記MLエンティティによって、前記N個の第2のリンクでの前記第2のPPDUの送信を停止するステップと、
前記MLエンティティによって、前記プライマリリンクに対して前記バックオフ手順を実行するステップと、
前記プライマリリンクの前記バックオフ手順が終了した後、前記MLエンティティによって、P個の第3のリンクの各第3のリンクで前記第2のPPDUを送信するステップであって、前記P個の第3のリンクは前記プライマリリンクおよびP-1個の第3の非プライマリリンクを含み、前記第3の非プライマリリンクは、前記プライマリリンクの前記バックオフ手順の終了時点の前に前記第1のフレーム間スペースにおいて前記アイドル状態にある第2の非プライマリリンクであり、PはN以下の正の整数である、ステップと
をさらに含む、請求項4に記載の通信方法。
【請求項8】
通信方法であって、前記方法はマルチリンクMLエンティティに適用され、前記MLエンティティはK個の第1のリンクをサポートし、前記方法は、
前記MLエンティティによって、前記K個の第1のリンクの各第1のリンクでバックオフ手順を実行するステップであって、Kは2以上の正の整数である、ステップと、
ターゲットリンクのバックオフ手順が終了すると、前記MLエンティティによって、N個の第2のリンクの各第2のリンクで第1の物理層プロトコルデータユニットPPDUを送信するステップであって、前記第2のリンクは、前記ターゲットリンクの前記バックオフ手順の終了時点より前の第1のフレーム間スペースにおいてアイドル状態にある第1のリンクであり、前記ターゲットリンクは、バックオフ手順が前記K個の第1のリンクのうちの最初に終了する第1のリンクであり、NはK以下の正の整数である、ステップと、
1つまたは複数の第2のリンクで前記第1のPPDUの送信が失敗した場合、プリセット期間内に前記MLエンティティによって、前記第1のPPDUの送信が失敗した前記第2のリンクでの第2のPPDUの送信をスキップするステップ;または、プリセット期間内に前記MLエンティティによって、前記N個の第2のリンクでの第2のPPDUの送信をスキップするステップと
を含む、通信方法。
【請求項9】
通信方法であって、前記方法がマルチリンクMLエンティティに適用され、前記MLエンティティがK個の第1のリンクをサポートし、前記方法は、
前記MLエンティティによって、前記K個の第1のリンクの各第1のリンクでバックオフ手順を実行するステップであって、Kは2以上の正の整数である、ステップと、
前記MLエンティティによって、N個の第2のリンクの各第2のリンクで第1の物理層プロトコルデータユニットPPDUを送信するステップであって、前記第2のリンクは、バックオフ手順が終了しており、第1の時点の前の第1のフレーム間スペースにおいてアイドル状態にある第1のリンクであり、NはM以下の正の整数である、ステップと
をさらに含む、通信方法。
【請求項10】
前記第1の時点が、ターゲットリンクのバックオフ手順の終了時点であり、前記ターゲットリンクは、バックオフ手順が前記N個の第2のリンクのうちの最後に終了する第2のリンクである、請求項9に記載の通信方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み入れられる、2019年7月5日付で中国国家知識産権局に出願された、「通信方法および装置」という名称の中国特許出願第201910606607.7号の優先権を主張するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【0002】
本出願は、通信技術の分野に関し、詳細には、通信方法および装置に関する。
【背景技術】
【0003】
極めて高いスループットという技術目標を達成するために、電気電子学会(institute of electrical and electronics engineers、IEEE)802.11beの規格は、その主要な技術の1つとしてマルチリンク(multi-link、ML)を含む。ML技術をサポートするMLエンティティは、複数の周波数帯域にわたって送受信する能力を有するので、MLエンティティは、より大きな帯域幅を使用してデータ送信を実行することができる。これにより、スループットレートが大幅に向上する。MLエンティティが周波数帯域を介してデータ送信を実行する空間パスは、リンクと呼ばれる場合がある。
【0004】
現在、MLエンティティによってサポートされる複数のリンクのうちの任意のリンクについて、MLエンティティは、リンク上に2つのチャネルアクセス方式を有することができる。方式1:リンクのバックオフカウンタのカウント値が0に減少すると、MLエンティティは、リンクに対してチャネルアクセスを実行することができる。方式2:別のリンクのバックオフカウンタが0に減少すると、リンクが前のPIFSにおいてアイドル状態にある場合、MLエンティティは、リンクに対してチャネルアクセスを実行することができる。
【0005】
単一リンク(single link、SL)エンティティは、1つのリンクでのみデータ送信をサポートするので、SLエンティティによってサポートされるリンクのバックオフカウンタのカウント値が0に減少した場合にのみ、SLエンティティは、リンクでチャネルアクセスを実行することができる。
【0006】
したがって、1つのリンクについて、MLエンティティが競合を通じてチャネルを取得する可能性は、SLエンティティが競合を通じてチャネルを取得する可能性よりも大きい。言い換えれば、MLエンティティとSLエンティティの両方がWLANに配置される場合、SLエンティティはチャネル競合において不利である。これは、SLエンティティの適切な通信に影響を及ぼす。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本出願は、チャネル競合におけるSLエンティティの公平性を保証するために、通信方法および装置を提供する。
【0008】
第1の態様によれば、通信方法が提供される。この方法はMLエンティティに適用され、MLエンティティはプライマリリンクおよび少なくとも1つの非プライマリリンクをサポートし、バックオフカウンタはプライマリリンクに配置され、バックオフカウンタは非プライマリリンクに配置されない。本方法は、MLエンティティが、バックオフカウンタに基づいてプライマリリンクのバックオフ手順を実行するステップと;バックオフカウンタのカウント値が0に減少すると、MLエンティティが、K個の第1のリンクの各第1のリンクで第1の物理層プロトコルデータユニット(physical layer protocol data unit、PPDU)を送信するステップであって、K個の第1のリンクは、プライマリリンクおよびK-1個の第1の非プライマリリンクを含み、第1の非プライマリリンクは、バックオフカウンタのカウント値が0に減少する時点の前の第1のフレーム間スペースにおいてアイドル状態にあり、Kは正の整数である、ステップと、を含む。
【0009】
上記の技術的解決策によれば、MLエンティティはプライマリリンクにのみバックオフカウンタを設定するので、チャネルアクセスを実行するとき、MLエンティティはプライマリリンクにのみバックオフ手順を実行する。このように、MLエンティティは、プライマリリンクのバックオフ手順が終了する前に、競合によってチャネルを取得することができない。これにより、MLエンティティによってプライマリリンク上の競合を通じてチャネルを取得する確率が、SLエンティティによってSLエンティティのサポートされるリンク上の競合を通じてチャネルを取得する確率に等しくなることが保証される。したがって、本出願で提供される技術的解決策は、チャネル競合におけるSLエンティティの公平性を保証することができ、したがって、SLエンティティの適切な通信を保証する。
【0010】
加えて、上記の技術的解決策によれば、SLエンティティのサポートされるリンクとMLエンティティのプライマリリンクとが同じリンクである場合、SLエンティティとMLエンティティとは同じリンクでチャネル競合を実際に実行する。このようにして、MLエンティティがプライマリリンクでの競合を通じてチャネルを正常に取得した場合、SLエンティティはプライマリリンクでPPDUを送信しない。これにより、複数のリンクでMLエンティティによって実行される受信および送信の同期が保証される。例えば、リンク#1がプライマリリンクとして使用される。リンク#1上のML APエンティティのバックオフカウンタのカウント値が0である場合、ML APエンティティは、リンク#1およびリンク#2でPPDUを送信する。SLエンティティは、リンク#1上のML APエンティティにPPDUを送信しない。したがって、ML APエンティティは、信号を同期して受信するか、またはリンク#1およびリンク#2で信号を同期して送信することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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